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2024年最新・国公立大学医学部現役合格数ランキング

2024年最新・国公立大学医学部現役合格数ランキング

2024年度の大学入試結果が出そろい始め、各誌での報道が散見されるようになりました。

中でも毎年注目されるのは、高校別の国公立大学医学部現役合格数です。

そこで今回の記事では、2024年度最新の入試結果を元に国公立大学医学部現役合格者数をランキング形式でご紹介します。

医学部に強い高校を知りたい、医学部の合格者数が多い高校の共通点を知りたいという方におすすめの内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

2024年国公立大学医学部現役合格率ランキング

国公立大学医学部に「強い」高校を語るにあたってしばしば議論になるのが「何をもって医学部に強いというか」の定義についてです。

在籍生徒人数に対する割合が最も正確とする一方で、難易度を留意するべきではといった声なども多く聞かれます。

そこで今回の記事では、「AERA 4/22号 2024大学合格者高校ランキング 医学部に強い高校の理由(P69)」の掲載内容を基に、「国公立大学医学部現役合格者率ランキング」をご紹介します。

卒業人数に対して、国公立大学医学部現役合格者が占める割合を算出してランキング化しております。

順位学校名分類所在地現役合格者数卒業生数現役合格率
1北嶺私立北海道2911724.8%
2久留米大附属私立福岡4920324.1%
3ラ・サール私立鹿児島3719918.6%
4桜蔭私立東京3922517.3%
5金沢大附国立石川1912015.8%
6私立兵庫3421815.6%
7東大寺学園私立奈良3020714.5%
7東海私立愛知5638714.5%
9愛光私立愛媛3022113.6%
10甲陽学院私立兵庫2519912.6%
11筑波大附駒場国立東京1916311.7%
12洛南私立京都4842011.4%
13海城私立東京3331610.4%
13札幌南公立北海道3230710.4%
15高槻私立大阪252619.6%
16開成私立東京374029.2%
17神戸大附中教国立兵庫91058.6%
18青森公立青森182307.8%
19筑波大附国立東京182337.7%
20仙台第二公立宮城233127.4%
20富山中部公立富山202727.4%
22浜松北公立静岡253557.0%
22広島大附福山国立広島142007.0%
22豊島岡女子学園私立東京253597.0%
25前橋女子公立群馬192746.9%
26日比谷公立東京213176.6%
27大分上野丘公立大分203086.5%
28四天王寺私立大阪274226.4%
29藤島公立福井213326.3%
29新潟公立新潟223496.3%
29岐阜公立岐阜223506.3%
32北野公立大阪193136.1%
33秋田公立秋田162656.0%
34大阪教育大附池田国立大阪81545.2%
35広島大附国立広島101985.1%
36熊本公立熊本174014.2%
36大阪教育大附天王寺国立大阪61434.2%
37岡崎公立愛知163924.1%
38東京学芸大附国立東京63072.0%

参考)AERA 4/22号 2024大学合格者高校ランキング 医学部に強い高校の理由(P69)

※AREA本誌は私立高校・公立高校・国立高校で分けての掲載となっておりますが、こちらのランキングでは高校の分類はひとまとめとしたうえで掲載しております。

なぜ私立中高一貫校は医学部に強いのか?

前項のランキングを見ると、トップ10のうち9校・トップ15のうち12校が私立高校、そしていずれも私立中高一貫校であることがわかります。

今回のランキングでは同率7位の東海高校ですが、浪人を合わせると2024年度の国公立大学医学部合格者数は104名で全国全ての高校で1番の合格者数となっています。

また、東海高校は浪人を合わせた国公立大学医学部合格者数ランキングで17年連続1位となっており、医学部への圧倒的な強さがうかがえます。

国立・公立の高校も多くの国公立大学医学部現役合格者を輩出していますが、上位に名を連ねる私立中高一貫校の実績は一線を画すものがあります。

各都道府県のトップ進学校でも歯が立たないほどの進学実績をたたき出す中高一貫校は、なぜこれほどまでに医学部に強いのでしょうか?

