受験生の方々が勉強を進めていくにあたって大切なのが、正しい学習のやり方です。
どんなに頑張って集中したとしても、どれだけ多くの時間を割いたとしても、勉強のやり方が正しくないと努力が報われにくくなってしまいます。
そこで今回の記事では、受験生の方々に向けて、おすすめの正しい勉強のやり方をまとめました。
目次
受験生におすすめの勉強のやり方5選!
それでは、さっそく本題に入っていきます。
受験勉強のやり方には様々なものがありますが、大事なことは自分に見合った勉強のやり方を探し出すことです。
こちらの項では、効果的な受験勉強のやり方の中でも代表的なものを5点ピックアップして紹介していきますので、ご自身で興味がわいたものがあればトライしてみてください。
ライトナーシステム勉強法
最初に紹介する、受験生の方におすすめの勉強のやり方は、「ライトナーシステム勉強法」です。
この勉強のやり方は、1970年代にドイツで生まれたものですが、ベースとなっているのは「エビングハウスの忘却曲線」です。
エビングハウスの忘却曲線とは、人間の記憶力を測定した実験で、この実験により人間は一度覚えたことをどれだけの時間、記憶できるかが明らかになりました。
そんなエビングハウスの忘却曲線をもとにした本勉強法は、下記4つのステップで行います。
✓1.箱を5つ用意して、それぞれの箱に1から5までの番号を記載したうえで、学習したい単語カードを全部1番の箱に入れる。
✓2.その後、カードを取り出して正答できるかチェックし、答えられたものは2番に入れる。
✓3.2番に入れたカードもさらに答えられたら、3番目の箱に入れる。左記のように、正答できたものは、より大きな番号の箱に入れることを繰り返す。注意点として、1度でも間違えたカードは、1番の箱に逆戻りさせる。
✓4.すべてのカードを5番目の箱に移動できたらクリア。
ライトナーシステム勉強法は、上記のようなやり方で行いますが、1度にすべてのカードを移動させようとするのではなく、時間を空けてからカードの移動を行う点がポイントになります。
たとえば、2番目の箱は1日おき、3番目の箱は3日おいてからカードを取り出してみるなど、あらかじめ決めてから行うことで、より記憶に残りやすくなります。
チームメイキング勉強法
2番目に紹介する、受験生の方におすすめの勉強のやり方は、「チームメイキング勉強法」です。
チームメイキング勉強法とは、その名のとおり、チームを結成して友人たちと一緒に勉強を進めていくやり方です。
受験生同士であれば、お互いに目標を共有していますから、すぐに実践できるため非常におすすめできる勉強のやり方となります。
具体的な方法としては、友人たちと一緒になって勉強を進めていくだけ。
「たった、それだけ?」と思う方もいるかも知れませんが、仲間と一緒になって取り組むことで刺激が生まれ、モチベーションの低下などの悪影響を防ぐことができます。
もし、万が一、周りに勉強仲間がいないという方でも心配いりません。
SNSを開いてみれば、受験勉強に励んでいる人はいくらでも見つかるはずです。
そういう人たちとつながって勉強することでも、チームメイキング勉強法は効果を十分に発揮してくれます。
逆算式勉強法
3番目に紹介する、受験生の方におすすめの勉強のやり方は、「逆算式勉強法」です。
この勉強のやり方が通常の方法と違う点は、最初に志望校を決めてしまう点にあります。
一般的な受験では勉強を積み上げていき、「現在の偏差値は○○だから△△大学を狙おう」という発想になりますが、逆算式勉強法では、発想を逆転させて勉強を進めていきます。
この勉強法のメリットは、最初から目標が明確化していることから学習内容にブレが出にくく、一直線に目標達成へと突き進めることです。
やり方としては下記の4つのステップで、始めてみるのがよいでしょう。
