2021年医学部志願者数の変化
2022年度の医学部受験を控えて、入試の動向や傾向が気になっている人は多いはずです。
医学部受験には学力も必要ですが情報も必要ですから、こちらも押さえておかないと勝てる戦いも負けてしまいます。
そこで今回は、2022年度の医学部受験に挑む人に向けて、医学部受験の入試動向や傾向を解説していきましょう。
国公立大学医学部
こちらでは、国公立大学の医学部受験の志願者数を表でまとめています。
▼全国の国公立大学の医学部受験の志願者数(一般前期日程)
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | |
医学部医学科 | 17,064人 | 16,391人 | 14,742人 | 14,876人 |
前年比 | 94% | 96% | 90% | 101% |
増減数 | -1030人 | -673人 | -1,649人 | +134人 |
これまで国公立大学の医学部受験の志願者数は減少傾向にありましたが、2021年度の試験では増加に転じました。
具体的な数値で示しますと、前年比101%の14,876人です。
同年度の大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の出願者数は前の年度よりもおよそ2万人も減っておりますから、そのことを加味した場合、国公立大学の医学部の人気は復活したと考えてもよいでしょう。
2022年度の医学部受験ではこれまでよりも競争が激しくなることが予想されますので、より綿密な対策を施してください。
私立大学医学部
こちらでは、2021年3月1日の時点における、私立大学の医学部受験の志願者数を表でまとめています。
▼全国の私立大学の医学部受験の延べ志願者数(一般前期日程)
方式 | 志願者数 | 2021~2020 | ||
2020 | 2021 | 増減 | 前年比% | |
一般・前期 | 39,920人 | 37685人 | -2,235人 | 94% |
私立大学の医学部受験では併願が可能ですので、こちらのデータは延べ人数でカウントしています。
2021年度における私立大学の医学部受験の志願者数は大幅に減少しました。
この原因には、新型コロナウィルスの感染拡大が関係していると見られています。
なぜなら、コロナウィルスの感染を懸念し、県境をまたいだ移動を避けた人が一定数いるからです。
コロナ禍という特殊な状況が、私立大学の医学部受験に大きな影響を及ぼしたのです。
2022年度の医学部受験では、国民に広くコロナワクチンが行きわたる見通しですので、私立の医学部受験の志願者数も増加すると考えられます。
エリア別
こちらは、2021年度における全国の国公立大学の医学部受験のエリア別志願者数を表でまとめたものです。
2021年と2020年を比べたものと、2020年と2019年を比べたものを掲載しています。
▼【2021年度】全国の国公立大学の医学部受験のエリア別志願者数(一般前期日程)
地域 | 国公立大学(前期)志願者数 | |
前年比(%) | 増減数(人) | |
北海道 | 92 | -74 |
東北 | 94 | -86 |
関東・甲信越 | 102 | 59 |
北陸 | 89 | -90 |
東海 | 104 | 56 |
近畿 | 106 | 103 |
中国 | 100 | 3 |
四国 | 124 | 275 |
九州・沖縄 | 95 | -112 |
▼【2020年度】全国の医学部受験のエリア別志願者数(一般前期日程)
地域 | 国公立大学(前期)志願者数 | |
前年比(%) | 増減数(人) | |
北海道 | 99 | -14 |
東北 | 78 | -420 |
関東・甲信越 | 81 | -560 |
北陸 | 104 | 28 |
東海 | 118 | 247 |
近畿 | 76 | -574 |
中国 | 109 | 181 |
四国 | 117 | 164 |
九州・沖縄 | 80 | -592 |
2021年度の医学部受験において前年比を下回ったエリアは、北海道と東北、北陸、加えて九州でした。
関東や東海、近畿といったエリアの受験生が、コロナウィルスの感染を恐れて地方での医学部受験を控えたものと見られています。
四国では増加していますが、これは定員が35名も増えた影響が原因と考えられます。
2021年医学部受験情報
続いて2021年の医学部受験情報を見ていきましょう。
志願者数の変化に関する情報や、医学部バブルを支えていた要因について分析していきます。
前期日程では志願者数は下げ止まり
コロナ禍という前代未聞の状況下で実施された、共通テストの前期日程。
医学部受験の志望者は、ますます減るのではないかという懸念もありました。
しかし、上述したとおり前年比101%と微増していることが分かっています。
前期日程は6年連続で医学部受験の希望者が減少していましたが、7年ぶりに増加したのです。
医学部受験の志望者は、ようやく下げ止まりに転じました。
昨年までの十数年間の医学部バブルを支えていたものは?