①中高一貫教育・独自カリキュラムで学力養成に特化

中高一貫校が医学部に強い理由の1つに、6年間の一貫した学力養成と独自カリキュラムが挙げられます。

まず、高校受験がない分中学から高校への進学をシームレスに行うことが可能です。

すなわち、中学3年生の広範で高校の内容に入ったり、高校単元とつながりのある内容であれば中学単元の指導タイミングで体系的に取得させたりと、中学・高校の教育内容を統合した長期的な学習計画が立てられています。

そのため、生徒の学力を段階的かつ効率的に向上させることが可能です。

さらに、中高一貫校は一般的な高校とは異なる独自カリキュラムを導入していることが多いです。

例えば、中1の単元を7カ月で終え、中2の単元を8カ月で終え…と前倒し+速習することで、受験学年である高校3年生もしくは高校2年生の後半から大学受験対策の授業や、医学部受験に特化した特別講座を設けることが可能です。

こうしたカリキュラムにより、入試に必要な科目の対策を徹底的に行うことができます。

加えて、同じ環境で長期間学ぶことで教員が生徒の学力や個性を深く理解し、個々に対応した適切指導を行えるという点もメリットの1つです。

生徒それぞれの強みを伸ばしたり弱点を補ったりすることで、バランスのとれた学力向上が図られます。

特に医学部受験では、各教科で高水準の高い学力が求められるため、こういった個別対応が充実させられる点も生徒の合格力を高める要因となっています。

②医学部を目指すことが当たり前の環境

中高一貫校が医学部に強いもう1つの理由は、「医学部を目指すことが当たり前」の環境が整っていることです。

特に医学部の合格実績が強みの学校では、医学部進学を希望する生徒が多数在籍しており、医師を目指すことが日常的な目標として共有されています。

この“環境”は大学受験において強烈な効果を発揮します。

日本人は比較的周りの意見に合わせようとする傾向があるため、医学部を目指す生徒が多い環境に身を置くことで、自然と「医学部を目指す」自分が形成されます。

また、卒業生の実績も大きなきっかけとなります。

先輩たちの成功例が身近にあり経験談やアドバイスを直接聞くことができるため、具体的な目標設定がしやすくなります。

「あの先輩も目指していたから医学部を目指そう」など、いい意味で一般的な高校よりも医学部を低いハードルとしてとらえることができます。

また、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できるという利点があります。

医学部を目指す生徒たちが集まることで、自然と高いレベルで互いに刺激し合いながらモチベーションを保つことが可能です。

また、友人同士での情報交換や勉強法の共有も活発に行われるため、学習の効率化が自然と促進されます。

さらに、学校全体として医学部進学をサポートする体制が整っているため、医学部受験を志せばそれに特化した指導を受けることが可能です。

過去の入試データを基にした傾向分析や対策授業、模擬試験、個別指導や進路相談が充実しており、医学部を目指すために必要な環境整備が容易であることも魅力です。

③予備校の併用

意外に思われる方も多いかもしれませんが、中高一貫校に通学する生徒であっても医学部をめざすにあたって予備校を併用しているケースがほとんどです。

お伝えしたように、中高一貫校のカリキュラムは一般的なカリキュラムより数段早く、高3進級時には高校履修範囲を完了していることがほとんどです。

しかし、医学部受験においてはそれよりもさらに早い段階で学習範囲の履修の完了が理想的です。

履修範囲を終えたうえで、医学部受験特有の難易度の高い問題や面接対策、小論文指導など、学校ではカバーしきれない分野を補完する必要があります。

そのために、多くの生徒は予備校を利用しているのです。

予備校は、学校以上に「医学部を目指す」生徒が集まっている環境のため、医師を目指す仲間とのネットワークが形成されたり当日のライバルとなる人物と競争意識をもって学習できたりするという利点もあります。

中高一貫校の6年間、一貫した教育と予備校での専門的な指導を併用し、より高い学力と受験対策力を身につけ、医学部合格を確固たるものへと昇華させていきます。

私立中高一貫校でなければ医学部合格は難しい?

ここまでの内容から「やっぱり中高一貫校に通わなければ医学部合格は難しそう」と思われた方も多いかと思います。

もちろん、そんなことはありません。

中高一貫校に入学しなくとも、前出のランキングのような医学部合格力が高い高校に入学しなくとも医学部合格の道は必ず存在します。

ただし、大学受験に対して漫然と構えていては当然差を広げられてしまいます。

①受験科目の履修範囲の速習 ②医学部を目指すための環境整備 ①②を実現するための予備校の利用 この3点がカギとなります。

上記①②は、中高一貫校が行っている特別カリキュラムの内容を項目化したものです。

中高一貫校のカリキュラムで学習ができなくても、予備校での専門的な指導を受けることで医学部受験に必要な範囲の速習は可能ですし、自習室や同じ目標を持ったライバルにも出会うことが可能です。

