医学部の受験だけに限ったことではありませんが、試験勉強を進めている人たちにとって大切なのが、自分に見合った受験勉強の方法を見つけることです。
そんな受験勉強の方法には、自宅でもできる個人学習のほかにも、予備校や塾といった教育施設を利用するものがあげられますが、最近では受験勉強アプリを用いた方法も普及してきました。
そこで今回の記事では、受験勉強アプリの種類や、利用するにあたってのメリットやデメリットなど色々な情報をまとめました。
そもそも受験勉強アプリとは?
受験勉強アプリとは、スマホなどを使用して勉強に生かせるアプリを総称したものを言います。
このような受験勉強アプリを用いた学習は、俗に「スマ勉」などとも呼ばれ、IT時代ならではの学習方法として大きな注目を集めています。
似たような形態の学習方法には通信型教育があげられますが、受験勉強アプリの方が自らのペースで学習が進められることから、人気が上昇中です。
また、通信型教育では教材などが送付されているのを待つ必要があるため、最新の受験学習に追いつかないことがしばしば見られることもあり、そのことが受験勉強アプリの人気に拍車をかけている要因の一つとなっています。
受験勉強アプリは大きく3タイプにわけられる
先ほど概要を説明した受験勉強アプリですが、実を言うと、このアプリは大きく分けて3種類にわけられます。
ここでは、受験勉強アプリそれぞれの種類について解説していきましょう。
学習系アプリ
最初に解説するのは、学習系の受験勉強アプリです。
学習系の受験勉強アプリは、最もオーソドックスなタイプの受験勉強アプリで、多くの受験生からも支持されています。
こちらの受験勉強アプリの主な機能としてあげられるのは、自分で書いたノートを誰かと共有したり、問題を出し合ったりできるといったものがあげられます。
このノートの共有機能は、よりよい「まとめノート」の作成に活かせる点で大変人気です。
また、問題を出し合ったりするタイプの受験勉強アプリでは、クイズ感覚で誰かと問題を共有できるため、楽しみながら学習を進められます。
タスク管理系アプリ
次に解説するのは、タスク管理系の受験勉強アプリです。
こちらの種類の受験勉強アプリでは、学習の進み具合をグラフや表を用いて可視化できるため、モチベーションの維持に非常に役立ちます。
また、勉強中、どうしてもスマートフォンに手を伸ばしてサボりがちになってしまうといった人には、「スマホ断ち」をサポートしてくれるタイプの受験勉強アプリもあります。
スマホ断ちを支援してくれるタイプの受験勉強アプリでは、スマホを手放している時間の分だけ、何らかのご褒美を手に入れられるのが特徴です。
たとえば、スマホ断ちをしている時間に比例して、アプリ内で飼育している植物や動物が大きく育つといったものがあります。
スマホ断ちを頑張れば頑張った分だけ楽しみが増えることから、学習に集中できるとあって、この種類の受験勉強アプリも熱い視線を集めています。
時事ニュース収集系アプリ
最後に解説するのは、時事ニュースなどの収集に役立つ受験勉強アプリです。
大学受験では学力試験のほかにも、面接試験や小論文試験が課されますが、そういった試験の対策をするためには、時事ニュースもチェックしておく必要があります。
しかし、多くの受験生は学習を優先しがちになってしまいますから、どうしても新聞やテレビのニュースに触れる機会が少なくなってしまいます。
そういった状況を改善するためのアプリとして、ニュースを集めるのに重宝する受験勉強アプリは大変便利です。
短時間で濃密な情報が得られますから、いつも時間に追われている受験生にはもってこいの受験勉強アプリと言えるでしょう。
受験勉強アプリのメリット
次に、受験勉強アプリのメリットについても見ていきます。
地方にいながら良質な授業が受けられる
これは一般論ですが、地方と比較すると都市部の方が優秀な講師の人数は多くなります。
なぜなら、都市部の方が講師の絶対数が多いため、優れた講師の数も、それにともなって大勢になるからです。
もちろん地方であっても優秀な講師はいますが、上記のとおり、一般的な見方から分析すると、都市部の方が優れた講師に巡り会える確率は高くなります。
しかし、受験勉強アプリは、その性質上、地方でも都市部でも場所を選ばずに優秀な講師から、きちんとした授業が受けられます。
まさに、インターネットを活用したリモート授業のなせる技ですが、このように地域によらず全国どこにいても学習ができることは、受験勉強アプリならではのメリットです。
コストが低く抑えられる
