医学部は全国に存在し、どの地域の医学部に通えば良いか迷われている方は多いのではないでしょうか。
その中でも、大阪には多くの生徒を抱える私立の医科大学もあり、入学を検討している方も多いかと思います。
そこで本記事では、大阪府の医学部候補を4校ご紹介するとともに、代表的な大阪大学医学部の偏差値も解説します。
また、大阪の医学部の受験難易度や、医学部受験に合格する方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
大阪府の医学部候補4選
まずは、大阪府にどのような医学部があるのかを知るために、医学部候補の例を4校ご紹介します。
・大阪大学
・大阪医科薬科大学
・関西医科大学
・近畿大学
それぞれ順番に見ていきましょう。
大阪大学
大阪大学は、大阪府吹田市にある国公立大学の1つです。
大阪大学では、入学してからの最初の1年間は、一般教養科目を豊中キャンパスにて学びます。
また、1年次の後期からは基礎医学を学び始め、2年次になると、基礎医学を本格的に吹田キャンパスにて学ぶことが特徴です。
3年次になると、希望する研究室にて研究に専念し、3ヶ月間みっちり研究を行います。
そして、3年次からは臨床医学の講義を受けるようになり、4年次には関連病院にて臨床実習を行います。
5年次にも2ヶ月間研究室で研究を行い、6年次には海外での研究も許されるようになります。
このように、1年次~6年次にかけて、包括的に医学の基礎を学び、研究室にて専門的な知見を深める流れとなっています。
大阪医科薬科大学
大阪医科薬科大学は、大阪府高槻市にある私立大学です。
1927年に大阪高等医学専門学校として始まり、2021年に、統合により大阪医科薬科大学として名称が変更されました。
大阪医科薬科大学は、1年次に総合教育を学び、早期に体験実習が行われることが特徴です。
そのため、実習を通して専門的知識を身に付けたい方に推奨できるでしょう。
また、2年次には基礎医学系科目、3年次には臓器・器官別の臨床科目を学びます。
なお、臨床科目はアクティブラーニング形式で行われます。
そして、4年次になると44週間かけて大学病院の全科をまわる実習が始まります。
他の医学部と比較して、より実習に重きを置いた医学部と言えるのではないでしょうか。
関西医科大学
関西医科大学は、大阪府枚方市にある私立大学です。
1年次から体験実習が始まるとともに、基礎医学科目、一般教養科目の双方を同時に学んでいきます。
2年次には実習が始まり、チーム医療の概要や考え方を学ぶことが特徴です。
また6年次になると、国内のみならず、国外の臨床実習に参加できるようになります。
加えて、他の大学の臨床実習にも参加できるようになっており、入学後の選択肢が幅広いことが強みだと言えるでしょう。
なお、関西医科大学で用意されている「研究マインド育成プログラム」に参加し、一定の成績を収めることができれば、3年次から研究活動を行うことも許されます。
近畿大学
近畿大学は、大阪府大阪狭山市にある私立大学です。
1925年に創立されており、その後医学部は1974年に設置されました。
近畿大学は、関西地方の医科大学で唯一の総合私立大学であるため、他の職種も交えた講義が行われています。
1年次から病院実習や解剖実習を行い、共通の一般教養科目などを学んでいきます。
また、2年次にはチュートリアル形式にて少人数で知識を養い、4年次には、各診療科をローテーションで実習していきます。
なお、春季休暇時には、北米コース、欧州コース、東南アジアコースの中から、任意で海外実習を選択できることも特徴です。
大阪大学医学部の偏差値
ここまで、大阪の医学部の代表例を解説してきました。
とはいえ、どのような学校があるのか理解できても、大阪の医学部に合格するためには、どの程度の偏差値が必要なのか気になる方は多いのではないでしょうか。
あくまで参考例として、大阪大学医学部の偏差値をご紹介すると、2021年度は偏差値が73となっています。
こちらの偏差値は、東京大学、東京医科歯科大学に次ぐ3位の数字となっており、非常にレベルの高い学校であることが分かります。
したがって、大阪大学の医学部への受験を検討している場合は、上記の偏差値を目指していきたいところでしょう。
大阪大学に限らず、医学部を受験するのであれば、たゆまぬ努力を重ねて合格をつかみ取りましょう。
大阪の医学部は受験難易度が高い?