✓1.目標を具体的に定める。たとえば、志望先の偏差値が65.0なら、その数値を目標にする。
✓2.模試の判定などを利用して現状、自分がどれくらいの実力なのかを見極める。
✓3.目標と現在の実力差が把握できたら、不足している箇所を埋めるためには何をすればよいか設定していく。ここでも、具体的に設定する。
✓4.実行すべきことを定めたら、あとは淡々と不足箇所を埋めるための勉強をしていく
以上が、逆算式勉強法のやり方となりますが、ポイントとなるのはステップ4において、「マイルストーン」になるものを要所に設置しておくことです。
マイルストーンは、歴史の授業でも習う用語ですが、要するに中間目標のことです。
大きな目標を達成するための中間目標を所々に設置しておくことにより、その地点に到達したときの自分の実力把握に生かせたり、モチベーションの回復へと役立てることができます。
7回読み勉強法
4番目に紹介する、受験生の方におすすめの勉強のやり方は、「7回読み勉強法」です。
こちらの勉強のやり方も、名前のとおりの学習方法となります。
同じ本や参考書を7回繰り返して読むことで、脳に内容をきちんと刻み込むというわけです。
ただし、7回すべて最初から最後まで読む必要はありませんので、時間のない方でも安心してください。
上記勉強法のやり方は、以下の7つのステップで実践できます。
✓1. 1回目は、本や参考書を開いて章の名前や項目を斜め読みしていく。全体像を何となく掴むことを意識して読むのがポイント。
✓2.2回目も1回目と同じように読み進めるが、今度は各章を3行ほど軽く読んでいく。この作業をすることで、書籍の全体像を掴めるようになる。
✓3.3回目も、2回目と同じように読んでいく作業を繰り返す。ただし、このステップでは、内容を理解しようと意識するのではなく、あくまで「サラっと」読んで終わらせることを心がける。
✓4.4回目のときは、頻出するワードと、そのワードを説明している箇所に注目して読み進める。このときは、普通のスピードに戻して読んでいく。
✓5.5回目も基本的には4回目と同じ作業に徹するが頻出ワードと、その周辺の説明文をより入念にチェックしていく。
✓6.6回目ともなると、書籍の内容がかなり掴めている頃。そこで、6回目のときは、書籍の細かい点にまで注目して読み進める。具体例などがあげられている箇所や、キーワードと思われる単語のつながりを意識して読解するのがポイント。
✓7.最後となる7回目は、「この章では、こんな内容が記載してあるはず」と頭の中で作者の考えを先回りしながら読み進める。答え合わせをする感覚で読んでいくと、理解が深まりやすい。
上記のようなやり方で書籍を読むことで、読書が苦手な受験生でも勉強に生かせるようになるはずです。
簡単に試せるやり方ですから、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
録音勉強法
最後に紹介する、受験生の方におすすめの勉強のやり方は、「録音勉強法」です。
こちらの勉強法のやり方は、自分が学習したい内容をスマホやICレコーダーを使用して録音し、移動中のスキマ時間などに聞いて覚えるというものです。
とてもシンプルなうえに時間の有効活用につながるため、受験生の方々にはもってこいの勉強のやり方と言えるでしょう。
なお、スマホとICレコーダーのどちらかで悩んでいる人は、まずはスマホで試してみてもかまいません。
ただ、より充実した機能を求めるのであればICレコーダーの方がおすすめです。
ICレコーダーはノイズを極力カットできるなど、機能性に優れたものが売られていますから、さらに勉強の質を高めたい方は手に取ってみてもよいでしょう。
受験勉強のやり方が合わないと感じたら?