昨年までの医学部バブルを支えていた要因には、職業としての安定性や女性医師の増加など色々ものがあります。
ここでは、それぞれを取り上げて解説していきましょう。
職業としての安定性
医学部バブルを支えていた要因の一つが職業としての安定性です。
なぜなら、医師は専門性が高い職業ですから、経済的な影響をほとんど受けないからです。
そのため一生涯、安定して仕事を続けられますし、人気も高まります。
医学部バブルが起こっても不思議ではないのです。
女性の医学部進学者の増加
女性の医学部進学者の増加も、医学部バブルを支えていた要因の一つとして考えられています。
近年、女性の社会進出が進む中で、医師を目指し医学部受験を試みる女性が増加しています。
女性の医学部受験の希望者が増えたことで競争が増し、医学部バブルが起こったのです。
地域医療を担う人手不足
現在、地方では医師が不足しており、地域医療が大変ひっ迫しています。
そのため、政府は地域医療を充実させるため、国立大学の医学部の定員を増やすことを決定するなど、複数の政策を打ち出して対応しました。
その結果、政策開始後から医師の人数は増え続け、医学部バブルが起こる要因となったのです。
私立大学医学部の学費減免や奨学金制度の充実
私立大学医学部の学費減免や奨学金制度の充実も、医学部バブルの一因と見られています。
金銭的な負担が少なくなれば当然、医学部受験の人気も高まります。
この医学部受験の人気の高まりこそ、医学部バブルの要因なのです。
2022年医学部受験情報もチェック!
さて、ここからは2022年の医学受験情報もチェックしていきましょう。
志望校選びに関するポイントや出願時のポイントなどを取り上げて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
志望校選びには日程の把握も重要
志望校を選ぶ際には、試験の日程もしっかり把握しておきましょう。
何となく志望校を決めてしまうと、他の大学と試験日が重なってしまうことも考えられます。
また、せっかく一次試験に合格して二次試験に進んだのに、これまた他の大学の医学部受験の日と被ってしまうこともあります。
志望校を選ぶ際には試験の日程を把握し、スケジュールをきちんと立ててから行動しましょう。
一人でスケジュールを管理するのが難しいという人は、医学部専門予備校などを利用するのがおすすめです。
医学部専門予備校では、講師が受験生のカリキュラムを作成しスケジュールも併せて管理してくれますので、安心して医学部受験に臨めます。
出願方法、書類のチェック
出願方法や書類のチェックも医学部受験では忘れてはいけません。
なぜなら、出願方法や必要書類は大学ごとに大きく異なるからです。
例えば、12月上旬から出願の受付をする大学が存在する一方で、1月になってから受付を開始する大学もあるからです。
また、必要書類には通常の志願票の他にも志望理由書の提出を求める大学もあります。
医学部受験の際には、出願方法や書類のチェックを忘れずに行ってください。
2022年私立大学医学部入試日程
こちらの表は私立大学の医学部の入試日程です。
私立大学の医学部受験で併願を希望する人は、この表を用いてスケジュールを立ててください。
なお、空白の欄は試験が実施されない日を表します。
▼2022年私立大学医学部試験日程
※試験の日程は変更される場合がありますので、大学のHPも随時、確認してください。
2022/01/15(土) | 【共通テスト】 |
2022/01/16(日) | 【共通テスト】 |
2022/01/17(月) | |
2022/01/18(火) | (一次)愛知医科 |
2022/01/19(水) | (一次)国際医療福祉 |
2022/01/20(木) | |
2022/01/21(金) | (一次)杏林 |
2022/01/22(土) | (一次)東北医科薬科 |
2022/01/23(日) | (一次発表)国際医療福祉 (一次)川崎医科 |