自分がいる環境を、中高一貫校に負けないものに整えていくことで医学部受験を対等に戦うことができます。

高校だけで未来は決まりません。

目標に合わせた学習をするためにどのような方法があるのかを模索していきましょう。

私立中高一貫に負けない環境! 医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部の合否は、通っている高校では決まりません。

当日の試験で合格点をとれるかどうか、2次試験で医師となる人物に足ると判断されるかどうか、すなわち入試当日に全てが決まります。

しかしそれでも、「地方からでは医学部を目指すのは難しいのではないか」「進学校ではあるけれど、公立の高校で進度が不安」など、さまざまなお悩みを耳にします。

医学部合格を本気で目指したい、と考える方におすすめなのが京都にある医学部専門予備校「京都医塾」です。

以下では、京都医塾について詳しくご紹介します。

個別カリキュラムで医学部合格の最短距離を辿る

京都医塾の特徴のひとつは、「同じカリキュラムで学ぶ生徒が居ない」ことです。

医学部を目指すと言っても、道のりは千差万別です。

一人ひとりの学力や学習習慣によってスタート地点が異なる上に、目標とする大学・選択科目など、辿る道のりとゴールの組み合わせが無限に存在します。

そんな中、自分の状況を客観的に分析した上で、目標とする大学に合格できる学力を身につけるカリキュラムを受験生が個人で作り上げるのは至難の技です。

京都医塾では、入学テストや日々の授業結果、外部模試の結果を分析し、一人ひとりの目標に合わせたカリキュラムを作成しています。

得意科目は少人数集団授業、苦手科目はマンツーマン授業など、理解度に合わせた授業形態の提案はもちろん、自習時間のTO DO管理まで細やかに学習をサポートします。

優先度や取り組み方まで指導するため、自学の時間の活用法に迷いがなくなります。

苦手教科も徹底的に対策可能・レベル別少人数集団授業

前項でお伝えした通り、京都医塾では理解度に合わせた授業形態の選択が可能です。

その中でも、京都医塾の指導システムとして特徴的なのが「レベル別少人数集団授業」です。

個別指導は苦手を徹底的に克服したり理解の甘い部分を質問で解決ができたりするため、苦手科目の中でも「何から手を付けていいかわからない」単元に有効です。

一方で、「基本は押さえているが応用に差し掛かると立ち行かない」というレベルの場合、演習と答え合わせの反復が重要となります。

京都医塾の「レベル別少人数集団授業」は教科別・レベル別でクラスを編成します。

多様な学力レベルが混在する集団クラスで画一的な授業を展開するのではなく、1クラスの人数を絞ったうえで、実力の近い生徒と切磋琢磨しながらの受講が可能です。

いつでも質問OK! 専門の常駐講師が質問に対応

進学校と呼ばれる私立中高一貫校や、地域のTOP高校では質問に対するサポートが充実しています。

しかし、学校での質問対応はあくまでも学校が開いている日・時間に限られてしまうため、学校が休みの日や、帰宅後の自習時間には質問ができません。

また、多くの生徒から質問があると先生が対応できる時間が限られてしまい、スムーズに回答を得られないこともあります。

さらに、多くの場合入試直前期は進路指導などが重なり質問すること自体が難しくなってしまう傾向にあります。

京都医塾には、質問対応専門の講師が常駐しています。

アルバイトのチューターではなく専門講師が対応しますので、難度の高い質問であっても迅速に回答可能です。

また、京都医塾が開校している時間であれば、朝から夜まで好きなタイミングで質問が可能です。

まとめ

学校の医学部受験対策はもちろん有効です。

その一方で、さらに一歩前に出られる実力をつけなければ医学部合格にたどり着けないという現実もあります。

自学の時間をより充実させるべく、医学部受験を志す仲間に囲まれた環境で切磋琢磨することを心がけましょう。

また、今回の記事で「京都医塾ってどんな予備校なんだろう?」と、ご興味をもってくださった方もいるかと思います。

そのような方々に向けて、京都医塾では、『一泊二日医学部合格診断』を実施しています。

『一泊二日医学部合格診断』では、京都医塾の指導内容をお伝えするとともに、実力診断テストを実施し、現状は医学部合格にどのような点が足りていないのかをお伝えする面談を実施します。

授業体験も行いますので、求めている指導が受けられるかどうかぜひ体験にてご判断いただければと思います。

なお、交通費や宿泊費は全て京都医塾で負担しますので、医学部合格を目標としている方は、ぜひお気軽にご参加ください。