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【2025】自治医科大学の出身高校ランキングを紹介!医学部の入試情報や倍率も解説

【2025】自治医科大学の出身高校ランキングを紹介!医学部の入試情報や倍率も解説

全国トップクラスの医師国家試験の合格率を誇る自治医科大学には、毎年多くの受験生が試験に挑んでいます。

自治医科大学を目指そうと思ったものの、自分の学力で合格できるのか、自分の高校からでもいけるのか、不安が付きまとっていることでしょう。

確かに難関校であることは間違いありませんが、適切な指導のもと着実に努力を重ねれば十分に合格を狙えます。

本記事ではそんなあなたに自治医科大学の出身高校ランキングと医学部入試の情報をお届けします。

自治医科大学の出身高校

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自治医科大学の出身高校トップ20

自治医科大学の合格者の出身高校トップ20です。偏差値も合わせてご確認ください。

順位私立/公立高校名偏差値所在都道府県合格者数(2024年度)
1位公立真岡女子高等学校54栃木県8人
2位公立藤島高等学校70福井県7人
3位公立石橋高等学校66栃木県6人
3位私立開智高等学校68-73埼玉県6人
5位私立高田高等学校50-64三重県5人
6位公立宇都宮北高等学校58栃木県4人
6位公立山形東高等学校68山形県4人
6位私立宇都宮短期大学附属高等学校43-68栃木県4人
6位公立富山中部高等学校70富山県4人
10位公立宮崎西高等学校61-70宮崎県3人
10位公立古河第三高等学校56茨城県3人
10位公立鹿沼東高等学校54栃木県3人
10位公立盛岡第一高等学校67岩手県3人
10位公立熊本高等学校74熊本県3人
10位公立日立第一高等学校64茨城県3人
10位公立足利高等学校57栃木県3人
10位公立栃木翔南高等学校57栃木県3人
10位公立下館第一高等学校59茨城県3人
10位私立白鴎大学足利高等学校40-63栃木県3人
10位公立前橋高等学校71群馬県3人
10位公立船橋高等学校71-73千葉県3人

※出典:サンデー毎日、みんなの高校情報を基に作成

※医学部以外も含む

自治医科大学の出身高校の特徴

自治医科大学は、各都道府県から2~3名(栃木県は地域枠3名を含む5~6名)の学生を選抜するという入試方式を取っている影響で、全国の高校からの合格者が見受けられます。

偏差値をみてもばらつきがある印象で、必ずしも超難関高校出身ばかりではないことがみてとれます。

そして、圧倒的に公立高校からの合格者が多いのも大きな特徴で、公立高校からでも十分に合格を狙えることがわかります。

自治医科大学医学部の偏差値の目安は67.5と全国の私立大学医学部の平均よりも上ですので、確実な学力向上のための計画が重要です。

自治医科大学の入試データ分析

自治医科大学の入試に関するデータについて解説します。勉強方針を決めるうえで参考にしてください。

医学部合格に必要な偏差値

自治医科大学医学部の一般選抜における偏差値は67.5以上が目安となっています。

全国的に見ても自治医科大学の難易度は高いといえますので、確実な基礎力と学力が必要です。

直近の倍率と志願者数

【自治医科大学 医学部 入試方式別倍率(過去4年)】

入試方式2024年度2023年度2022年度2021年度
一般選抜15.814.917.018.6

【自治医科大学 医学部 男女別別受験者数(過去3年)】

2024年度2023年度2022年度
男性1,1631,0841,247
女性781745846
全体1,9441,8292,093

※出典:自治医科大学ホームページ

自治医科大学医学部は推薦入試は行っておらず、全受験生が一般入試に挑むことになります。

ただし、自治医科大学医学部は特殊な入試形態をとっており、各都道府県の上位2~3名が合格するというものになっています。

誤解を恐れずいうと、学力が高い都道府県では求められる学力が高くなる、ということです。

これは受験生にとってはメリットにもデメリットにもなりえます。

また、自治医科大学には入学の際にも特徴があります。

仮に国公立大学を併願していた場合、自治医科大学の試験に合格すると国公立大学の合否の結果を待たずに入学するかどうかを決めなければいけません。

将来を決める重要な選択ですので、慎重に判断しましょう。

自治医科大学の特徴

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自治医科大学医学部は全国の医学部の中でも特殊だと言われることが多いのですが、その所以ともいえる特徴をご紹介します。

全国でトップクラスの医師国家試験合格率

毎年行われる医師国家試験ですが、合格率を大学別にみると自治医科大学は全国でもトップクラスに高いことがわかります。

直近13年間で全国トップになった回数は11回。

時をさかのぼり1978年から2025までの48年間をみても、全国トップが22回という驚異の数字を誇っています。

【直近5年間の自治医科大学における医師国家試験の概要】

受験者数合格者数合格率
2025年13513499.3%
2024年122122100%
2023年12212199.2%
2022年125125100%
2021年115115100%

