志望校の合格を勝ち取るために欠かせないのが、正しい受験勉強の計画を立てることです。
この受験勉強の立て方が不十分であると、学習計画が行き当たりばったりになってしまい、本来望んでいた学力への到達が叶いにくくなってしまいます。
そこで今回の記事では、受験勉強における正しい学習計画の立て方や、せっかく立てた勉強の計画が頓挫しないためのコツについて解説していきましょう。
目次
受験勉強の計画の立て方のポイント
では、さっそく本題に入っていきましょう。
本項では受験勉強における計画の立て方のポイントの中でも、代表的なものを五つ選りすぐってまとめました。
正しい目標設定を行う
最初に解説する受験勉強における計画の立て方のポイントは、正しい目標設定を行うというものです。
人間が何かを達成するためには、目標の設定をしっかり行っておくことが重要です。
目標を明確化しないまま見切り発車しても、無計画な学習スケジュールになってしまい、思いどおりの結果は得られません。
このことから目標を正しく設定する必要があるのですが、この作業を実施する際に忘れてはいけないのが、ご自身の実力をきちんと把握しておくことです。
たとえば、医学部合格を目指すためには偏差値65.0くらいが目安となりますが、ご自身があまりにも低い偏差値では適切な目標とは言えないでしょう。
もちろん、優秀な予備校に通えば低い偏差値からの逆転合格も夢ではありませんが、個人レベルの力では、ときとして無謀にも映ります。
勉強の計画の立て方を実践するうえでは、ご自身の実力をしっかり分析して正しい目標設定を行うように心がけましょう。
計画表を作成する
二番目に解説する受験勉強における計画の立て方のポイントは、計画表を作成するというものです。
冒頭でも述べたとおり、やはり計画性に乏しい受験勉強の計画では成果があがらず、志望校の合格が遠のいて行ってしまいます。
そのため、まずは上述したように目標設定を行い、計画を明確にする作業が必要なのですが、ここで計画の立て方としてのポイントを一つあげておきましょう。
それは、計画の立て方を実践する際、全体的に少し高い目標に設定することです
なぜなら、人間はややタイトな受験勉強の計画を組むことによって「ストレッチゾーン」と呼ばれる状態になることができるからです。
ストレッチゾーンとは、適度なストレスが脳にかかった状態のことを言います。
このストレッチゾーンに入ると、脳は作業効率を上げ、高いパフォーマンスを発揮するようになります。
みなさんも学校の課題がギリギリまで終わらないときに、今までにない集中力を発揮して一気に仕上げた経験を、一度くらいはお持ちなのではないでしょうか。
大まかに言うと、この状態がストレッチゾーンの本質です。
このことから受験勉強の立て方を、みなさんが行ううえでは上記ストレッチゾーンを意識した、少しタイトな学習計画を組むことをおすすめします。
勉強をしない日も設ける
三番目に解説する受験勉強における計画の立て方のポイントは、勉強をしない日も設けるというものです。
脳は人間の全体重のわずか2%の重量しかないにもかかわらず、エネルギーの消費量は20%から25%にも上ります。
一言で言うと、相当な大食漢で、かつ日ごろから常に働かせられている器官なのです。
そのため、どこかで休ませてあげないとオーバーヒートを起こしてしまい、受験鬱などの深刻な病気にかかってしまうこともあります。
以上のことから、受験勉強の計画の立て方を意識するうえでは、ところどころに勉強をしない日を設けることがポイントとなるのです。
解答よりも答え合わせに時間を割く
四番目に解説する受験勉強における計画の立て方のポイントは、解答よりも答え合わせに時間を割くというものです。
受験生のみなさんの中には、答え合わせよりも解答の方に重きを置いている方も多いはずです。
解答を頑張ってこそ自身の実力を推し量ることができるのですから、そういった考えにも一理あると言えるでしょう。
しかし、解答よりも答え合わせに時間をかけた方が、脳内の思考を司る部位と記憶を司る部位の両方が刺激され、相乗効果を生むことが科学的に証明されています。
そのため、効率のよい勉強計画の立て方を実行していくうえでは、答え合わせに時間を割いたものを作成するのが一つのポイントとなり得るのです。
科目の優先順位を決める
最後に解説する受験勉強における計画の立て方のポイントは、科目の優先順位を決めるということです。
当然のことですが、大学では学部ごとに重要視している科目に違いがあります。
たとえば、医学部であれば基本的に、どの大学でも英語・数学・理科を最重要視して試験を課しています。
そのため、医学部を目指すのであれば、これらの科目を優先順位の上位において勉強計画を立てることが、正しい学習スケジュールの立て方となります。
また、医学部ごとの出題傾向に合わせた勉強計画の立て方も意識する必要があるでしょう。
私立大学の医学部は大学によって出題傾向が違うため、志望校に合わせた勉強計画の立て方をすることが要されます。
受験勉強が計画倒れしないコツは?
