医学部の志望校の選定基準には、様々なものがあります。
偏差値や学習カリキュラムの種類などは、その典型例とも言えるでしょう。
そして、そんな志望校の選定基準の中でも大切なものの一つとなるのが、志望校や医学部のキャンパスの立地です。
いくら本人が学びたいことが合致している医学部であっても、立地が悪ければ学業に支障をきたす原因にもなりかねません。
そこで今回の記事では、医学部の立地ランキングを国立・公立・私立大学別に掲載して解説するとともに、さらに立地ランキング上位の医学部の特徴や、立地ランキング下位の医学部の特徴についても解説してまとめました。
目次
医学部立地ランキング!国立・公立・私立別に掲載!
さて、さっそく本題に入っていきます。
本項では、先ほどもお伝えしたとおり、医学部の立地ランキングについて国立・公立・私立大学順に掲載して解説していきましょう。
▼国立大学・医学部立地ランキング上位校トップ5
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 東京大学 | 東京都文京区 |
第2位 | 東京医科歯科大学 | 東京都文京区 |
第3位 | 京都大学 | 京都府京都市左京区 |
第4位 | 千葉大学 | 千葉県千葉市中央区 |
第5位 | 名古屋大学 | 愛知県名古屋市昭和区 |
まずは、国立大学の医学部立地ランキング上位校トップ5の解説です。
国立大学の立地ランキングでは、東京や京都、名古屋など都市部の大学が立地ランキング上位にランクインをはたしました。
地方に所在する大学が見られないことが特徴です。
▼国立大学・医学部立地ランキング下位校ワースト5
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 富山大学 | 富山県富山市 |
第2位 | 旭川医科大学 | 北海道旭川市緑が丘 |
第3位 | 山形大学 | 山形市飯田西 |
第4位 | 宮崎大学 | 宮崎県清武町 |
第5位 | 福井大学 | 福井県吉田郡 |
次に、国立大学の医学部立地ランキング下位校ワースト5の解説です。
国立大学の医学部立地ランキングワースト5では、上位校のときとは裏腹に地方に所在する大学が大半を占めています。
このランキングでは東日本に所在する大学が多く見られることも特徴的と言えるでしょう。
▼公立大学・医学部立地ランキング上位校トップ5[イパ1]
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 大阪市立大学 | 大阪府大阪市阿倍野区 |
第2位 | 札幌医科大学 | 北海道札幌市中央区 |
第3位 | 横浜市立大学 | 横浜市金沢区瀬戸(一年次のみ)・横浜市金沢区福浦 |
第4位 | 名古屋市立大学 | 名古屋市瑞穂区 |
第5位 | 京都府立医科大学 | 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町・京都市上京区清和院口寺町東入中御霊町(専門教育の講義場所と実習場所とでキャンパスは異なる) |
公立大学の医学部立地ランキング上位校トップ5でも、国立大学の立地ランキングと同じく、都市部の大学が上位に食い込んでいるようです。
とくに大阪市立大学の評判はよく、受験生の間でも大きな人気を勝ち取っています。
▼公立大学・医学部立地ランキング下位校ワースト2
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 和歌山県立医科大学 | 和歌山市紀三井寺 |
第2位 | 福島県立医科大学 | 福島県福島市 |
公立大学の医学部は数が少ないため、ワースト立地ランキングは便宜上2位までの掲載となります。
こちらの大学においても、やはり地方に所在していることが特色と言えるでしょう。
▼私立大学・医学部立地ランキング上位校トップ5
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 順天堂大学 | 東京都文京区 |
第2位 | 慶応義塾大学 | 神奈川県横浜市港北区 |
第3位 | 東京慈恵会医科大学 | 東京都港区 |
第4位 | 東京女子医科大学 | 東京都新宿区河田町 |
第5位 | 東京医科大学 | 東京都新宿区・茨木健稲敷郡・東京都八王子(年次によって異なる) |
続いて、私立大学医学部の立地ランキング上位校トップ5についても見ていきます。
私立大学医学部の立地ランキングでは、国立大学や公立大学と同様に都市部の大学が上位を独占中です。
