受験生の方々の中には、朝に強く目が覚めればパッとベッドから抜け出せる人もいる一方で、どんなに頑張っても朝起きれないといった人もいるはずです。
これは本人の体質によるものもありますが、現役生の場合は学校での活動による疲労が蓄積していたり、浪人生であれば昼夜問わずの勉強漬けの影響で疲れがたまり、寝起きが困難になっているというケースもあります。
このような朝起きれない状態が一過性のものであれば受験への影響は少なくてすみますが、常態化してしまうと勉強の足を引っ張る可能性もあるため、早急な対処が必要です。
そこで今回の記事では、朝起きれない受験生の方々へ向けて、きちんと起床するためのおすすめの方法をまとめました。
目次
そもそも、なぜ受験生には早起きが必要なの?
朝起きれない人の中には、「なぜ早起きが必要なの?」という疑問を感じている方もいるかも知れません。
本記事では、まずは、そういった根本的な疑問にお答えすることから始めていきましょう。
なぜ早起きが受験生にとって重要なのか、その必要性をきちんと理解してから読んでいただいた方が、納得感を持って後述する早起きの方法を実践に移せるはずです。
さて、受験生が早起きを必要とする大きな理由ですが、脳内の前頭前皮質という部位の働きにあります。
前頭前皮質とは脳の思考や高度な論理を司る、言ってみれば司令塔のような役割を果たす重要な部位です。
そのため、前頭前皮質が覚醒していない状態にあると、人間は頭が回らず思考回路がしっかり働きません。
きちんと暖気をしていないエンジンと同じように、十分な性能を発揮できないというわけです。
この前頭前皮質を目覚めさせるには、いち早く体温を上昇させて、脳内を活動モードにチェンジさせる必要があります。
このタイミングが遅れてしまうと活動モードへの突入が上手くできず、たしかな学習効果が得られません。
現役生の方であれば学校の授業のパフォーマンスが低下しますし、浪人生の方であれば予備校での学習効率に悪影響が出るでしょう。
このことから、受験生にとって早起きこそ非常に大切な習慣だと言えるのです。
朝起きれない受験生に伝えたい!すぐできる早起き実践法5選!
ここからは、いよいよ朝起きれない受験生の方々へ向けて、早起きに役立つ方法を紹介していきます。
早起きのためのテクニックには色々なものがありますが、本記事では、その中でも選りすぐったものだけを掲載しました。
アラームの合図で脳を睡眠モードへ
朝きちんと起きるために、スマホの目覚ましアラームをセットしてから横になることは多くの人がしている一般的な行為です。
そんなアラーム機能ですが、夜間に使用することで、脳を睡眠モードへと移行させるのにも役立てられます。
方法は、特定の時間にアラームが鳴るように設定し、アラーム音が聞こえたら就寝の準備をし始めるだけで十分です。
非常に単純な作業であることから、効果があるかどうか疑わしいと感じる方もいるかも知れませんが、心配には及びません。
この行為を続けていくうちに、脳内ではアラーム音と就寝の準備をし始めることが関連付けられ、睡眠モードへ入りやすくなり、朝起きれない人でも早寝早起きができるようになります。
ちなみに、アラーム音ですが、なるべく刺激性のないものを選ぶのがポイントです。
たとえば、木々の揺れる音ですとか川のせせらぎ音など、自然を感じるものであれば刺激が少なくおすすめです。
読書は睡眠を促す格好の趣味
夜間における読書も朝起きれない人におすすめしたい、早起きのための方法の一つと言えます。
なぜなら、読書には血中のストレスホルモンであるコルチゾールを減少させる効果があることがわかっているからです。
コルチゾールは、ストレスを受けたときに発せられるホルモンの一種で、脳を興奮させたり緊張させたりする働きがあります。
そのため、日中のストレスによって放出されたコルチゾールが残ったままでは安眠につながらず、結果として朝起きれないという結果を招きます。
このコルチゾールの減少に、読書のリラックス効果が一役買っているというわけです。
この方法を実践するうえでの書籍のジャンルは、アラームのときと同じく刺激性の少ないものがよいとされています。
ホラー小説やサスペンス小説などは避けて、気持ちを穏やかにしてくれるものを選ぶのがポイントです。
読書習慣は受験勉強の一環にもなりますので、まさに一石二鳥の方法と言えるでしょう。
「二段排尿」で朝までぐっすり
受験生の方々の中には、夜中どうしてもトイレに目が覚めてしまう人もいるのではないでしょうか。