2022/01/24(月) | (一次)帝京① (一次発表)愛知医科 |
2022/01/25(火) | (一次)帝京② (一次)聖マ[前期] (一次発表)川崎医科 |
2022/01/26(水) | (一次)帝京③ (一次)東邦 (一次)兵庫医科 (二次)国際医療福祉(選択)① |
2022/01/27(木) | (二次)国際医療福祉(選択)② (二次)愛知医科(選択)① |
2022/01/28(金) | (一次)獨協①(両日可) (一次発表)東北医科薬科 (一次発表)帝京 (一次発表)杏林 (二次)国際医療福祉(選択)③ (二次)愛知医科(選択)② |
2022/01/29(土) | (一次)獨協②(両日可) (二次)国際医療福祉(選択)④ |
2022/01/30(日) | (一次)近畿[前期] (一次)北里 (二次)国際医療福祉(選択)⑤ |
2022/01/31(月) | (一次発表)東邦 (二次)国際医療福祉(選択)⑥ (二次)川崎医科(指定)① |
2022/02/01(火) | (一次)日大[1期] (一次)久留米[前期] (二次)杏林(選択) (一次発表)聖マ[前期] (二次)川崎医科(指定)② |
2022/02/02(水) | (一次)東海① (一次)福岡 (二次)杏林(選択) (二次)川崎医科(指定)③ |
2022/02/03(木) | (一次)東海② (一次)金沢[前期]①(選択) (一次発表)兵庫医科 (一次発表)北里 (二次)東邦(選択)① (二次)帝京(選択)① (合格発表)愛知医科 |
2022/02/04(金) | (一次)金沢[前期]② (選択) (一次発表)獨協 (二次)東邦(選択)② (二次)帝京(選択)② (合格発表)川崎医科 |
2022/02/05(土) | (一次)東京医科 (二次)聖マ[前期]① (二次)東北医科薬科①(指定) (二次)兵庫医科(選択)① (二次)北里(選択)① (合格発表)国際医療福祉 |
2022/02/06(日) | (二次)聖マ[前期]② (一次発表)日大[1期] (二次)東北医科薬科②(指定) (二次)兵庫医科(選択)② (二次)北里(選択)② |
2022/02/07(月) | (一次発表)久留米[前期] (合格発表)杏林 (合格発表)東邦 (二次)北里(選択)③ |
2022/02/08(火) | (一次発表)近畿[前期] (一次発表)東海 (一次発表)福岡 (一次発表)金沢[前期] (二次)獨協(選択) (合格発表)帝京 |
2022/02/09(水) | (一次)慈恵 (二次)獨協(選択) (合格発表)北里 |
2022/02/10(木) | (一次)大阪医科薬科 (一次発表)東京医科 (合格発表)聖マ[前期] (合格発表)東北医科薬科 |
2022/02/11(金) | (二次)日大[1期] (合格発表)兵庫医科 |
2022/02/12(土) | (二次)東海(選択) (二次)東京医科 |
2022/02/13(日) | (二次)近畿[前期] (二次)東海(選択) (二次)産業医科 (二次)久留米[前期] |
2022/02/14(月) | (二次)福岡 (二次)金沢[前期](選択) |
2022/02/15(火) | (二次)金沢[前期](選択) |
2022/02/16(水) | (一次発表)慈恵 (合格発表)獨協 (合格発表)日大[1期] |
2022/02/17(木) | (一次発表)大阪医科薬科 (合格発表)金沢[前期] |
2022/02/18(金) | (合格発表)東海 (合格発表)東京医科 |
2022/02/19(土) | (二次)大阪医科薬科 (二次)慈恵(選択①) |
2022/02/20(日) | (二次)慈恵(選択②) |
2022/02/21(月) | (二次)慈恵(選択③) (合格発表)久留米[前期] |
2022/02/22(火) | (合格発表)大阪医科薬科 |