続いて、受験勉強が計画倒れしないためのコツについても見ていきましょう。
こちらの項では、受験勉強が計画倒れにならないためのコツについて、3点ピックアップして取り上げました。
やる気がない日でも少しだけ勉強に手をつける
最初に紹介する受験勉強が計画倒れにならないためのコツは、やる気がない日でも少しだけ勉強に手をつけるというものです。
脳が非常にエネルギーを消費する器官であることは、先ほどお伝えしたとおりです。
そのため、摂取カロリーに乏しい狩猟時代の人類は、なるべく余計なエネルギーの消費を抑えるために、脳をなるべく働かせないように進化してきました。
したがって、勉強にやる気がなかなか出ないというのは、人間が元来持つセーフティシステムとも言えます。
しかし、だからといって、大学合格を目指すためには勉強を計画どおりに進めなければいけません。
そこでおすすめなのが、やる気のない時でも少しでもよいので勉強に手をつけるというものです。
なぜなら、少しだけでも手をつけてみることで脳内では、やる気ホルモンの「ドーパミン」が放出され、徐々にモチベーションがアップしていくからです。
これは、怠けることを優先しがちな脳に刺激を与えることで、エンジンをかけるよう促す方法の一つとなります。
「受験勉強をしなければならないのに、どうしても乗り気にならない」
そんなときは、少しだけでもよいのでノートや教科書を開いてみてください。
きっとドーパミンが放出され、集中力を発揮した勉強に取り組めるようになるはずです。
翌日の勉強の準備を欠かさない
二番目に紹介する受験勉強が計画倒れにならないためのコツは、翌日の勉強の準備を欠かさないというものです。
受験勉強のために机に向かうことに対して、おっくうに感じる方は少なくないのではないでしょうか。
何しろ、その日のノルマを達成するための多大なる努力をするのですから、身体が拒否反応を示しても不思議ではありません。
そこで推奨したい方法が、その日の受験勉強が終わった際に、翌日の受験勉強の準備を軽く行っておくことです。
たとえば、机の上に翌日分の教材をすでに用意していたり、予習を軽く行っておくことなどが典型例としてあげられます。
この作業を実践することにより、翌日以降の受験勉強に取り組む際の心理的な負担を軽減でき、正しい計画の立て方で作成した学習スケジュールを達成できるようになります。
規則正しい生活を心がける
最後に紹介する受験勉強が計画倒れにならないためのコツは、規則正しい生活を心がけるというものです。
みなさんは、「メラトニン」というホルモンをご存じでしょうか。
メラトニンは良質な眠りのために必要なホルモンですが、同時に免疫力の向上にも必要なホルモンです。
そんなメラトニンですが、これは「セロトニン」というホルモンを原料に産生されます。
そして、このセロトニンは、規則正しい生活を心がけることで分泌が促されることがわかっています。
つまり、
✓規則正しい生活を送ることでセロトニンが分泌される
✓セロトニンが原料となってメラトニンがきちんと生成される
✓メラトニンが生成されることによって、免疫能力がアップする
ということになります。
言うまでもありませんが、病気をわずらってしまっては、せっかく適切な立て方で計画した勉強スケジュールを実行に移すことができません。
このことから規則正しい生活を送ることは、メラトニンをきちんと産生して免疫能力をアップし、勉強の計画をしっかりと実践していくための一助と言えるのです。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
繰り返し述べてきたように、志望校に確実に合格するためには、適切な受験勉強の計画の立て方を実践していく必要があります。
今回の記事では、そんな受験勉強の立て方におけるポイントや、計画倒れしないためのコツを解説してきました。
しかし、受験生の方々の中には、どうしても自分の力だけでは自身の力量ふさわしい勉強計画を立てられないといった方も多いはずです。
そして、そういった方々の中には最適な勉強計画をもとに、自分をきちんとリードしてくれる予備校を探している方もいるのではないでしょうか。
