物事を成功へ導くためにとても重要となるのが、事前準備です。
企業の巨大プロジェクトのような壮大なものから、今日の晩ご飯など日常的なものまで、どんなことでもまずは準備が必要ですし、これをおろそかにしてしまっては成功の確率は大きく下がってしまうでしょう。
そこで今回の記事では、医学部受験を考えている人たちへ向けて、どういった準備が必要なのかについて詳しく解説していきましょう。
目次
医学部の受験では準備が明暗をわける
先ほども軽く触れましたが、物事を成功へ導き成果を出すためには準備が必要不可欠です。
これは受験でも同様で、しっかり準備をしておかないと試験の直前になってから、「あれをしておけばよかった、これもしておけばよかった」といった具合に慌てる要因になってしまい、引いては最悪の結果を招いてしまいます。
とくに、医学部のような難関学部の受験では、準備をどれだけ大切にしてきたかが明暗を分ける結果へとつながります。
「きっとどうにかなるよ」という楽観視した考えは一旦捨てて、むしろ少し悲観的にとらえるくらいの気持ちで、きちんと事前の準備を進めていきましょう。
【受験の準備の心得その1】志望先の医学部を決める
さて、ここからは本記事の中核となる、受験における準備の心得について順を追って解説していきます。
まずは、こちらの項では「受験の準備の心得その1」と題して、志望先の医学部の決め方をレクチャーしていきます。
ネームバリューだけで決定しない
みなさんは、志望先の医学部を決定する際、どういった基準を用いているでしょうか。
人によって様々な基準を設けて志望先を選択するはずですが、受験の準備でやってはいけないのが、医学部のネームバリューだけを見て判断することです。
たしかに、全国に名をとどろかせている名門医学部であれば聞こえもよく、受験生本人だけでなく周囲の人からも魅力的に映ります。
しかし、ネームバリューだけを基準にして志望先の医学部を決めてしまうと、後悔の原因ともなってしまいます。
なぜなら、その医学部に進学できたからといって、本当に自分が学びたいことが学べるとは限らないからです。
これは、一流企業に入社できたとしても、必ずしも自分がやりたい仕事ができるとは限らないのと一緒と言えるでしょう。
大切なことは「どれだけ有名な医学部に入るか」ではなく、ご自身が学びたいことが、きちんと学べる医学部かどうかです。
志望先の医学部を決定する際は、このことを念頭に置いて、どこの医学部が自分に適しているか判断してください。
【受験の準備の心得その2】学習戦略は綿密に
続いて、解説するのは学習戦略に関する事柄です。
医学部の受験において学習戦略がとても重要であることは、今さら言うまでもないでしょう。
国内の数ある学部の中でも屈指の難関学部へチャレンジするわけですから、綿密な学習戦略が必要とされます。
どれくらいの学習量が必要なのか、どんな方法で入学できるのかなどを下調べしたうえで、年間の学習スケジュールを立てて準備を進めていかなければなりません。
また、志望先の医学部が共通テストの配点よりも二次試験の配点を高くしている場合などは、二次試験に特化した学習戦略を練るなどの工夫も必要です。
さらに受験生であれば、ほとんどの人が模試を受けるはずですが、この模試のフィードバックは積極的に行ってください。
なぜなら、模試における設問は、受験で合格するための問題の宝庫だからです。
模試の結果が返ってきたら、自分にはどの分野の知識が足りていないか、今回は時間配分にミスはなかったかなど、できるだけ多角的に分析して、その後の学習戦略に生かしましょう。
【受験の準備の心得その3】学習期間のNGな行動
次に、受験の準備を進めるうえでのポイントとして、学習期間にやってはいけない行動を解説していきます。
基礎の詰め込みを甘くみる
「詰め込み教育」というとネガティブなイメージを持つ人もいるかと思います。
実際に、日本では行き過ぎた詰め込み教育よりも、ゆとりをもたせた教育を子どもたちに施そうという方針を打ち出していますので、一理あるイメージなのかも知れません。
しかし、医学部の受験では話しが変わってきます。
1点、2点の差で合否が別れる医学部受験では基礎固めを徹底的にしておかないと、本番で泣きを見る結果へとなりかねません。
