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【共通テスト】情報1はどんな科目?どんな対策をすべき?

【共通テスト】情報1はどんな科目?どんな対策をすべき?

2025年度の共通テストから実施される科目が、「情報1」です。

この情報1は、主に情報を活用して新時代に適応できる人材の育成を目的として設けられた科目ですが、具体的にはどのようことを学んでいくのでしょうか。

そして、共通テストへはどのような影響を与えるのでしょうか。

今回の記事では、大学進学を目指すすべての受験生の方々へ向けて、これらの疑問に対する答えを解説していきましょう。

そもそも情報1では何を学ぶ?

まずは情報1では、いったいどんなことを学ぶのかという点について、解説していきましょう。

高校での授業における情報1では、

✓情報活用の実践力

✓情報の科学的な理解

✓情報活用の実践力

を「三本柱」として主に学んでいきます。

そこで本項では、これらの3つの項目にフォーカスして、学習内容をわかりやすくまとめました。

情報活用の実践力

最初に解説するのは、情報活用の実践力という項目についてです。

情報活用の実践力というのは、与えられた課題や目的に対して情報を有効活用して発信したり、伝達できる能力のことを言います。

たとえば、ある課題に対して解決策を見出すためには、まずは情報を収集したり、判断したり、もしくは適切に処理したりする作業が必要です。

また、上記のような過程を経て手に入れた情報を表現したり、もしくは新たなものに作り変える作業も要されるでしょう。

情報活用の実践力の項目の中では、このような力を養成することを目的として情報1の授業が行われます。

情報の科学的な理解

次に解説するのは、情報の科学的な理解という項目についてです。

情報の科学的な理解というのは情報を活用していくうえで、情報そのものの特性を理解したり、必要な情報を適切に取り扱ったり、はたまた自分が行う情報活用を評価したり改善したりする能力のことを言います。

要するに、情報の正しさを分析して適切に扱い、そして扱った結果をきちんと評価する能力ということです。

情報1における授業では、このような能力を養うために基礎的な情報理論や、情報を取り扱ったりするための理解を深めていきます。

共通テストでは、センター試験よりも読解力がさらに問われるようになりましたので、このように情報を分析したり、きちんと評価したりする力がより重要になります。

情報社会に参画する態度

最後に解説するのは、情報社会に参画する態度という項目についてです。

情報社会に参画する態度というのは、私たちが暮らしている情報化社会にどのような姿勢で対応していくかということを示します。

たとえば、SNSや動画配信サイトでは数限りなく情報が氾濫していますが、すべての情報を鵜呑みにしていては間違った情報に踊らされる可能性があります。

そのようなことにならないよう、情報を正しく取捨選択できる能力を身につけなければなりません。

そういった能力を獲得するために情報1では、情報に対するモラルの必要性や情報に対する責任、または自分にとって望ましい情報の見極め方について深く学んでいきます。

こういったスキルを身につけておけば、共通テストの対策のみならず社会人になってからも必ず役に立ちますので、真面目に取り組んでしっかり習熟しておきましょう。

情報1の共通テストへの影響は?どんな対策をすべき?

さて、情報1は共通テストにはどのような影響を与えるのでしょうか。

これは受験生の方々にとっては、非常に関心度の高いことがらのはずです。

そこで本項では、情報1が共通テストに及ぼす影響について探っていきましょう。

国立大学ではほぼ必須科目

2025年度の共通テストから実施される情報1ですが、国立大学では約96%の大学で必須科目にするとされています。

ほぼすべての大学で必須科目となりますから、国立大学を志望している受験生の方々にとっては脅威の一つとなるはずです。

気になる残りの約4%の国立大学ですが、このうち約3%の大学では共通テストにおいて選択式とする方針を取っています。

そして、情報1を導入しないという国立大学は約1%にとどまっています。

ちなみに、公立大学の方へ目を向けて見ると、情報1を共通テストに導入するとしている大学は全体の約45%となっており、国立大学とは大きな違いが見られます。

また、情報1を他教科との選択式にする方針をとっている大学は約40%、情報1を導入しないとしている大学は約15%で、こちらについても国立大学とは大きな違いが見られるのが特徴的です。

共通テストにおいて情報1を避けて受験したいという方は、公立校を優先的に検討してみるのも、受験戦略としては有効でしょう。

配点比率は低い傾向にあり

共通テストにおける情報1の配点については、いったいどのような配分になっているのでしょうか。

結論から言いますと、多くの大学において低い傾向にあります。

たとえば、国立大学で言えば全体の10%未満の配点としている大学が過半数を占めているほか、公立大学においても多くの大学が同様の配点としています。

このことから情報1が導入されたとしても、共通テスト全体の配点への影響は少ないものと推測されます。

したがって情報1の対策に意欲的に取り組むよりも、予備校などを利用してほかの教科の学習に重点を置いたほうが、総合的な得点のアップが期待できるでしょう。

文部科学省はサンプル問題を提示

文部科学省では情報1の共通テスト導入に合わせて、サンプル問題を提示しています。

2025年度の共通テストで出題予定の情報1を、イメージして作られたものとのことですから、よい参考となるはずです。

そこで、ここでは、その一部分を引用して紹介しましょう。

こちらが問いです。

問1 次の文章は,2011 年の東日本大震災の後にまとめられた報告書「大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方について」の一部である。この報告書を基にした先生と生徒の会話文を読み,空欄 ア ~ エ に入れるのに最も適当なものを,それぞれの解答群のうちから一つずつ選べ。ただし,空欄 ア ・ イ の順序は問わない。