先ほど、大阪大学の医学部の偏差値を解説しました。
想像以上に高い数字であり、大阪の大学は受験難易度が高いのではないかと、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
また、受験難易度が高いとなると、より一層合格できないかもしれないという恐れも大きくなってしまうでしょう。
結論、大阪の医学部は、受験難易度が学校によって大きく異なります。
たとえば、上述した大阪医科薬科大学の場合、薬学部の偏差値は52.5、医学部は67.5となっています。
つまり、大阪大学と比較すると、偏差値という観点で見れば難易度は低いと言えるでしょう。
これらを踏まえて大切なことは、どの学校の医学部を受験するかに関わらず、まずは自分の現状を把握し、目標とのギャップを知ることです。
そして、そのギャップを埋めるために適切な努力をし、合格可能性を上げていくことも必要になります。
次の章では、大阪の医学部受験に合格する方法も解説しますので、まずはそれらを参考に勉強に取り組んでみてください。
大阪の医学部受験に合格する方法
ここからは、大阪の医学部受験に合格するための方法をご紹介します。
必要なポイントは下記の4つです。
・適切な合格までのプランニングを立てる
・合格実績のある学習塾で対策する
・勉強時間の確保
・最新の医学部受験ノウハウ・情報を取得する
それぞれ順番に見ていきましょう。
適切な合格までのプランニングを立てる
まずは、適切な合格までのプランニングを立てることが重要です。
プランニングがなければ、今日の勉強で何をして良いのか分からず、勉強をしたとしても果たしてそれが正解なのかも分かりません。
つまり、プランニングがない状態では雲を掴むような感覚と一緒だということです。
しかし、月単位や日単位でやるべきことが明確化されていれば、迷うことなく今日の勉強のみに集中できます。
その結果、勉強効率が格段に高まり、医学部受験合格という夢を叶えられる可能性も高まるでしょう。
適切なプランニングを立てるためには、一人ひとりの課題を的確に理解し、合格までの道筋がしっかりと見える講師にプランニングしてもらうことが重要です。
医学部専門予備校である京都医塾でも、過去多くの医学部生を輩出してきた実績を基にプランニングを行うため、生徒は一切の迷いがなくなります。
適切なプランニングを立てるためにも、ぜひ一度京都医塾の体験授業にご参加ください。
合格実績のある学習塾で対策する
医学部合格は、一般的な大学に合格するよりも非常に難易度が高く、高い偏差値も求められます。
偏差値70前後を手に入れるには、どうしても自習のみでは難しいのが事実でしょう。
効率的に偏差値を高め、医学部に合格する可能性を高めるためには、合格実績のある学習塾(予備校)で対策するのが一番です。
勉強環境も整っていますし、周りに切磋琢磨できる仲間もいるので、自分一人で戦っているわけではないという安心感も得られます。
勉強時間の確保
次に、やはり勉強時間を確保することも非常に大切です。
偏差値は一朝一夕で上がるものではなく、ましてや医学部合格となると、人並み以上の努力が求められます。
社会人の受験生の場合、働きながらの勉強では時間の確保が難しい部分もありますが、できる限りすべての時間を医学部合格のための時間に充てられる努力をしましょう。
最新の医学部受験ノウハウ・情報を取得する
最後に、最新の医学部受験のノウハウや、情報を取得することも大切です。
近年の傾向を読み解くことで、今後の対策方法なども適切に練ることができ、周りの医学部受験生との差を付けられることにも繋がります。
また、最新のノウハウを取得するためには、合格実績のある学習塾(予備校)に通うのが一番です。
医学部予備校であれば、日々生徒を合格させるために様々な情報を取得しているので、生徒にも分かりやすく最新情報を伝達してくれます。
まとめ
本記事では、大阪府の医学部の情報について解説をしました。
大阪府にはいくつかの医学部が存在するものの、まずは本記事でご紹介した4校の中から選んでみてはいかがでしょうか。
また、大阪府の医学部に合格するためには、適切な合格までのプランニングを立てたり、合格実績のある学習塾で対策したりすることが大切です。
京都医塾でも、一人ひとりに合わせた適切なプランニングを行い、最新の医学部受験に関するノウハウを基に指導しています。
さらに、医療関係者が推奨する医学部専門予備校ではNo.1の評価を獲得しています。
まずは体験授業からご参加ください。