2022/02/23(水) | (合格発表)近畿[前期] (合格発表)福岡 |
2022/02/24(木) | |
2022/02/25(金) | (二次発表)産業医科 |
2022/02/26(土) | |
2022/02/27(日) | (一次)近畿[後期] |
2022/02/28(月) | |
2022/03/01(火) | (一次)金沢[後期] |
2022/03/02(水) | (一次)聖マ[後期] |
2022/03/03(木) | (一次発表)金沢[後期] |
2022/03/04(金) | (一次)日大[2期] |
2022/03/05(土) | (一次発表)近畿[後期] |
2022/03/06(日) | |
2022/03/07(月) | |
2022/03/08(火) | (一次)久留米[後期] (二次)金沢[後期] |
2022/03/09(水) | (一次発表)聖マ[後期] |
2022/03/10(木) | (二次)近畿[後期] (合格発表)金沢[後期] (一次)大阪医科薬科[後期] |
2022/03/11(金) | (二次)聖マ[後期] |
2022/03/12(土) | (一次発表)日大[2期] (一次発表)久留米[後期] |
2022/03/13(日) | (小論文・面接)産業医科 |
2022/03/14(月) | |
2022/03/15(火) | (一次発表)大阪医科薬科[後期] |
2022/03/16(水) | (二次)久留米[後期] |
2022/03/17(木) | (二次)日大[2期] (二次)大阪医科薬科[後期] |
2022/03/18(金) | (合格発表)近畿[後期] (合格発表)産業医科 (合格発表)聖マ[後期] (合格発表)大阪医科薬科[後期] |
2022/03/19(土) | (合格発表)久留米[後期] |
2022/03/23(水) | (合格発表)日大[2期] |
2022年医学部ニュース
2022年度の医学部受験に挑戦するにあたっては、医学部に関するニュースもしっかり押さえておきたいところです。
そこで、こちらの項では医学部の統合に関するニュースや、試験の変更点などを紹介していきましょう。
2022年春から統合する大学
まずは、2022年春から統合予定の大学に関するニュースから紹介します。
兵庫医科大学と兵庫医療大学が統合
2022年4月を持って兵庫医科大学と兵庫医療大学は一つの大学に統合され、総合医療大学として生まれ変わります。
大学統合の理由には、より質の高い医師を確保することや組織体制を強化することなどがあげられます。
二つの大学が統合することにより、医学部や薬学部、看護学部、加えてリハビリテーション学部の4学部の教育が従来以上に綿密なものとなりますから、これまで以上に高度な医療を学習することができるでしょう。
なお、先ほど統合の時期を4月と紹介しましたが、こちらはあくまで予定であり、文部科学省への申請状況などにより変更がなされる場合があります。
今後、総合医療大学の医学部受験を検討している人は、念のため同校に問い合わせるなどして確認しておいてください。
大阪公立大学の誕生
大阪府立大学と大阪市立学の統合で新設されるのが、大阪公立大学です。
こちらの医学部では、早期臨床実習を採用しているのが特徴です。
早期臨床実習では、1年次から附属病院や教育協力病院などで現場実習を行います。
現場の空気に触れることで、実際の医療をしっかりと経験し、4年次以降に実施される本格的な臨床医学実習に活かせるように教育します。
また、21世紀の医学に対応できるよう、教育や研究、加えて診療体制の改革に随時取り組む予定です。
医師に必要な高度な医療を学びたい人は、ぜひ大阪公立大学の医学部受験を検討してみてください。
2022年の医学部入試の変更点
こちらでは、2022年度の医学部受験の変更点を表でまとめたものを掲載しています。
データは2021年5月27日時点のものです。