受験勉強アプリには、コストを抑えられるといったメリットもあります。
一般的な受験勉強アプリは、月額1,000円から数千円程度ではじめられますから、それこそお小遣い程度の金額で学習をスタートできます。
保護者側としても、いきなり高額な授業料を支払う必要もないため、あまり迷うことなく、すぐにお金を出してあげられるはずです。
空き時間をフル活用できる
上でも述べましたが、受験勉強アプリは通信型教育と違い、自分の好きなペースで学習を進められます。
そのため、空き時間のフル活用につながり一日の学習時間を、しっかり確保することが可能です。
こちらのメリットもまた、スマホの利点を最大限生かした、受験勉強アプリの強みと言えるでしょう。
受験勉強アプリのデメリット
たくさんのメリットを持つ受験勉強アプリですが、残念ながらデメリットも持ち合わせています。
受験勉強アプリの利用を検討中の人は、デメリットについてもしっかり押さえておきたいところでしょう。
そこで、こちらの項では受験勉強アプリの持つデメリットについてまとめました。
SNSやゲームなどの誘惑がある
最初に解説する受験勉強アプリのデメリットは、SNSやゲームなどの誘惑にまつわるものです。
これは、スマホ断ち系の受験勉強アプリには関係のないデメリットかも知れませんが、学習系や時事ニュース収集系の受験勉強アプリを使用する場合は、この限りではありません。
とくに、時事ニュースを収集するタイプの受験勉強アプリでは、SNSを通じた面白ニュースや、ゲーム系のニュースなど、受験勉強とはまるで関係のないニュースも目に飛び込んでくる可能性があります。
受験勉強アプリを活用する場合、このようなSNS、ゲームに関する誘惑が付きまとう点が大きなデメリットです。
データ通信料の負担
当然の話しですが、動画をダウンロードする授業などはデータ通信料がかかります。
Wi-Fi環境が整っている環境で受験勉強アプリを使用するのであれば問題ありませんが、アプリの利用者全員がそうとは限りません。
また、外出先などの使用では、バッテリーの消費にも気を配る必要があるでしょう。
さらに細かい点まで言及すれば、OSのアップデートなどで受験勉強アプリが使用できなくなるトラブルの可能性も、否定できません。
このように、受験勉強アプリを活用する際には、データ通信料の負担など、ネット利用に起因するデメリットにも対処する必要があります。
脳への刺激で安眠を阻害
受験勉強アプリは大変便利ですが、スマホから発せられる光刺激は、脳へダイレクトに刺激を与えるため注意が必要です。
とくに暗所でスマホを使用すると瞳孔が大きく開くため、なおさら光を取り込み、さらなる刺激が脳へと伝わります。
そういった状態が続くと脳が興奮してしまい、その結果、交感神経が無駄に刺激され安眠を阻害してしまいます。
睡眠が満足に得られないと、学習効率が格段に下がってしまいますから本末転倒と言えるでしょう。
質問の機会が限られる
最後に解説する受験勉強アプリのデメリットは、質問の機会が限られるといったものです。
受験勉強アプリは、性質上、一方通行の授業になるため質問の機会が限定的になってしまいます。
そのため、授業中に疑問点が浮かびあがったとしても質問の機会が得られないまま、授業が進んでいってしまいます。
もちろん、授業外にチャットで質問を受付けてくれる受験勉強アプリもありますが、多くの受験生がアクセスしている場合、いつ返事が戻ってくるかわからないこともあるため、過信できません。
わからない事柄を放置してしまう事態は、勉強を進めていくうえで致命的な状況とも言えますので、このデメリットは受験勉強アプリが持つ短所の中でも、大変深刻なものと言えるでしょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
受験勉強アプリには、空き時間をフル活用できることや、地方にいながら学習を進められることなど様々なメリットがあります。
その一方で、複数のデメリットもあるため利用にあたっては、慎重に検討をするべきでしょう。
とくに、質問の機会が限られてしまうことは、上でもお伝えしたとおり、受験生にとっては致命的です。
なぜなら、わからないことを放置したまま、次の単元に進んでも満足な理解が得られず、良質な学習につながらないからです。
このことから、受験生の方の中には、予備校を利用して実際の授業を受けてみたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。