とくに、立地ランキングの上位を関東圏の大学が独占しているのが特徴と言えます。
▼私立大学・医学部立地ランキング下位校ワースト5
順位 | 大学名 | 所在地 |
第1位 | 岩手医科大学 | 紫波郡矢巾町 |
第2位 | 川崎大学 | 岡山県倉敷市 |
第3位 | 金沢大学 | 石川県金沢市 |
第4位 | 獨協大学 | 栃木県下都賀郡 |
第5位 | 自治医科大学 | 栃木県下野市 |
私立大学医学部の立地ランキング下位校ワースト5についても、やはり地方所在の大学が主に名を連ねています。
立地ランキング上位の私立大学医学部とは、正反対の結果となりました。
医学部立地ランキング上位の医学部の特徴
次に、医学部立地ランキングの上位校の特徴についても見ていきましょう。
それぞれの医学部に共通する特徴を3点ピックアップして解説していきますので、ぜひ参考としてください。
交通手段が豊富にある
一つ目に解説する医学部立地ランキングの上位校の特徴は、交通手段が豊富にあるというものです。
繰り返し述べますが、医学部立地ランキングの上位校は基本的に都市部に集中しています。
そのため地方と比較してインフラが圧倒的に整備されているため、バスや電車など様々な交通手段に恵まれています。
また、それらの交通手段は一日の本数も多いことから、時間の都合をあまり気にせずに医学部のキャンパスへ向かうことも可能です。
このようなアドバンテージは、地方の医学部ではとてもかなうものではありません。
周辺施設に富んでいる
二つ目に解説する医学部立地ランキングの上位校の特徴は、周辺施設に富んでいるというものです。
言うまでもありませんが、みなさんが生活をしていくうえでは日常的に色々なものを購入する必要があります。
そういった品々には、生活必需品はもちろんのこと嗜好品なども含まれるはずです。
このような数々の品物を手軽に手に入れられることも、医学部立地ランキングの上位校の特徴です。
人が集まるところにはショッピングに便利な店舗も近場に集まってきますから、当然と言えば当然です。
一方、人口の少ない地方の医学部ではキャンパスや自宅の周辺に商業施設が乏しく、買い物一つとっても苦労することが予想されます。
下宿施設が充実している
三つ目に解説する医学部立地ランキングの上位校の特徴は、下宿施設が充実しているというものです。
医学部には地元の学生だけでなく、全国津々浦々から色々な学生たちが集まります。
そういった環境で必要となるのが学習環境に最適な定住先となるわけですが、医学部立地ランキングの上位校は、しっかりとした下宿先を設けているところも多く見られます。
たとえば、公立大学の医学部立地ランキングの最上位校である大阪市立大学では、下宿先の設備がしっかりとしていることに加えて、家賃が周辺施設よりも安価に設定されているため、学生たちからは大変な評判です。
医学部立地ランキング下位の医学部の特徴
続いて、医学部立地ランキング下位の大学の特徴についても解説していきます。
本項では、医学部立地ランキングの下位校の特徴について2点取り上げてまとめました。
息抜きの手段に恵まれにくい
最初に解説する医学部立地ランキング下位校の特徴は、息抜きの手段に恵まれにくいというものです。
医学部では、専門的な医学教育を6年間にわたって受けることになります。
そのため学生たちには大きなストレスがのし掛かることになる事は、想像に難くありません。
このことから、学生たちにとっては適度な息抜きの機会が必要となるわけですが、地方に所在するケースが大半を占める医学部立地ランキングの下位校では、このような手段にあまり恵まれていません。
そのため、個人差はありますが、息の詰まった状況での学業をしいられることとなり、成績の良し悪しにも影響を及ぼしてしまいます。
また息抜きの機会、すなわち娯楽の機会が少ないということは、友人たちとの交流を深めにくいことも同時にあらわしていると言えるでしょう。
天候不順であることが多い
次に解説する医学部立地ランキング下位校の特徴は、天候不順であることが多いというものです。
あえて説明するまでもありませんが、日本では地域によって天候が大きく異なります。
このような天候の違いに左右され気候などに恵まれないことが多いことも、医学部立地ランキングの下位校が持つ特徴の一つなのです。
たとえば、上記表の中の医学部立地ランキングの下位校には北陸や東北地方の大学がランクインしていますが、これらのエリアは豪雪地域としても有名です。