トイレに起きてから再び深い眠りにつくことができれば問題ありませんが、寝つきが悪くなってしまうと、翌朝起きれないといったことにつながります。
そういった方におすすめの方法が、「二段排尿」という方法です。
この方法の特徴は、就寝前に膀胱を空にすることによって、夜間の目覚めを防止するという点にあります。
こちらの方法も、やり方はとても簡単で、就寝の準備ができたらトイレに行き一度、用を足してください。
その後、30秒ほど経過してから、もう一度トイレに行って用を足すだけです。
この方法は、「過活動膀胱」と呼ばれる疾患の治療にも使われている、医学的にも効果がきちんと示されているテクニックですので、夜間のトイレ通いに困っている受験生の方は、ぜひ一度試してみてください。
香りの効果で安らいだ眠りに
近年、科学の進歩とともに、香りには様々な健康効果があることが明らかになってきました。
たとえば、整腸作用を促したり、身体の痛みを鎮静化させたり、妊婦さんのつわりを軽減させてくれたりするなど、実に多彩な効果で私たちの生活に役立ってくれています。
そして、この香りの効果は、睡眠にも効果を発揮してくれるという、受験生にとっては見逃せない効果も持ち合わせています。
睡眠に役立てるための香りにはいくつか種類がありますが、ポピュラーなところで言えば、ラベンダーの香りが入手しやすいためおすすめです。
利用方法は、希釈したラベンダーオイルのスプレーを、就寝前に枕に振りかけるだけで完了です。
あとは、ラベンダーオイルの香りが心拍数や血圧を下げ、睡眠へと自然に導いてくれます。
アロマテラピーのような本格的な準備が必要なものでもありませんので、手軽に実践することができるはずです。
一点だけ注意点ですが、ラベンダーオイルの希釈の割合、つまり薄める割合については、必ずパッケージの記載の用法を守って使用してください。
ラベンダーオイルが濃すぎたりした場合は、肌のトラブルの原因になりますので、用法容量は必ず遵守しましょう。
起床後は日光のシャワーをしっかり浴びよう
よく言われる早起きのためのテクニックですが、起床後に日光のシャワーを浴びることも、朝起きれない受験生の方には実践して欲しい方法の一つです。
なぜ、起床後に日光を浴びることが大切かというと、人間の体内時計が刻むリズムに関係があります。
あまり知られていませんが、実を言うと、私たち人間の体内時計は24時間ではありません。
24時間というのは、あくまで地球の自転の周期であって、人間の1日の周期は24時間を若干オーバーしたものとなっています。
そのため、どこかのタイミングでこの周期を修正しないと、起床と就寝のバランスが崩れてしまい、安眠を妨げる結果となってしまいます。
そこで、大切になるのが日光の持つ力です。
人間は起床後、日光を浴びると眼球から刺激が入り、その刺激が脳内にある体内時計をリセットする部位に働きかけ、きちんと補正するようにできています。
体内時計が適切に補正されるということは、その日の安眠にもつながりますから、ひいては、朝起きれない習慣へ終止符を打つことにもつながります。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
朝どうしても起きれない受験生の方々にとって、早寝早起きを実践していくことは、勉強と同じように辛いことであるに違いありません。
人にはそれぞれ生活習慣がありますが一度、習慣化されたものを矯正する行為には、大きな努力が必要です。
そのため、個人の力だけで改善を図るのではなく、予備校などの施設に入り、外部からのサポートも取り入れて改善を試みたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。
そういった受験生の方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、独自の発想による教育指導と生活習慣の改善策を強みに、毎年たくさんの受験生を医学部へと羽ばたかせている名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。
独自の発想による個人授業×集団授業の指導方針
予備校や塾の授業形態は、受験生と講師がマンツーマンで行う個人授業と、一般的な学校の授業形式で行われる、集団授業の2種類に大きくわけられます。
このうち、受験生の方々から人気があるのは、なんと言っても個人授業です。