そういった方々のニーズにお応えできるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は一流の講師陣による生の授業や、疑問点をすぐに解決できる環境を武器に、これまでにも数多くの受験生を医学部へ送り出してきた予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の指導体制について紹介していきましょう。
生の授業だから体験できる一流講師による「本物」の受験勉強
受験勉強アプリの中には、有名講師や名物講師と呼ばれる方の授業が受けられるものも少なくありません。
そういった優れた講師から、スマホ一台で手ほどきを受けられるのは、受験勉強アプリの持つ大きな利便性の一つです。
しかし、そうは言っても動画を見ながらの授業は受け身になりがちですし、緊張感も低下してしまいますから、勉強に没入する感覚はなかなか得られません。
その点、京都医塾の授業では一流講師による生の授業を実践し、授業への集中力を徹底的に高める学習指導を行っています。
たとえば、当塾では受験生一人ひとりの学習の進捗状況や、考え方のクセをしっかり分析し、それらに合わせて柔軟に指導方針をチェンジして勉強を進めていきます。
こういった臨機応変の対応は、いかに優秀な受験勉強アプリでも難しいはずです。
このように京都医塾へおいでいただければ、一流講師の生の授業による「本物」の学習体験が得られますので、あなたの学力もグングン伸長し、医学部合格へ最短距離で突き進むことができるでしょう。
疑問点を最速で解消できる環境
受験勉強アプリの弱点の一つに、質問の機会が限定的であることは、先ほど述べたとおりです。
たしかに、それぞれの受験勉強アプリでも、工夫を凝らして質問の機会を設けていますが、小数の講師で多数の受験生を相手にするタイプの指導方法では、素早い対応は難しいと言えるでしょう。
反面、京都医塾では講師が施設に常駐し、いつでも質問を受けつけられる環境を構築しています。
講師の人数も70名以上を確保しており、お預かりしている受験生の数と比較しても十分な人数となっていますから、質問までの待ち時間についても心配いりません。
わからない箇所を野放しにせず、最速で解消できる環境をご用意しておりますので、安心して当塾をお選びください。
受験勉強アプリでは得られないメンタル支援
多くの受験生は入試にいたるまでの間、何らかの形で不安を覚えたり、挫折感を覚えたりするなど、様々なネガティブな感情を抱いてしまいます。
模試での思わしくない結果や家族、友人からのプレッシャーなど人によって理由は異なりますが、これらの負の感情と上手に付き合っていかっていかなければならないのが、受験勉強を取り巻いている現状です。
ところが受験勉強アプリでは、サービスの性質上、メンタル面のケアを十分にしてもらえません。
精神的なケアというものは、人と人が向き合うことで初めて実現するものですから、スマートフォンやパソコンでの受動学習では限界があります。
そこで京都医塾では、受験勉強アプリにはできないサービスとして、専門のカウンセラーによるメンタル支援を実施しています。
上級心理カウンセラーやJADP認定メンタル心理カウンセラー®などの有資格者を配置し相談業務にあたっていますので、受験にまつわる不安や挫折感などの心配はいりません。
まとめ
インターネットの力をフル活用した学習形態として、昨今、話題となっている受験勉強アプリ。
そんな受験勉強アプリには、空き時間をフル活用できるメリットや、地方にいながら学習を進められるといった数々のメリットがあります。
その一方で、多くのデメリットもあわせ持っているため、利用にあたっては慎重に検討をする必要があります。
とくに、質問の機会が限られてしまうことは、受験生にとっては致命的と言えるでしょう。
なぜなら、わからないことを放置したまま、次の単元に進んでも満足な理解が得られず、良質な学習につながらないからです。
このことから、受験生の方の中には、優秀な予備校を利用して生の授業を受けてみたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。
そういった受験生のニーズにお応えできるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は一流の講師陣による生の授業や、疑問点をすぐに解決できる環境を武器に、これまでにも数多くの受験生を医学部へ送り出してきた予備校です。
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