そして、そもそも、基礎ができない場合、応用問題へ進むことができませんので、学習に遅れが出てしまい、受験の準備がまるで進まないといった事態になってしまいます。
加えて、模試などで間違った箇所の解説を読んでも基礎が固まっていないと、解説すらわからないことも想定されます。
インプットだけで学習を終えてしまう
受験勉強でおちいりがちなのが、インプットだけで学習を終えてしまうケースです。
「一度学習したからいいや」と考え次の単元に進んでみたものの、インプットしたはずの学習内容が記憶から抜け落ちていて、理解が深まらないといったケースは珍しくありません。
これは、ひとえに脳の性質によるものです。
人間の脳は生き延びるために必要なこと、たとえば「身の危険を感じた経験」などは瞬時に記憶し、一生忘れないよう強力にインプットします。
これは、人類が、獣がはびこる原始の時代を生き抜いてきた過程で勝ち得た本能です。
一方で、英単語のつづりや数式などは、「生き延びる」といった観点から見てみると優先順位が低く、脳はなかなか覚えようとしません。
そのため、インプットだけの受験勉強だけで終わらせるのではなく、何度も復習をして、脳に覚えさせていく作業が必要となるのです。
受験勉強を進める際は、インプットと復習作業をセットで実行して学力を養い、着実に試験本番へ向けての準備を進めていきましょう。
ついつい睡眠時間を削る
受験生の方々の中には、勉強を進めていくうえで、ついつい睡眠時間を削ってしまう人も少なくないのではないでしょうか。
医学部の受験では相当な学習量が必要ですから、睡眠時間を削ってまで勉強をしたくなる気持ちになるのも無理はありません。
しかし、睡眠時間を削ってまでの受験勉強は、百害あって一利なしです。
なぜなら、勉強で得た内容は睡眠中に整理され、脳に定着することが科学的に証明されているからです。
たとえば、カリフォルニア大学バークレー校が行った実験では、徹夜をした場合の学習パフォーマンスが、そうでない場合よりも40%も低下することがわかっています。
このことから、いくら睡眠時間を削って受験勉強を頑張ったとしても、ご自身が思っているとおりの成果は得られません。
受験の準備を進める段階においては、十分な睡眠をとりながら良質な学習をするよう心がけましょう。
【受験の準備の心得その4】受験前後には便利アイテムを用意
受験の準備として大切なのは、学習面に関するものだけではありません。
受験に役立つアイテムを用意して、試験当日に備えるのも立派な受験の準備と言えます。
そこで、こちらの項では、受験の準備において用意しておくと便利なアイテムを2点紹介しておきましょう。
抗菌グッズ
医学部受験生の中には、併願受験を考えている人も少なくありません。
国公立大学医学部は受験の機会が限られていますが、私立大学医学部の場合はスケジュール次第でたくさんの医学部を受験できますから、そのように考える人が多くとも自然な成り行きと言えるでしょう。
そこで準備しておきたいのが、抗菌グッズです。
併願受験をするケースでは、当然のことながら複数の試験会場で受験することになります。
その場合、ある医学部の受験のあとに何らかの感染症にかかってしまうと、その後の受験に大きな影響が出てしまいます。
そういった事態を避けるためにも、事前に抗菌グッズを準備しておき、試験会場の机を消毒して、ウィルス対策をするなどの努力が必要です。
現金
電子化が進む昨今の社会では、現金の代わりに電子決済を利用する人が多くなりました。
駅の改札、コンビニ、自販機、レストラン。
今や電子決済ができないサービスを探す方が難しいと言っても、過言ではないでしょう。
しかし、試験会場の大学の生協なども電子決済に対応しているとは限りません。
そのため、万が一のときのためにも、現金も準備しておくことをおすすめします。
事前に現金の準備をしておけば、電子決済に対応していない大学でも飲み物や昼食などの手配に困ることもないでしょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
受験の準備を進めていくうえでは、志望先の決め方を見直したり、綿密な受験戦略を立てたりと色々なことをこなしていく必要があります。