※出典:自治医科大学ホームページ

生徒を支える修学資金貸与制度

自治医科大学の最大の特徴はなんといっても修学資金貸与制度でしょう。

条件を満たせば、学費が全額免除になるこの制度は多くの受験生の憧れです。

特に金銭的に親御さんに負担をかけたくないと考えている受験生にとっては大きな魅力といえます。

学費が全額免除になる条件というのが、卒業後に出身都道府県の山間部や離島のへき地での指定公立病院等に9年間勤務するというものです。

注意しなければいけないのは、途中で退職や転職をして9年間を満了できなかった場合に、学費を一括で返還しなければならないということです。

自分の出身地に貢献したい。山間部や離島での勤務をしたい。

と考えている受験生には大きなメリットといえますが、そうでない場合はデメリットともいえる条件です。

医師の足りていないへき地での勤務は人によってはやりがいを感じることもあり、中には9年間の勤務を終えて都心部の病院に勤めたあと、自身の希望により再びもともといた出身地のへき地へ戻る卒業生もいるほどです。

学生生活を充実させる全寮制

キャンパス内にある自治医科大学の学生寮は、通学に便利なだけではなく女子学生も安心できる万全なセキュリティが魅力です。

さらに、女性寮には女性管理人が常駐しているのでさらなる安心感を与えます。

全学生にプライバシーがしっかり守られる個室が用意され、充実した学生生活を送るには十分すぎるほどの設備が整っています。

自治医科大学の学生寮の特徴として、寮内で2~6年生の約10名で構成されるグループがあり、各グループには小ラウンジが設けられお互いの相談の場として重要な場となっています。

自治医科大学医学部の入試形式と必要科目

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自治医科大学医学部の入試形式と必要科目をご紹介します。

【一次試験】

学力試験(マークシート式)および面接試験を行います。

ただし、面接試験は学力試験及第者のみが対象となります。

教科科目出題範囲配点時間


数学
数学I(全範囲)数学II(全範囲)数学III(全範囲)数学A(全範囲)数学B(数列)数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)

25点


80分

理科(2科目選択)
物理「物理基礎」と「物理」を併せた範囲
50点(1科目25点)


80分
化学「化学基礎」と「化学」を併せた範囲
生物「生物基礎」と「生物」を併せた範囲


外国語
英語コミュニケーションI英語コミュニケーションII英語コミュニケーションIII論理・表現I論理・表現II論理・表現III

25点


60分

【ニ次試験】

学力試験(記述式)および面接試験を行います。

教科出題範囲配点時間
数学数学I(全範囲)数学II(全範囲)数学III(全範囲)数学A(全範囲)数学B(数列)数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)

12.5点


30分
外国語英語コミュニケーションI英語コミュニケーションII英語コミュニケーションIII論理・表現I論理・表現II論理・表現III

12.5点


30分

【面接試験】

集団面接 約20分個人面接 約10~15分※集団面接と個人面接は都道府県単位で行います。

自治医科大学医学部の合格を勝ち取るためには、入試形式と必要科目を把握することは必須です。

適切な対策のもと、勉強のスケジュールを組み立てていきましょう。

また、自治医科大学医学部の入試の特徴として、面接試験が計3回あることが挙げられます。

これは自治医科大学医学部の入試の形式上、都道府県によって倍率や必要な学力に差が出てしまうことから、人間性をより重視する必要があるためでしょう。

面接対策にも重点を置くことが大切です。

本気で自治医科大学医学部を目指すなら京都医塾

自治医科大学医学部の偏差値や倍率の高さに、悲観してはいないでしょうか。

もちろん簡単ではありませんが、正しい努力と正しい指導を受けることであなたでも十分に合格を狙えます。

学校と自習だけでは理解が追いつかないときや、うまく学習計画を立てられないと感じたなら進学塾を頼るのもいいでしょう。

医学部専門予備校の京都医塾なら最大のサポートを受けられます。

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自治医科大学医学部合格を目指すには、集中して勉強に取り組める学習環境が不可欠です。

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さらに、週一回カウンセリングを行いテストの結果や現在の学習状況などを共有して、計画を定期的に更新します。

カウンセリングの際には日々の悩みなども講師へご相談ください。

講師と二人三脚で合格を目指しましょう。

まとめ

自治医 大学 医学部 出身 高校

自治医科大学は全国から受験生が集まる、難易度の高い難関校です。

合格するためには相当の覚悟と勉強量が必要です。

条件はありますが、学費が免除になる魅力的な修学資金貸与制度もあります。

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