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【大分大学医学部】偏差値や倍率は?入試情報や大学の特徴についても徹底解説!

【大分大学医学部】偏差値や倍率は?入試情報や大学の特徴についても徹底解説!

 

1974年に「国立医学教育機関創設準備室」という形で創設されて以来、地域医療の発展に尽力している大分大学医学部。

この大分大学医学部は、臨床能力の向上や医療チームマネジメントを学べるとあって、大変な人気を誇っています。

今回の記事では、そんな大分大学医学部の基本情報や入試情報などを、詳しくまとめました。

大分大学医学部の取り組みや、偏差値、倍率など受験で役立つ情報ばかりですので、ぜひ参考にしてください。

大分大学医学部の基本情報

まずは、大分大学医学部の基本情報について見ていきましょう。

こちらの項では、大分大学医学部のキャンパスの場所や在籍者数、入試要項についてまとめました。

キャンパスの場所

大分大学医学部は、大分県由布市に位置しています。

バスを利用してキャンパスに訪れる場合は、向野原駅(むかいのはるえき)で乗車し、大学病院で降車してください。

乗車時間は約10分、料金は180円です。

在籍者数

2021年度における大分大学医学部医学科の在籍者数は、男性が406人、女性が249人、合計655人となっています。

男女比について見てみると、男性が62%、女性が38%です。

また、同医学部の募集人員ですが、2023年度では文部科学省からの認可がおりたため100名となりました。

増員申請が通過しなかった場合、90名の募集予定でしたから、受験生にとっては朗報となったはずです。

ちなみに、内訳は一般選抜(前期日程)の一般枠が55名地元出身者枠が10名総合選抜の一般枠が22名地域枠が13名です。

入試要項

大分大学医学部では、医師として社会貢献をしたいという確固たる決意を持っている人、患者の痛みをともに分かち合える人、地域医療をより一層、充実させたいと願っている人を求めています。

そんな大分大学医学部ですが、同医学部の選抜方法には、一般選抜(前期日程)と総合型選抜の2種類があります。

ここでは、上記2種類の選抜方法の要項を説明していきましょう。

まずは、一般選抜(前期日程)の説明から入ります。

一般選抜(前期日程)では、一次試験の大学入学共通テスト(以下、共通テスト)のほかにも、二次試験にあたる個別学力検査と面接試験の成績で合否の判定がくだされます。

一方、総合型選抜では、共通テストや面接試験(グループディスカッション等)が行われる点は一般選抜と一緒ですが、個別学力検査については実施されません

どんな試験にも言えることですが、面接試験は付け焼刃では太刀打ちできませんので、事前にしっかり訓練しておきましょう。

また、いずれの試験方法でも、知識や判断力、コミュニケーション能力、忍耐力がチェックされます。

なお、2023年度における試験の日程ですが、一般選抜(前期日程)は同年2月25日から26日にかけて行われる予定です。

また、総合型選抜については、2023年2月12日に実施される見通しです。

大分大学医学部の入試難易度

次に、大分大学医学部の入試難易度についても解説していきます。

ここでは、偏差値と倍率の二つの視点から、同医学部の難易度を見ていきましょう。

偏差値

大分大学医学部の偏差値は62.5となっており、国立大学医学部の中では標準よりもやや低い水準にあります。

同等のレベルの偏差値の医学部としては、和歌山県立医科大学や三重大学、高知大学などがあげられます。

もう少し上位の医学部を目指すのであれば、同じ九州の長崎大学や九州大学などが候補となるでしょう。

倍率

さて、倍率についても見ていきましょう。

2020年度から2022年度までの倍率を一覧にしましたので、参考にしてください。

2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 4.3 65 285 160 67

2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期        2.7 55 178 135 67
前期(地域枠) 10

2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期        3.7 55 253 154 68
前期(地域枠) 10