豪雪地域の医学部に通うことになってしまっては、冬期間は移動が非常に不便となり、立地条件の基準としては厳しい判断をくださざるを得ません。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
医学部の立地ランキングを見てわかるとおり、上位の医学部は都市部に集中している反面、下位の医学部は地方に集中しているという傾向があります。
このことから、立地を重視して医学部を選定する際には都市部の医学部を狙うことが重要となるわけですが、都市部の医学部には東京大学や京都大学、横浜市立大学、順天堂大学、慶応義塾大学など偏差値の高い医学部が多いことも事実です。
このことから、受験生の方々の中には志望校合格のために必要な学力を十分に養うためにも、優秀な予備校へ通いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そういった方の強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、独自の教育方針と手厚い学習サポート体制を駆使して、例年数多くの受験生を医学部合格へと導いている名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の魅力について紹介していきましょう。
13名の講師陣がチームを組んで合格への道筋をサポート
医学部の合格を勝ち取るためには、総合的な学力の向上が求められます。
たとえ突出して得意な科目があったとしても、不得意科目が足を引っ張ってしまい全体の得点が低下してしまっては意味がありません。
そこで当塾が導入しているのが、一人の受験生を13名の講師陣がチームで指導をする体制です。
この指導体制のもとでは、それぞれの講師が受験生の学力や偏差値の推移などの情報を共有し、その時に必要な指導を必要な分だけ施します。
そのため、トータルバランスを維持したままでの学力向上が期待でき、最短距離で合格への道筋を突き進むことができます。
個々人のための学習ブースを完備
医学部での合格に必要なのが、何といっても個々人による予習や復習です。
しかし、この予習と復習の作業は、環境によっては集中できないときないときがあることも事実ではないでしょうか。
たとえば、大勢の受験生がいる環境では周囲の雑音により、気が散ってしまう方もいるはずです。
その点、京都医塾では、全ての受験生の方々に対して個人専用の学習ブースを完備してお迎えしています。
ご自身だけの空間で学習に励むことができますので、集中力を高く保ったまま受験勉強と向き合うことが可能です。
専用の学寮を用意して万全の支援
京都医塾には、ありがたいことに遠方からお越しになる受験生の方々も少なくありません。
ただ、こういった受験生の方々にとって不安ごとの一つとなるのが、住まいをどうするかといったことです。
心機一転、新しい場所で新しいスタートを踏み切ろうと決心したものの、新天地での生活には心配ごとが付きまとうのは当然でしょう。
そこで京都医塾では、専用の学寮を用意して万全の支援を実施中です。
校舎から徒歩5分という好立地なうえに、家具家電も一通りそろった学寮ですので、生活の基盤がすべて整っています。
さらに寮母が24時間在中していますから、病気などの不測の事態が発生しても速やかに対応することができます。
まとめ
今回の記事では、医学部の立地ランキングを国立・公立・私立大学にわけてまとめてきました。
いずれの種類の大学の上位校にも言えることは、それぞれが都市部の医学部に集中しており、かつ高い偏差値を要求しているところが多いということです。
このことから受験生の方々の中には、志望校合格のための足場をより固めるためにも優れた予備校へ通い、より一層の学力向上をはたしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そういった受験生の方々の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾はオリジナルの教育メソッドと手厚い学習支援を基礎として、これまでにも大勢の受験生を医学部へと羽ばたかせてきた名門の医学部です。
私たちにあなたの受験指導を任せていただければ、ご希望の立地の医学部合格へのバックアップを全力でさせていただきます。
本気で医学部合格を目指す方には、京都医塾こそがうってつけです。
当塾の指導内容などが体験できる「一泊二日医学部合格診断ツアー」は、常時受け付け中です。
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