▼2022年度 国公立医学部受験の入試配点・変更点
※入試情報は変更される可能性もあります。
大学のHPも確認するようにしてください。
大学名 | 変更内容 |
防衛医科大学 | 【1】一次試験を2日間から1日間に集約(小論文を含む) 【2】択一式・記述式を同時間に実施。 【3】古文・漢文を除く |
北海道大学(医) | 【1】AO入試に替わり、フロンティア入試TypeⅠを新規実施 【2】募集人数を90名へ変更(前期日程85名・フロンティア入試5名) 【3】総合入試入学者を5名から10名へ変更 |
弘前大学(医) | 【1】一般前期募集人数 65名(青森県定着枠15名,一般枠50名)から43名(青森県定着枠8名,一般枠35名)へ変更 【2】総合型選抜募集人数 47名(青森県内枠27名,北海道・東北枠20名)から42名(青森県内枠27名,北海道・東北枠15名)へ変更 |
福島県立医科大学 | 【1】臨時増員45名(入学定員合計130名)※本学卒業後福島県内の公的医療機関等で勤務が条件 【2】総合型選抜(5名)の実施 |
横浜市立大学(医) | 【1】一般選抜二次試験の理科配点の変更 600点(300点×2) |
千葉大学(医) | 【1】前期募集人数 97名(一般82名、千葉県地域枠15名)から85名(一般80名、千葉県地域枠5名)へ変更 【2】後期募集人数 20名(一般15名、千葉県地域枠5名)から15名(一般枠15名)へ変更 |
群馬大学(医) | 【1】推薦入試(共通テストを免除) →学校推薦型選抜(共通テストを課する)へ変更 |
宮崎大学(医) | 【1】学校推薦型選抜 一般枠推薦を廃止し,全国地域枠推薦(仮称)を導入 【2】一般募集人数 70名(前期50名・後期20名)から60名(前期45名・後期15名) 【3】2次試験科目 前期:理科追加(物・化・生より2科目) 後期:理科削除(英語・面接) 【4】学校推薦型(地域特別枠) 宮崎県内高校を卒業後2年目までの者へ変更 |
熊本大学(医) | 【1】一般前期募集人数 90名から87名へ変更 【2】学校推薦型選抜Ⅱ募集人数 20名(一般15名・地域枠5名)から23名(一般5名・熊本みらい医療枠10名・地域枠8名)へ変更 |
▼2022年度 私立大学医学部受験の入試配点・変更点※入試情報は変更される可能性もあります。
大学のHPも確認するようにしてください。
大学名 | 変更内容 |
東北医科薬科大学 | 45名中5名定員 |
獨協医科大学 | 【1】総合型選抜募集人数 7名以内から3名以内に変更 【2】新たに学校推薦型選抜10名以内(系列校)を導入 【3】一般選抜募集人数 63名から57名に変更 【4】学校推薦型選抜(公募(地域特別枠))の推薦基準の一部変更 【5】共通テスト利用選抜第2次試験と一般選抜第2次試験を同一の日程で実施 【6】栃木県地域枠受験対象者 一般選抜の受験者から選考 →共通テスト利用選抜と一般選抜の受験者から選考 |
昭和大学 | 【1】総合型選抜入試、卒業生推薦入試を開始。【2】従来の大学入学共通テスト利用入試(B方式:地域別選抜)による募集を停止。 |
日本大学 | 【1】一般選抜A個別方式を廃止 【2】一般選抜N全学統一方式第1期の募集人員・二次試験の内容・入学検定料を変更 【3】一般選抜N全学統一方式第2期を新設 【4】特別選抜(校友子女選抜)の募集人員・二次試験の内容を変更 新たに2期試験(後期)が追加。 二次試験(第1期と第2期)には、配点各60点の数学・英語・面接が追加。 |
東海大学 | 【1】2022年度以降の一般編入学選抜(医学部医学科)の募集を停止 【2】編入試験を廃止し、新たに「医学部医学科特別選抜」を新設。適性試験を廃止し英語・小論文・面接に変更 |
金沢医科大学 | 【1】AO枠20名から21名に増員 【2】子女枠7名から8名に増員 【3】推薦型選抜5名から6名に増員 【4】編入選抜3名→廃止 【5】一般選抜前期試験を2日間選択日程に変更 |