大分大学医学部の2022年度における入試倍率は、3.7倍という結果となりました。

同一の偏差値、かつ九州地方の医学部である、佐賀大学が4.4倍、鹿児島大学が3.9倍であることを考慮すると、平均的なものと考えられます。

2023年度においては増員申請が通過し、募集人数は前年度から据え置きとなりましたが、だからといって次回の試験も同じ倍率で推移するとは限りません。

受験生の方々にあっては、合格率をより高めるためにも、できる限り良質な学習を進めておきましょう。

大分大学医学部の特徴

大分大学医学部の特徴についても、把握しておきたいところです。

こちらの項では、同医学部の持つ特徴の中でも主だったものを、3点ピックアップして紹介していきましょう。

充実したカリキュラム

最初に、大分大学医学部のカリキュラムについて紹介していきます。

アウトカム基盤型教育

みなさんは、アウトカム基盤型教育という言葉をご存知でしょうか。

アウトカム基盤型教育とは、学習の目標を明確化し、その目標を達成するための教育を、責任を持って提供するという医学教育です。

この教育方法は、現在世界的なスタンダードになっており、日本の医学教育においても急速に拡大しています。

大分大学医学部も、そんなアウトカム基盤型教育を積極的に推進している大学の一つです。

同医学部では従来型の社会医学や臨床医学、基礎医学教育を臓器別、機能別に統合したプログラムを用いて指導しています。

アクティブラーニング

アクティブラーニングとは、生徒が積極的に勉強に参加する学習方法です。

ディスカッションやグループワークなどに生徒が自ら進んで参加することで、問題解決能力の向上が見込めるとあって、多くの教育現場で採用されています。

大分大学医学部では、このアクティブラーニングを効果的に学習に取り入れ、生徒に自学自習の精神を植え付けています。

クリニカルクラークシップ

大分大学医学部では、クリニカルクラークシップの取り組みも盛んです。

クリニカルクラークシップは、日本語では診療参加型実習と訳され、臨床実習を中心とした学習を行います。

大分大学医学部においては、医学部附属病院と県内外の教育病院で実施されます。

地域医療の現状を深く学ぶチャンスであることから、多くの学生から人気のあるプログラムです。

国際医療の研究が充実

大分大学医学部は、国際医療の研究が充実していることでも大変有名です。

たとえば、ピロリ菌の研究では、アジア、アメリカ、アフリカなど20ヵ国と国際学術ネットワークを結び協力をしています。

このピロリ菌は、正式にはヘリコバクターピロリという名称で、胃がんの原因として知られる菌です。

東アジアを中心に蔓延している感染症の一つで、予防医学の観点からもとても注目されています。

さらに、不治の病として恐れられている狂犬病の研究でも成果を残しており、マウスを用いた実験では、感染後の病気発祥を抑制できる薬を発見しています。

このように、大分大学医学部は、世界最高レベルの研究を通じて広く貢献をしているのです。

地域医療への貢献

大分大学医学部は、地域医療の中心拠点の側面も持っています。

同医学部は、このことを自らの使命と位置づけ日々、医療を自分たちの地域に還元しています。

そんな大分大学医学部には、地域枠が設けられています。

上でもお話ししたとおり、2021年度に増員が認められ、3人から13人と大幅に拡張されました。

地域医療に興味のある人は、ぜひチェックしてください。

大分大学医学部の入試情報

続いて、大分大学医学部の入試情報を解説していきます。

一般選抜や総合型選抜、合格のボーダー得点率など色々な角度から見ていきましょう。

入試科目と配点

ここでは、入試科目と配点などを中心に説明していきましょう。

一般入試

一般入試の入試科目は、下記表のとおりとなっています。

▼一般選抜(前期日程)

国語 地理・歴史・公民 数学 理科2科目 外国語 合計
100 50 50×2 50×2 100 450

大分大学医学部の特色として、数学では「簿記・会計」や「情報関係基礎」を選択することができます。

ただし、これらを選択できるのは高校、もしくは中学校教育において上記科目を履修した人に限られますので、注意してください。

また、英語においてはリスニングを受験しない場合は、出願資格が与えられませんので、こちらも合わせて注意しましょう。

総合型選抜

総合型選抜の試験は、自己推薦の形式で行われます。

大分大学医学部のアドミッションポリシーに掲載されている学生像が求められ、面接により適正が検査されます。

とりわけ重要視される項目は、以下のようなものです。

✓医学を学ぶための適性

✓コミュニケーション能力

✓学習意欲

✓リーダーシップ

✓協調性

✓独創性

✓課外活動・ボランティア活動の経験

✓保有資格

このように評価基準は多岐にわたっており、総合的な人間力が問われます。

合格のボーダーはどのくらい?