個人授業では、基本的に受験生のペースで授業が進むうえに、疑問点は即座に講師に質問ができます。
しかし、この個人授業ですが、上述のとおり受験生のペース配分で授業が進行しやすくなるため一種の安心感が生じてしまい、それにともなって受験に対する緊張感が薄れてしまうこともあります。
緊張感の薄れは気の緩みにもつながりますから、受験勉強に悪い影響が出てしまうことは想像に難くありません。
このことから京都医塾では、受験生の緊張感の保持のために、あえて集団授業も積極的に取り入れて学習を進めています。
集団授業では、個人授業とは違いライバルたちに囲まれている状態での学習となりますから、「負けてなるものか」と言ったように内なる競争心が刺激され、緊張感を維持することができます。
ちなみに、「集団での授業では、周りについていけるか心配」という懸念を抱く方もいるかも知れませんが、その点に関しても講師が細かくフォローをいたしますので、安心してください。
学習に後れが見られている箇所は別途授業を開いたり、課題を提出してもらうなどして、きちんと理解度が高まるまで粘り強く指導を行います。
臨機応変にアップデートされるカリキュラム
受験勉強を進めていくうえで一定の指針となってくれるのが、カリキュラムです。
カリキュラムをもとに毎日の学習を進めていかなければ、それこそ行き当たりばったりの勉強になってしまうおそれがありますから、受験で勝利するためには良質なカリキュラムは必要不可欠と言えるでしょう。
そのため、京都医塾においても受験生一人ひとりに専用のカリキュラムを用意して、それぞれの学力に見合った授業を提供しております。
しかしながら、どんなに優秀なカリキュラムを作成したとしても、すべてが順調に進むとは限りません。
山あり谷ありの受験シーズンでは、受験生の学習の進捗が予定通りにはいかないことも、しばしばあります。
そういった際、京都医塾ではすぐに担当の講師陣が改善策を話し合い、カリキュラムのアップデートを図ります。
そのため、万が一、学習の予定に狂いが生じても即座にカリキュラムが修正され、常にご本人に最適化された授業を受けることが可能です。
このような臨機応変さは、70名をこえる社員講師を抱える、京都医塾だからこそできる対応です。
朝起きれない人でも安心の生活リズム改善サポート
本記事でも解説してきたとおり、人間には、朝に強い人もいれば苦手な人もいます。
朝に強い人にとっては、早起きは文字どおり「朝飯前」かも知れませんが、朝が苦手な人にとっては大変な行為の一つです。
そして、当塾に入塾される受験生の方の中にも、早起きがどうしても苦手という方もおられます。
京都医塾では、朝は原則として6時起床となっていますから、入塾直後は多少辛い思いをするかも知れません。
しかし、私たちは上記のような早起きが苦手な方に対しても、講師やそのほかのスタッフがきちんと寄り添い、生活リズム改善に向けたサポートを行います。
受験生の方の個性に合わせた最適なアドバイスで支援し、規則正しい日常が送れるようバックアップいたしますので心配いりません。
まとめ
受験生の方々の中には朝に強く、起床後すぐにベッドから出られる人もいる一方で、努力しても、朝どうしても起きれないといった人も少なくありません。
この朝起きれない状態が一過性のものであったり、自己解決できる程度のものであれば問題ありませんが、常態化するほどのものであれば受験に暗い影を落としてしまいます。
そのため、朝が苦手な受験生の方の中には、予備校などの施設に入り、徹底した生活リズムの見直しと改善を図りたいとする方もいるのではないでしょうか。
そういった受験生の方々の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、独自の発想による教育指導と生活習慣の改善策を強みに、毎年たくさんの受験生を医学部へと羽ばたかせている名門の予備校です。
当塾へおいでいただければ学習面の支援はもちろんのこと、生活リズム改善のためのサポートも万全の体制で行い、朝起きれない状態の克服を促すとともに、最終目標である医学部合格への道を切り開く手助けも全力で行います。
本気で医学部合格を目指す人には、教育と生活の両面で強力なバックアップができる、京都医塾こそがうってつけです。
資料のご請求やお電話でのご相談は、年中無休で承っておりますので、興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。