大阪医科大学 | 【1】「建学の精神」入試(専願制) ・名称を学是より「至誠仁術」入試に変更 ・実施方法を総合型選抜に変更 ・9月下旬から出願受付開始 【2】新たな総合型選抜(名称:「懸命不動」入試)の実施 ・共通テストを利用する総合型選抜を今年度から新たに実施 ・出願資格は卒業見込みの者及び卒後1年の者 【3】一般選抜(前期) ・1次試験日を2022年2月10日(木)へ変更 【4】一般選抜(大阪府地域枠) ・設置認可申請予定 ・試験内容、条件等は昨年度までと同一の予定で、一般選抜(前期)に準じて実施 |
産業医科大学 | 【1】学校推薦型選抜 募集人員を「20名以内」を「25名以内」へ変更 【2】一般選抜 募集人員を「約85名」を「約80名」へ変更 |
福岡大学 | 共通テスト利用選抜が、共通テスト利用型(Ⅲ期)から共通テスト利用型(Ⅰ期)へ変更 |
医学部受験なら京都医塾
ここまでは、医学部受験の入試の動向や傾向について解説してきました。
医学部受験を併願した場合、連日試験が行われますから、試験の日程の調整や変更点の確認を一人で管理していくのは難しいとあらためて思った人も多いことでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、医学部受験のエキスパートの講師を多数有している予備校です。
ここから先は、京都医塾の魅力について紹介していきましょう。
京都医塾とは
京都医塾は医学部受験に特化した予備校で、毎年多くの受験生を医学部へ送り届けています。
令和3年2月に日本マーケティングリサーチ機構が実施した調査では「保護者が選ぶ通わせたい医学部専門予備校」部門で第一位に輝きました。
京都医塾で勉強を学べば、2022年度の医学部受験も心配なく臨めるでしょう。
京都医塾の強み
ここでは京都医塾ならではの強みを紹介していきましょう。
代表的なものを3点取り上げて紹介しますので、参考としてください。
医学部受験に特化したプロ講師が在籍
京都医塾には、医学部受験に特化したプロ講師が在籍しています。
医学部出身の講師もいますので、医学部受験を目指している人にはより的確な指導やアドバイスが行えます。
もちろん、アルバイトの講師は一人も在籍していません。
在籍講師は全て社員講師ですから、安心して任せてください。
80名以上の講師が在籍
京都医塾には80名以上の講師が在籍しています。
多数の講師陣が、生徒が合格の切符を手にする日まで一緒に付き添ってくれますから、モチベーションを切らすことなく最後まで走り切れるはずです。
スケジュール管理も入試の変更点などの情報もこちらの講師陣が担当してくれますので、なんの心配もいりません。
生徒一人ひとりのフルオーダーカリキュラム
京都医塾では入塾時に実力テストを行い、その結果をもとにフルオーダーカリキュラムを作成します。
このカリキュラムは生徒一人ひとりの学力に合わせて作成されるもので、学習進度に合わせて柔軟に変更されます。
精密に作られたカリキュラムのもと徹底した指導が受けられますので、2022年度の医学部受験も安心です。
まとめ
医学部受験では、試験の日程や入試の変更点を確認する作業がとても大切です。
併願する場合、確認作業を一人だけでするのは難しく、下手をすると試験日がバッティングしてしまうなどトラブルが起きかねません。
上でまとめた表を見て、確認作業の大変さをあらためて実感した人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、医学部受験に特化した予備校、京都医塾です。
京都医塾には医学部受験のエキスパートの講師が多数、在籍しておりスケジュールの管理や試験の変更点の確認作業を一手に引き受けてくれます。
その分、受験生は勉強に全力で集中できますから、医学部受験の合格がより確実なものとなるでしょう。
2022年度の医学部受験に挑む人には京都医塾がおすすめです。