受験生にとって大切な時期に風邪を引いてしまうと、焦る気持ちが湧いてくるものです。
そんなときに休むべきなのか勉強するべきなのか、迷ってしまうのではないでしょうか。
自分の体調や気持ちに従って、今やるべきことを見極めることが大切です。
今回の記事では、受験生が風邪を早く治す方法や風邪を引いたときにおすすめの勉強法などを解説します。
風邪を引いてしまい焦っている受験生は、この記事を参考にしてみてください。
受験生なのに風邪を引いて勉強できない!休息を取るべき理由

「受験生なのに風邪を引いて勉強できない」と焦っている方は、基本的に休息を取ることをおすすめします。
ここからはなぜ休息を取るべきなのか、その理由を3つ紹介します。
「体を休める期間」と割り切ることが大切だから
風邪を引いたときは「体を休める期間」と割り切ることが大切です。
体調不良の時に無理して勉強しても、学習効率を下げてしまうからです。
例えば暗記を行っても頭に入ってこなかったり、座っているのがつらくなったりしてしまいます。
加えて無理をして勉強すると、体調が悪化してしまう可能性もあります。
焦る気持ちを抑えて何日間かは休むと決めて、休息を取ることが重要です。
また風邪を引くときは、疲れやストレスが溜まり免疫力が低下することが原因とされています。
疲れが溜まり過ぎた体をしっかりと休めることは、受験生が真っ先にやるべきことといえるでしょう。
勉強は時間よりも集中力が重要だから
風邪を引いた受験生が休息を取るべき理由は、勉強時間を長時間確保するよりも、短時間でも集中して学ぶ方が重要だからです。
受験生が勉強する目的は、長時間勉強することではなく、志望校に合格することです。
体調が戻った後に、机に向かう時間が限られているとすれば、勉強場所を変えたり隙間時間を活かしたりして工夫しながら勉強すると良いでしょう。
しっかりと休息が取れれば、その後集中力のアップにも期待できます。
長引かせないように対策するべきだから
もし受験生なのに風邪を引いてしまったときは、長引かないように休息を取るべきです。
風邪が長引いてしまい、模試や入試に影響してしまうと取り返しのつかないことになる可能性があります。
万全の体調で試験に臨めるように、とにかく風邪を治すことに専念しましょう。
もしかすると勉強を休むことで、他の受験生と比べてしまい焦る気持ちが湧く可能性があります。
ただ1日、2日休む程度では大きな影響は出にくいでしょう。
無理をして体調不良が長引くと、勉強時間がさらに減ってしまったり試験に影響が出てしまったりする懸念があります。
風邪を引いた受験生におすすめの勉強法
風邪を引いた受験生は本来は休むべきですが、休む方がストレスだと感じる方や少しずつ体調が戻ってきた方もいることでしょう。
そこでここからは、風邪を引いた受験生におすすめの勉強法やポイントを3つ紹介します。
横になりながらできることに取り組む
風邪を引いているときは、横になりながらできることに取り組みましょう。
体を起こさず勉強することで、休息を取りつつ勉強することができます。
例えば単語の暗記をしたり、参考書を読んだりすることは机に向かわなくてもできます。
また動画の教材や講義をみることもできるでしょう。
受験生にとって大切な時期に風邪を引くと、まず焦りの気持ちが浮かんでしまう可能性があります。
しかし、そこで過度に落ち込まず、今できることに冷静に取り組みたいものです。
環境を整えて勉強する
風邪を引いたときは、環境を整えて勉強することが大切です。
これ以上体調を悪化させないために、対策を行いつつ勉強するべきだからです。
例えば部屋の湿度をキープして勉強することが重要で、湿度が下がるとウイルスが棲みつきやすい環境になります。
乾燥は喉の痛みが治りにくいことにもつながります。
他にも部屋や体を暖めることが大切ですが、その際は乾燥や眠気には注意したいところです。
暖房器具を使用するよりも、首や手首、足首などは温めて、頭を冷やした状態で勉強しましょう。
またもし勉強中に眠気が襲ってきたときは、定期的に休憩を挟んだり炭酸水などのスッキリした飲み物を飲んだりして、リフレッシュしてみてください。
遅い時間まで勉強しない
風邪を引いたときは、遅い時間まで勉強しないことが基本です。
遅い時間まで勉強していると風邪が悪化してしまう可能性があるからです。
夜は咳が出やすい、体が冷えやすいなどに陥りがちで、体がどんどんつらくなってしまう可能性があります。
風邪を治すには、たくさん睡眠を取ることが大切です。
もし風邪のときに睡眠時間を削って勉強すると、風邪が治るのが遅れてしまう可能性があるでしょう。
また夜に頭が活性化すると睡眠の妨げになる心配もあるため注意が必要です。
夜はしっかりと睡眠を取った上で、昼間だけ勉強すると決めて短時間集中で学ぶように努力してみましょう。
受験当日には万全の体調で!風邪を早く治す方法