大分大学医学部の2020年度における一般選抜(前期日程・一般枠)のボーダー得点率は82%2021年度は80%と、ほぼ横ばいの結果となりました。

ところが、2022年度では74%となっており、前年度から6ポイントの下落を見せています。

一見して難易度が大きく下降しているようにも見えますが、医学部の受験では1点、2点の差が運命の分かれ道となることを忘れてはいけません。

数字に踊らされて学業をおろそかにすることなく、むしろ気を引き締めて、一問でも多くの問題を正答できるだけの実力を養っていきましょう。

大分大学医学部を目指すなら京都医塾

上でも触れましたが、大分大学医学部は国立大学医学部の中でも標準的な難易度です。

とはいえ、たとえ標準的な難易度だとしても共通テストにおいては、高い点数が要求されます。

そのため、合格をより確実なものするためにも、予備校などできちんとした学習に取り組みたいと考えている人もいるはずです。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾では、優秀な講師陣と質の高いカリキュラムを用いて指導し、毎年たくさんの合格者を輩出しています。

ここから先は、そんな京都医塾で提供しているカリキュラムなどについて、解説していきましょう。

一人ひとりに合わせたカリキュラム

京都医塾では、入塾時にカウンセリングや実力テストなどを行います。

様々な角度から入塾希望者の能力をチェックし、学力のみならず潜在能力までも推し量ります。

そういった長い過程を経て作成されるのが、京都医塾オリジナルのカリキュラム、オーダーメイドカリキュラムです。

こちらのカリキュラムは、名前のとおりオーダーメイドで作られた、世界に一つだけのものです。

京都医塾では、このカリキュラムをもとにした学習を行い、大分大学医学部の合格者も輩出しています。

まずは一泊二日で医学部合格診断

京都医塾では、一泊二日合格診断というプログラムを実施しています。

このプログラムでは、入塾説明や達成度分析テスト、体験授業、分析結果報告面談が行われ、受験生の実力を診断します。

自分の現在の能力がわかるとあって、大変人気のあるプログラムです。

なお、新型コロナウィルス感染拡大に対応した、オンライン合格診断も用意されていますので、コロナが心配な方でも安心して申し込めます。

ぜひ、活用してみてください。

まとめ

医学部の創設以来、地域密着型の医療を実践してきた大分大学医学部。

この大分大学医学部は、地域医療の拠点として大変な活躍をしています。

2021年には地域枠の増設が国から認可され、より一層大きな役割を期待されるようにもなりました。

そんな大分大学医学部には、医療の担い手になるべく、毎年大勢の受験生が入試にチャレンジしています。

現在、受験を控えている人の中には、合格をより確実なものにすべく、予備校へ通うことを検討中の人もいるのではないでしょうか。

そういった人に打ってつけなのが、医学部専門予備校として名高い京都医塾です。

京都医塾では、受験生一人ひとりのために作成した、オーダーメイドカリキュラムで授業を進行。

受験生の能力を丹念に深掘りしたデータで作られたカリキュラムですから、入試においてはこの上ない武器となります。

その優れた内容の甲斐もあって、京都医塾では大分大学医学部の合格者も輩出しています。

あなたもこのカリキュラムのもとで学習に励めば、きっと合格を勝ち取ることができるでしょう。

大分大学医学部への合格を本気で目指す人には、京都医塾がおすすめです。

資料請求や一泊二日医学部合格診断は、随時受付け中です。

興味を抱いた方は、ぜひ一度お問い合わせください。