私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「東京医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“東京医科大学医学部”の受験を考えている方
・“東京医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
東京医科大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
全体として東京医科大学の英語は「得点が伸びにくい」と言えます。他の大学ではあまり見かけない形式の問題が多く出題されていることは間違いありませんので、過去問を2017年度くらいまでは遡って解き、「東京医科大学的な問題」に十分慣れておく必要があるでしょう。また、本番で「できた」という感触が得にくい問題でもあるので、仮に「うまくいかなかった」と感じても落ち込みすぎないようにしたいものです。
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数学
全体としてやや易~標準レベルの問題が多いですが、前半にやや解答しづらい問題が集まっています。少し考えてすぐに道筋が見えなかった場合は、いったん保留して次の問題に進んだ方がよいでしょう。制限時間に対して問題分量がやや多めで、全問マークシート方式のため、スピーディで正確な計算処理が求められます。
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化学
全体的に基礎・標準レベルの問題であり、例年に比べると易しく、問題量や計算量も減少した。しかし、全分野の幅広い知識が要求されるので、教科書の知識をしっかり身に付けておく必要があります。また、文章の長い問題や選択肢の多い設問があるので、時間を掛け過ぎないように注意する必要があります。時間のかかりそうな問題は飛ばし、確実に得点できる問題から取り掛かるようにしましょう。
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生物
近日公開予定
物理
例年、難易度は基本~標準であり、計算量はそれなりにあるものの、1つ1つの設問自体は難しくありません。一方で、2021年度以前は、すべて文字式ではなく数値での答えが要求されていたため、他大学とは大きく異なる形式でした。しかし、2022年度は文字式での理論導出が主体となり、他大学に合わせたオーソドックスな出題へと変更されています。以前の出題こそが入試物理においては例外的であったため、この傾向は今後も続くものと考えられる。結果的に、典型的かつ基本的な問題を短時間に解き進める試験となったため、難問に取り組むよりも、時間制限を意識した標準レベルまでの演習を繰り返すことが効果的です。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。