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香川大学医学部医学科二次試験対策

香川大学医学部医学科二次試験対策

 

医学部専門予備校京都医塾です。
以下では、香川大学医学部医学科2次試験(面接)について、ご紹介したいと思います。

2次試験の配点について

前期:共通テスト700点、個別学力テスト600点、面接100点
→共通テストと2次試験の比率が1:1です。面接の得点も高いので入念な準備が必要です。

香川大学の小論文について

香川大学医学部の入試では小論文は課されません。

香川大学の面接について

2/26に行われます。
面接時間:10~20分
形式:個人面接(受験生:1人 面接官:4人)
※2020年度までは集団討論がありました。

 内容と過去の質問例

・医師志望理由
・香川大学志望理由
→「本当は地元の○○大志望だったのですが、共通テストの点数が足りず…」なんて、間違っても言わないようにしてください。もちろん、それで落とされるということはないと思いますが。香川県になじみのない人も、香川県や香川大学についてしっかり調べましょう。
・希望する診療科
→「まだ決まってない」というよりは具体的な診療科を挙げて話した方が、内容は深まります。その診療科における課題や対策にまで言及しましょう。
・理想の医師像
・命はなぜ大切なのか
・赤ちゃんと老人、どちらを助けるか
・交通マナーが良くなるには
→社会問題について論じる質問もあるようです。新聞の「社説」などを参考にすると良いでしょう。
・離島での医療について
→香川県には「小豆島」という離島があります。このような特殊な環境をふまえて、地域医療について論ずる必要があります。ところで、「あずきじま」ではないですよ。
・オンライン診療について
→香川大学は遠隔医療の取り組みが進んでいます。いい加減な知識で発言すると厳しく突っ込まれることでしょう。大学を見ておくとよいでしょう。
・出生前診断について
・災害医療について
→医療問題についても聞かれますので、幅広い医療知識が必要です。

香川大学の特徴

・総合大学。
→単科大学に比べ、総合大学は多様な価値観をもった様々な学生との交流が魅力です。大学によっては医学部キャンパスが独立しており、他学部との交流が実質ないところもありますが、香川大学では1年次はメインキャンパスでの授業があります。
・「かがわ遠隔医療ネットワーク」という進んだ取り組み。
・国際交流が盛ん。特にブルネイとの交流が活発。
・「希少糖」の研究が有名
→香川大学は世界の希少糖研究をリードしています。同大農学部が発見した希少糖を医学部でも研究し、将来、糖尿病や動脈硬化の予防薬ができるかもしれません。研究医志望の受験生はもちろん、臨床医志望の受験生にとっても興味深い研究です。

香川県の医療事情

大きな特徴として高松医療圏への医師の集中、科の偏在などの問題があります。県のHPなどで調べておきましょう。香川大学は「地域医療」に力を入れている大学です。香川県の地域性を踏まえて地域医療を考えましょう。特に地域医療推進枠の人は、僻地や離島の医療について調べておきましょう。
 
以下、香川県の特色ある医師・医学生の支援体制を紹介しますので参考にしてください。
・香川県地域医療支援センター…医師の配置調整とキャリア形成支援
https://dr-kagawa.com/
・香川オリーブねっと…女性医師・医学生のためのサポートネットワーク
https://kagawa-olive.net/

香川大学2次試験のポイント

・現役/浪人の入学者数には大きな差はありません。
2021年度 医学部医学科入学者 現役:49人/浪人:60人
 
・香川大学医学部の面接は個人面接ですが、4人の面接官がそれぞれ質問してきます。穏やかな面接官も少し厳しい人もおられるでしょう。何より1:4というのは、慣れていないとなかなかの圧を感じるのではないでしょうか。また募集要項には、「総合点の如何にかかわらず面接の結果をもって不合格となることがあります。」との記述もあります。落ち着いて実力を出しきるには、本番を想定した稽古が欠かせません。

まとめ

香川大学医学部の2次試験において、面接対策がいかに大事かおわかりいただけたでしょうか。

医学部専門予備校京都医塾でも、「前期2次試験対策」(1回90分)を承っています。
どうぞご利用ください。