この後に、問い中にある「大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方について」にもとづく形で、下記のような先生と生徒の会話が進みます。

生徒:先生,ここ(下線b)にあるクラウドサービスはこの頃から使われるようになったのですか。先生:もう少し前からあったけど,この震災をきっかけに自治体での利用が広まったとも言われているよ。生徒:それは エ からですか。先生:それも理由の一つだね。加えて,運用コストも低く抑えることもできるし,インターネット回線があればサービスをどこでも利用できるからね。

この(下線b)とは下記の文章を指します。

被災した自治体等に対してホームページ・メールサービスの提供や避難所の運営支援ツールをクラウド上で提供することも行われ,業務運営の確保や情報の保全にクラウドサービスが活用された。

つまり、ここでは大地震が起きたことにより、行政の情報の取り扱い方がどのように変わったのか説いています。

そして、文中の「エ」に当てはまるものを選ぶわけですが、選択肢は下記のとおりです。

1:手元にデータをおいておけるため高い安心感を得られる、2:手元にある機材を追加して自由に拡張することができる、3:サーバを接続するプロバイダを自由に選ぶことができる、4:サーバなどの機器を自ら設置する必要がない

みなさんは、どの選択肢を選んだでしょうか。

説得力のある選択肢ばかりですので、思わずうなってしまう方も多いはずです。

ただ、肝心の答えなのですが、残念なことにサイト上には記載がありません。

そのため、受験生の方々にあってはイマイチ消化不良となってしまうかも知れませんが、それよりも特筆すべきなのは、情報にまつわる知識のほかにも「当時、行政がどのような対応をとったか」という前提知識までもが求められている点にあります。

したがって、幅広い知識を習得していないと上手に正答にたどり着けない可能性があるため、非常に広範な学習が要される可能性があります。

そのため、共通テストの対策を進めるうえでは前述のとおり、予備校などを利用して情報1以外の分野にも力を入れておく必要があるでしょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

情報1の解説については上述してきたとおりですが、未だ不確定な部分が多いため、まだまだ対策が難しいというのが現状です。

そのため共通テストの対策を進めるうえでは、前述のとおり予備校などに通い、情報1以外の科目に注力した方が全体としての得点のアップが期待できます。

しかし予備校とひと口に言っても、たくさんの選択肢があることから、自分にとってどこの予備校が最適なのか迷ってしまう方も多いはずです。

そういった方におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、オリジナルのカリキュラムや優れた学習環境を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。

あなたのためだけの「オーダーメイドカリキュラム」

前述のとおり、新科目の情報1は未知数の部分が多いため、これからの対策をするにあたっては、経過を見つつ従来の科目についてもより慎重に対応していく必要があると、京都医塾では考えています。

そのため当塾で提案しているのが、個々人のためだけのカリキュラム、すなわち「オーダーメイドカリキュラム」を用意して様々な角度から受験対策を進めていくことです。

このオーダーメイドカリキュラムは、受験生の能力を現在の学力だけでなく、ポテンシャルの領域にまで分析して作られる独自のカリキュラムであり、世界に二つとして同じものは存在していません。

そのため、あなたのためだけのカリキュラムができあがり、未知の領域たる情報1にも、他の科目の成績の底上げをはかることによって、十二分に対応することが可能です。

各人に与えられる専用の学習ブース

受験勉強を進めて行く中では、最高の環境の中での個人学習が必要です。

周囲から余計な雑音が聞こえてしまったりすると、イマイチ勉強に集中できず、復習の効果も半減になってしまうでしょう。

そして復習の効果が半減してしまうことは、医学部合格への目標達成へも遠ざかってしまうことを、同時に意味します。

このことから、京都医塾ではパーフェクトな勉強のための空間を実現するために、個人専用の学習ブースを、受験生の方々それぞれにご提供しています。

この学習空間は十分なスペースが確保されており、一般的な受験学習に生かせることはもとより、壁面にメモを貼付してアレンジできたり、ちょっとしたストレッチも可能になっているなど、非常に応用の効く空間となっています。

担任と副担任で受験生をサポート

受験生の方々にとっては、まさに「釈迦に説法」ではありますが、受験シーズンを乗り切るためには心の健康をキープすることが絶対事項の一つです。

心の健康をしっかり維持できていないと気分の落ち込みを招いてしまい、十分な学習パフォーマンスを上げることは困難なものとなってしまうでしょう。

そこで当塾では、受験生一人につき担任と副担任を付き添わせ、様々なメンタルサポートを行っています。

このメンタルサポートのもとでは、定期カウンセリングを通じて受験にまつわる様々な悩みをご相談いただけますので、受験生特有の心配ごとにも適切なアドバイスをすることが可能です。

まとめ

2025年度の共通テストから導入予定の情報1。

この情報1は、情報を活用して新時代に適応できる人材の育成を目的として設けられた科目ですが、試験内容はまだまだ未知の部分が多いというのが現状です。

そのため、今の段階で共通テストの対策を進めるうえでは予備校などを利用して、情報1よりもほかの科目に比重を置いて学習を進めた方が、有利に働く可能性が高いと言えます。

しかし予備校とひと口に言っても、たくさんの選択肢があることから、自分にとってどこの予備校が最適なのか迷ってしまう方も多いはずです。

そういった方におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルのカリキュラムや優れた学習環境を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。

当塾へおいでいただければ、あなたのためだけの受験指導を駆使して、包括的な学力アップと合格への徹底リードをお約束いたします。

本気で医学部合格を目指している方には、京都医塾こそがうってつけです。

資料請求やお電話でのご相談、無料の「一泊二日医学部合格診断」は随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。