医学部専門予備校京都医塾です。
以下では、滋賀医科大学医学科の一般選抜・2次試験(面接)について、ご紹介したいと思います。
目次
個別学力検査の日程について
前期:
2月25日(金)…数学 120分(9:30~11:30)、 理科 150分(13:00~15:30)
2月26日(土)… 外国語(英語) 90分(9:30~11:00)、面接 12:30~
※個別学力検査は実施されません。
2次試験の配点について
前期:共通テスト600点、個別学力検査600点、面接あり
★募集要項に「 面接は、段階評価を行い、その評価が一定の基準に満たない場合は、総合点にかかわらず不合格とします。」とあります。不安のある方は、医学部を専門に行っている予備校などで面接指導を受けるのがよいでしょう。
滋賀医科大学の小論文について
滋賀医科大学医学科の一般入試では小論文は課されません。
滋賀医科大学の面接について
滋賀医科大学の面接試験は、個人面接及びグループワークが課されます。
形式 :個人面接(受験生:1人 面接官:3人)
面接時間:10分前後
内容と過去の質問例
・医師志望理由
・滋賀医科大学志望理由
⇒滋賀医科大学の特色や滋賀県の医療事情など、あらかじめしっかり調べた上で、志望理由を考えましょう。
・理想の医師像(どんな医師になりたいか)
・医師になったら、何をしたいか
⇒ここは具体的な診療科を挙げて話した方が、内容は深まります。その診療科における課題や対策にまで言及しましょう。
・自己PR
⇒自分に医師への適性があるということをアピールするための場だと意識してください。医師の仕事につながる長所などを言うといいでしょう。
・併願校について
⇒正直に答えて問題ありません。
・時事問題
⇒余裕があれば新聞記事や日々のニュースから時事ネタの知識を拾っておきましょう(受験生にそん な時間はないという声が聞こえてきそうですが、京都医塾の生徒は皆、毎週発行される『社説集』に目を通し、時事問題に日々触れているので、大丈夫ですね)。
特にCOVID-19に関しては、多くの大学で様々な角度から質問されています。医者や患者の立場から考えることはもちろん大切ですが、それ以外にも政治や経済等、様々な立場から考える視点を持ちましょう。
滋賀医科大学のグループ討論について
時間:25~30分程度
形式 :グループ討論(受験生: 6人 面接官:3人)
※面接官が討論の誘導やアシストをする場合あり
グループ討論では、自分の意見を押し通すのではなく、周りの意見を聴く姿勢を示すことが大切です。周りの意見を受けて、自分の意見を述べるといいでしょう。このとき、議題と関係のない話をしたり、黙り込んだりして、会話の流れを切ることがないように気をつけましょう。また、相手の意見を否定したりしてはいけません。すべての人が発言しやすいように配慮し、コミュニケーションを促すことを目標にしましょう。
集団討論のテーマ
1.ゲノム編集技術について
2.医師の働き方について
3.医療格差について
4.医師にとって必要な素質について
⇒材料にできる知識があると非常に話しやすくなるはずです。一方で、事前に知識として知らなければ全く太刀打ちできなくてもおかしくありません。医療知識や医療の現状は事前に必ず頭に入れておきましょう。
5.40代での早期退職について
⇒この質問では世間への関心の高さも問われています。時事ネタもしっかりとチェックしておけば、討論内でうまく立ち回れる可能性が高まるでしょう。
面接のポイント
個人面接・集団討論共に、内容自体はオーソドックスです。一方で、医師への適性に大きく欠けると判断された場合不合格になってしまう以上、基礎的な医療知識についての学習は必須です。受験頻出の用語はその意味内容や周辺知識、論点などもおさえておくのが吉でしょう。