受験当日や模試などの大切な試験の日に影響がないように、なるべく早く風邪を治したいものです。
ここからは受験生が風邪を治す方法を4つ紹介します。
体を温める
寒い環境にいるとなかなか風邪は治りません。
特に風邪の引き始めは寒気がするため、体を温めて体を守る必要があります。
衣類を重ね着したり温かいものを食べたりして、体を温めるのがおすすめです。
もし風邪を引いているときにお風呂に入る場合は、湯冷めに気を付けましょう。
体を温めることは、肉体的にも精神的にも回復する効果が期待できます。
また、体を温める際は、あわせて水分補給を行うことが大切です。
温めてばかりでは脱水症状を起こしてしまうため注意が必要です。
睡眠時間を確保する
風邪を早く治すために、睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
睡眠時間を確保することで体の免疫力がアップし、ウイルスを撃退することができるからです。
また睡眠は疲労回復効果もあるので、勉強するための体力を戻すことができます。
風邪を治すためには睡眠時間だけではなく、睡眠の質にこだわることも大切です。
睡眠の質を上げるには、朝日を浴びて体内時計をリセットしたり入眠の2〜3時間前にお風呂に入ったりすることが有効と言われています。
また寝室の照明は少し暗いものに変えると、体を落ち着かせる準備ができるでしょう。
栄養価の高い食事を摂る
受験生が早く風邪を治すには、栄養価の高い食事を摂ることが大切です。
受験生が栄養を取ることで、体力回復や免疫力アップなどさまざまな効果が期待できるからです。
例えば、体を温める食事には味噌や納豆などの発酵食品、ほうれん草や根菜類などの冬が旬の野菜が有効です。
他にもタンパク質を多く含む肉や魚などからも効果が期待できます。
(参考:厚生労働省|冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材)
他にも筋肉量の増加で、冷えを改善したり勉強する体力を備えたりできます。
筋肉量を増やすにはタンパク質と糖質が重要とされています。
受験は長期戦なので、風邪のときはもちろん日頃から栄養バランスの取れた食事を心掛けたいものです。
ウイルス対策を行う
受験生が風邪を治すには、ウイルス対策を意識して行うことが重要です。
ウイルス対策を行うことで風邪を早く治すだけではなく、周囲への配慮にもつながります。
まずは自分が勉強する部屋を、ウイルスが生存しにくい環境にする必要があります。
自分の部屋の湿度を上げるために、加湿器を使用したり濡れたバスタオルを干したりしましょう。
他にも風邪を引いているときは、なるべく外出しないようにしましょう。
学校から帰ってきた時は、マスクや手洗いうがいを徹底するなど基本的なことに気を付けることが大切です。
家族や友人にうつしてしまわないように、なるべく人と会うのを避けたりマスクをつけたりして対策を行いましょう。
医学部合格を目指すなら京都医塾へ
受験生に体調不良やトラブルがあったときに、細かいことが相談できる講師がいると心強いです。
今回の場合、風邪を引いたときの勉強への向き合い方や完治した後の勉強方法などを相談できると、今後の受験生活を安心して過ごせます。
難関医学部にも対応!独自のチーム指導
京都医塾に在籍する社員講師は、京都大学を中心に難関大学に合格していたり大学院で専門知識を磨いていたりする優秀なメンバーです。
そして、一流大学を出ているだけではなく、生徒1人に対して各教科の社員講師平均13人がチームとなって指導を行い、合格を目指します。
講師間で情報を共有して、指導方針を統一し、その上で生徒が勉強すべき科目を重点的に学び、予習・復習などのバランスを確認します。
生徒への指導の質を上げるために、月3度の教科別会議と月に1度の各科目担当者会議を実施し、生徒一人ひとりについて話し合っています。
京都医塾は「遠征受験 特別サポート合宿」で受験会場まで引率
東京・岡山など遠方の受験の場合は、普段授業をしている社員講師やスタッフが生徒とともに上京し、宿泊、起床、食事から前日、当日の指導に至るまで京都にいる時と同じように全力でサポートします。
試験会場まで引率しますので、慣れない土地での受験を不安に思う受験生は多いです。
受験生も保護者様も安心して受験当日を迎えられます。
遠方からでも安心!学寮をしっかり完備
京都医塾は学寮を完備していて、学生が安心して暮らせる環境です。
校舎は徒歩5分の距離にあり、学習時間を無駄にすることがありません。
また学寮は住み込みの寮母が生徒を見守ってくれていることや、24時間365日のメンテナンス、メディカル、保険サービスなどの安全サポートも整っています。
勉強だけに集中できる生活環境といえるでしょう。
また学寮にはベッドや冷蔵庫、洗濯乾燥機などの家具家電がそろっているので、引っ越し時の出費を抑えることができます。
さらに、学寮の食事は専属の管理栄養士が監修したオリジナルの献立です。
長い受験生活の中で、学習のパフォーマンスを高める効果が期待できます。
京都医塾の学寮はこのように学習環境が整っているため、一人暮らしが初めてでも安心して暮らせます。
実際に関東や九州などの遠方に住んでいる学生もたくさん入塾しています。
まとめ

受験生で風邪を引いてしまったときは、基本的に早く治すことを優先しましょう。
ただ、風邪を引いても勉強したい、風邪が治りかけているので勉強を始めたいという場合は、ベッドで横になりながらできることに取り組む、昼間に絞って勉強するなど体調を配慮しながら勉強しましょう。
今回の記事で風邪を早く治す方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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