受験勉強の方法には様々なものがありますが、受験生の適性も同じように様々です。
Aさんに合っていた勉強のやり方が、必ずしもあなたにも合うとは限りません。
そんなときは、合わないと感じている受験勉強のやり方にこだわり続けるよりも、気持ちを切り替えて、ほかの方法にチャレンジしてみる決断もときには重要です。
受験シーズンは時間との戦いでもありますから、1分1秒でも無駄にはしたくないはず。
違和感のある学習のやり方は一旦とりやめ、違うやり方も試してみましょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
受験勉強のやり方には、上記のように様々なものがありますが、最も大切なことは受験生一人ひとりに見合った学習方法で勉強に励むことです。
どんなに有名で、利用者が多い勉強のやり方であっても自分に合うとは限らないため、本当に合格を目指すのであれば、自分に合致した方法を見つけて、高効率で学習を進めていかなければなりません。
しかし、受験生の方々の中には、色々な勉強のやり方を試したのはよいが、どのやり方も違和感が強く、十分な成果が得られなかったという人もいるかも知れません。
そういった受験生の方々におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、一人ひとりに合致した教育方針をモットーにしている、医学部受験の特化型の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の教育内容などについて紹介していきましょう。
一人ひとりに見合った勉強のやり方で教育指導
当塾に入塾される受験生の方の学力や、学習に対する適性は千差万別です。
もともと地頭がよくスムーズに勉強を進められる方もいれば、大器晩成型でコツコツ勉強を積み上げるタイプの方など、様々な人が入塾されます。
そのため当塾では、一般的な予備校で見られるような画一的な指導をしていては受験生、個々人の能力を、100%引き出すのは難しいと考えています。
十人十色という言葉があるとおり、やはり受験生の個性も「十色」ですから、その人に見合った学習方法でなければならないのです。
そこで京都医塾では、講師が13名でチームを結成し各受験生の能力や適性を話し合い、その人に合った勉強のやり方で授業を執り行っています。
受験のプロが定期的に会議を開き受験生、個々人の学力を把握しながら勉強を進めていきますので、常に最適なやり方で学習を進めることができ、ひいては念願の合格へとつながります。
自分だけが使える専用の学習ブース
当塾における基本的な学習方針は、上で示したとおりです。
講師が一致団結して一人の受験生を支えることで、非常に効率よく受験勉強を進めていくことができます。
しかし、京都医塾のサポート体制は、講師陣の支援だけにとどまりません。
当塾では、受験生一人ひとりに、自分だけが使える専用の学習ブースを用意して、勉強に生かしてもらっています。
自分専用という名のとおり、一人のためだけのブースとなりますから、自習室の席の奪い合いなどの心配もいらず、自身にとって正しいやり方で快適に受験勉強を進めていくことが可能です。
まずは「一泊二日医学部合格診断」をご体験ください
予備校選びの際に心配になるのが、その施設が自分に合っているかどうかという点ではないでしょうか。
夏期講習などの短期学習と違い、通年過ごすことになる施設であるわけですから、どこを選ぶかはご本人や保護者様にとって大きな問題のはずです。
そういったお悩みに対応するために、当塾では「一泊二日医学部合格診断」と題した、体験プログラムをご用意しております。
こちらのプログラムは私たちのことを少しでも知ってもらい、予備校選びのご参考にしていただきたいという思いで設けているものです。
肝心のプログラムの中身ですが、一泊二日医学部合格診断では、当塾自慢の講師による個人授業や学力テスト、合格までのプランニングなど様々なものを盛り込んでいます。
交通費、宿泊費ともに当塾ですべて負担しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。
まとめ
受験勉強のやり方には、ライトナーシステム勉強法やチームメイキング勉強法など、様々ものがあります。
どの学習方法も非常に効果的で利用者も数多く存在していますが、一番大切なことは、その勉強のやり方が自分に合っているかどうかです。
どんなに名が通っている学習方法であっても、自身の適性に見合っていなければ、学習が効率よくはかどることはありません。
受験生の方々の中にも色々な勉強のやり方を試したものの、どのやり方にも馴染めず、学力の向上にはいたらなかったという人もいるかも知れません。
そういった受験生の方々におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、一人ひとりに合致した教育方針をモットーにしている、医学部受験の特化型の予備校です。
当塾においでいただければ、あなたの適性に見合ったやり方で指導を行い、悲願達成へのサポートを全力でいたします。
本気で医学部合格を目指す人には、一人のための学習支援を徹底する、京都医塾こそがうってつけです。
まずは、体験授業や合格までのプランニングなど各種サービスが受けられる、「一泊二日医学部合格診断」から、ご参加してみてはいかがでしょうか。
宿泊費・交通費ともに当塾がすべて負担いたしますので、お気軽にお問い合わせください。