これらの準備を終わらせるためには、膨大な量の時間や作業量が必要ですから、個人で進めていくのは、困難を極めます。
このことから、受験生の方々の中には、学習支援をはじめとする様々なサポートをしてくれる予備校を探している方も、多いのではないでしょうか。
そういった人におすすなのが、医学部専門予備校 「京都医塾」です。
京都医塾は、総合的な学習支援を強みに、医学部受験に必要なあらゆる準備をバックアップしている予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾のサポート内容について紹介していきましょう。
総合的な学習支援で受験の準備を完全サポート
京都医塾では、多種多様な支援で受験の準備をサポートしています。
たとえば、当塾で行っている講師陣のチーム制による学習指導などが、その典型例です。
京都医塾の指導体制のもとでは、講師たちが13名でチームを結成し、受験生一人ひとりの学力や個性に合わせて的確な授業を行っています。
そして、その授業で使われるのは、私たちが独自のメソッドで生み出したオリジナルのカリキュラムです。
このカリキュラムは、「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれるもので、受験生の方が入塾した際の実力テストの成績などをもとにして作成される、ご本人専用のカリキュラムです。
この専用カリキュラムと講師陣のチームによる指導を行うことで、徹底的な学力の向上を図り、受験の準備を着実に、そして確実に進めていきます。
あなただけの学習ブースを完備
受験の準備を進めていくためにはインプットだけでは足りないということは、前述したとおりです。
インプットだけに頼った学習だけでは、学んだことが脳に定着されず、いつまで
経っても受験の準備が進みません。
そこで京都医塾では、復習に最適な個人専用の学習ブースも完備して、受験生の方々の支援にあたっています。
こちらのブースは施設の開放時間であればいつでも自習に使えるようになっておりますので、空いた時間をすぐに復習に充てることができます。
また、授業で使わない教材を置いておくこともできますから、移動にともなう負担も軽減され、そういった意味でも受験の準備を円滑に進めることが可能です。
校舎から徒歩5分の学寮
京都医塾では、遠方からいらっしゃる受験生の方々へ向けて、校舎から徒歩5分の位置に学寮も完備しています。
こちらの学寮には、生活をしていくうえで必要な家具や家電などはひととおり揃っていますので、新たに準備する必要もありません。
また、24時間住み込みの寮母も配置しておりますから、いつでも生活相談ができるほか、夜間のトラブルなどにもきちんと対応することが可能です。
そのほか、安全・安心の取り組みとして保険サービスなども導入していますので、住居にまつわる心配とは無縁の状態で、安心して入寮していただくことができます。
まとめ
医学部を受験するにあたっては、様々な準備に追われてしまいます。
志望先の決定や受験戦略の立案、適切な学習方法の確立、便利アイテムの用意など、数をあげ出したらキリがありません。
これらの準備を終わらせるためには、大変な量の時間や作業が必要ですから、受験生、個々人で進めていくのは、至難のわざとも言えます。
このことから、受験生の方々の中には、学習支援をはじめとする様々なサポートをしてくれる予備校を探している人も、いるのではないでしょうか。
そういった人におすすなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾では、総合的な学習支援を強みに、医学部受験に必要なあらゆる準備をバックアップしている予備校です。
合格実績についても堅調で、2022年度では一次試験合格率78%、二次試験合格率68%という好結果を残しています。
当塾においていただければ、医学部受験にまつわるすべての準備をトータルでサポートいたしますので、あなたの夢の実現も大きく前進するはずです。
本気で医学部合格を目指す人には、京都医塾こそがうってつけです。
体験授業や実力テストが受けられる「一泊二日医学部合格診断」は随時承っています。
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