そういった受験生の方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、受験生それぞれに見合った勉強計画の立て方を行ったうえで教鞭をとり、これまでにも数多くの方々を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の魅力について紹介していきましょう。
バランスを重視した「完全1対1個人授業×レベル別集団授業」
当塾の特徴的な取り組みの一つとして、個人授業と集団授業をミックスさせたハイブリッドな学習方法あげられます。
この学習方法は個人授業と集団授業の長所を引き出し、さらに短所を補うために実施されているものです。
たとえば個人授業では講師を独占できるという長所を得る一方で、気持ちが緩みやすいという短所もはらんでいます。
このような短所を補うためにあえて集団授業を実施して、気持ちの緩みが生じないようにしています。
大勢の受験生と触れ合いながら授業を行うことで、内なる闘争心が燃え上がり緊張感を持って授業に臨むため、気持ちの中だるみを防ぐというわけです。
もちろん、この集団授業はレベル別で行われますし、学習の後れが見られた方に対しては別個課題を課すなどしてフォローしますので、これら点に関しても心配いりません。
学習計画は受験のプロがサポートして作成
受験勉強を進めていくうえで正しい計画を立てることの重要性は、ここまでも述べてきたとおりです。
正しい勉強の計画が立てられないと、行き当たりばったりの学習になってしまい、志望校に落ちてしまう可能性も出てきてしまいます。
そこで京都医塾では、受験のプロが勉強の計画を立てるために完全なるサポートをしています。
入試の直前期に入ってからも常にあなたに見合った勉強の計画を提案し、合格のその日まで支援をいたします。
4つのステップで実力を測れる「一泊二日医学部合格診断ツアー」
京都医塾では、私たちの魅力をより知っていただくために「一泊二日医学部合格診断ツアー」というプログラムを実施中です。
このプログラムは個別学習カウンセリング、アチーブメントテスト、完全1対1個人授業、そしてプロ講師による各種フィードバックなどの4つのステップで構成されています。
どれも当塾自慢のプログラムとなっていますので、これらの4つの過程を踏まえていただくことでより一層、当塾の魅力をご理解いただけるはずです。
交通費・宿泊費ともに京都医塾がすべて負担しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
受験勉強を進めていくうえでは、自分にとって好ましい学習計画の立て方を実施していかなればなりません。
もし、無計画な勉強スケジュールの立て方を行ってしまえば、学習は一向にはかどらず偏差値の向上は望めないでしょう。
したがって、志望校の合格を勝ち取るためには、自分の力量にとって適切な勉強計画の立て方を実行していかなればならないわけですが、個人レベルではこの作業が難しいといった方もいるのではないでしょうか。
そして、そのような受験生の方々の中には、自分にとって必要な勉強計画を作成してくれて、かつ指導力にも優れた予備校を探している方も多いはずです。
そういった受験生の方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、個々人に見合った勉強計画の立て方を実践し、そして最適な教育方法も同時に行い、例年たくさんの受験生を医学部合格へと押し上げている名門の予備校です。
私たちに受験勉強の計画の立て方と学習指導を一任していただければ、あなたの願いを成就させるためのバックアップを全力でさせていただきます。
本気で医学部合格を目指す方には、トータルサポートで受験生を支える京都医塾こそがうってつけです。
4つのステップを踏んでご自身の実力を測れる、「一泊二日医学部合格診断ツアー」は随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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