こんにちは、京都医塾化学科の尾藤です。
私が受験に失敗して浪人してしまった原因を思いつく限り挙げていくので、皆さんの志望校合格のお役に立てればと思います。
失敗した理由8選
① 高校1、2年の時期を無駄にした
② 根拠のない自信があった
③ 受験に関する情報に疎かった
④ 色んな参考書に手を付けて、全て途中で挫折した
⑤ レベルの合わないクラスにいた
⑥ 過去問をあまり解かなかった
⑦ 不規則な生活だった
⑧ 無駄な時間が多かった
①について、中学の時は定期テスト前に勉強すれば何とかなっていましたが、高校になるとそれではついていけず、最初の定期テストで躓いてしましました。それ以降学習意欲を失ってしまい、通知票の成績は大学受験には関係ないということで、授業は真面目に受けず、定期テストも疎かにしていました。この時期に基礎知識などを徹底しておくことは非常に大切です。高3になった時に大きな差になります。受験のために、定期テストはしっかり勉強して欲しいと思います。
②について、①に矛盾するようですが、定期テストや模試でたまたま良い成績を取ることが何度かあったりしたので、やれば何とかなるだろと思い込んでいました。コンスタントに良い成績が取れていないのであれば実力はありません。
③について、高校2年生の頃から予備校や参考書などについての話をしている人が多くなりましたが、全く関心を持つことなく流してしまっていました。そのため、周囲が受験モードになった時には乗り遅れており、知らないことが多くありました。また、大学に関する情報もほとんど持っておらず、何となく決めた志望校の定員や配点なども高3の秋ごろまで知りませんでした。とにかく積極的に情報収集をして、自分で動くことが大切だと思います。
④について、③で書いたように、参考書や問題集を始める時期が遅かったにもかかわらず、周りの友達が持っている参考書をとにかく全て買い、学校や塾のテキストも含めてどれも中途半端で身に付いていない状態でした。色々意見は分かれると思いますが、受験勉強においては、何冊やったかよりも何回やったかの方が大切だと思います。見たことのある問題が増えても解けなければ意味がありません。どれだけ定着しているかに重点を置いて、何度も反復して欲しいです。
⑤について、塾の上位のクラスに入ることで、優越感に浸っていました。もちろんそれを一つの目標にして努力しているなら素晴らしいことですが、たまたま良かった時の成績で入ることができただけで、自分の実力に合っていなければ意味がありません。ついていけていないとわかっていたにもかかわらず、下位のクラスに落ちることが嫌で続けていました。無駄なプライドは捨てて、実力相応のクラスで努力するべきだったと思います。
⑥について、センター試験も二次試験も過去問を数年分しか解きませんでした。「どうせまだ解けないし、過去問やる前にまずはこの参考書を読もう」などと考えているうちに、どんどん時間が無くなってしまいました。とにかく、過去問は早いうちにやり始めましょう。過去問を通じて弱点を見つけ、それを克服するために何をするべきかを考えていく方が成績は伸びると思います。
⑦について、生活リズムが不規則で、寝坊して遅刻することが多く、授業中や自習中の集中力も低く、居眠りしていることが多々ありました。高3になってからも、勉強習慣が身についておらず、集中して勉強している時間が本当に短かったです。徹夜していることに対して、自己満足に浸っていることもよくありました。
⑧について、携帯を触っている時間やテレビを見ている時間がとにかく長かったです。また、塾に友達が多くいたため、勉強以外のことに多くの時間を使い、楽しい場所になってしまっていました。さらに、これは失敗する受験生のあるあるの一つだと思うのですが、成績が伸びないといって悩んでいる時間が長かったです。友達と相談したり励まし合ったりしている時間が長く、今思えばその時間に勉強していればもう少しは伸びていただろと思います。成績が伸びず不安なら、悩んでる暇もないぐらい勉強してください。とにかく、メリハリが大切だと思います。移動時間などの隙間時間も含めて、限られた時間を有効に使って欲しいと思います。
以上が、主な失敗の原因です。一つでも当てはまっているものがある人は注意してください。駄目だと分かっていてもついついやってしまうことだと思いますが、見えないところで努力している人はたくさんいます。気付いたときにはすごい差がついていたということのないようにしてほしいと思います。