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【神戸大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

【神戸大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

 

神戸大学医学部は、明治2年に設立された神戸病院を源流に持つ、歴史ある医学部です。

最新医療への取り組みが進んでいることで有名で、機械学習やAI技術などの先端技術を利用するための整備を進めるなど、世界的に見てもトップレベルの研究をしています。

そんな神戸大学医学部には、医療のさらなる発展を担うための人材が、数多く受験に訪れます。

そこで今回の記事では、神戸大学医学部の受験希望者に向けて、同校の偏差値や倍率などの入試情報をお届けしましょう。

神戸大学医学部の基本情報

最初に、神戸大学医学部の基本情報について見ていきましょう。

こちらの項では、神戸大学医学部のキャンパスの所在地とアクセス方法、医学部の定員数や入試情報などをまとめました。

キャンパスの場所

神戸大学医学部のキャンパスは、兵庫県神戸市に所在している「楠キャンパス」です。

電車で向かう場合は、神戸市営地下鉄「大倉山」駅で下車してください。

バスで向かう場合は、JR神戸駅前より神戸市バス9系統か110系統、または112系統に乗車し、「大学病院前」で下車してください。

なお、自動車で来訪することもできますが、駐車場の駐車可能台数には限りがあるため、大学側では公共交通機関を利用するよう呼び掛けています。

定員数

2021年5月1日時点における、神戸大学医学部医学科の在籍者数は、711名です。

収容定員は697名ですが、それを若干上回る人数を確保しています。

また、入学定員は一般選抜(前期日程)が92名、特別選抜が20名の合計112名となっています。

なお、こちらの定員数は文部科学省への申請との兼ね合いで増員となる場合もあるため、同校のホームページを小まめにチェックして情報をアップデートしておきましょう。

入試情報

続いて、2023年度における入試情報についても確認していきましょう。

一般選抜

一般選抜(前期日程)の一次試験では、共通テストの教科・科目の成績(素点)の合計点により合格者を選抜します。

同テストの合格者は二次試験にあたる、個別学力検査に進みます。

そして、共通テストの日程については、2023年1月14日から15日、個別学力検査については同年2月25日から26日にかけて実施予定です。

なお、新型コロナウィルスの感染拡大状況により、日程が変更される可能性もありますので、逐一情報をチェックしておいてください。

総合型選抜

神戸大学医学部では、総合型選抜も設けています。

こちらの試験の募集人員は10名で、合格者は調査書や自己推薦書、志願者評価書、並びに面接試験などの成績で決定されます。

受験者数が多い場合は、共通テストの結果も評価対象となりますので、学習面も気を抜かず取り組みましょう。

日程については、2023年2月12日が予定されています。

学校推薦型選抜(地域特別枠)

最後に、学校推薦型選抜(地域特別枠)に関する説明をしていきましょう。

こちらの募集枠は、名称にもあるとおり地域医療を充実させるために設置されたものです。

出願資格は、主に兵庫県内の高校や中学校の卒業生などに与えられていますが、一定の条件を満たせば県外の人にも資格が付与されます。

募集人員は、総合型選抜と同じく10名と少な目ですが、上記のとおり出願要件にハードルが設けられていることから、一般選抜などと比較すると受験者は少ない傾向にあります。

地域医療に貢献したいという志を持つ方には、願ってもないチャンスではないでしょうか。

選抜は共通テストや面接試験、口述試験などの成績にもとづいて行われます。

日程については、2023年2月12日に実施される見込みです。

神戸大学医学部の入試難易度

次に、神戸大学医学部の入試難易度についても見ていきます。

こちらの項では、神戸大学医学部の偏差値や入試倍率などにもとづいて、難易度を解説していきましょう。

偏差値

神戸大学医学部の偏差値は65.0で、国公立大学の医学部の中では、平均的な部類に入ります。

同等の偏差値の医学部としては、名古屋大学や奈良県立医科大学、広島大学、北海道大学、東北大学などがあげられますが、この水準の医学部は全国各地に所在するため、希望の地域へ進学しやすいのがメリットです。

また、若干下位に位置する医学部としては、偏差値62.5の旭川医科大学や富山大学、鳥取大学、差が大学などがあげられます。

倍率

続いて、倍率についても見ていきましょう。

ここでは、2020年度から2022年度までの医学科の試験倍率を、表にしてまとめました。

▼神戸大学医学部の入試データ
・2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 2.7 92 250 219 92

・2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 2.8 92 261 234 92

・2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 2.7 92 247 222 92

神戸大学医学部の入試倍率は、例年3倍前後で推移しています。

同一の偏差値である、東北大学や北海道大学と比較すると同等ですが、名古屋大学は2倍未満、広島大学や長崎大学が6倍前後の倍率であることを考慮すると、平均的な数値と判断してよいでしょう。

神戸大学医学部の特徴

神戸大学医学部を志すのであれば、同校の取り組みについても押さえておきたいところです。

こちらの項では、神戸大学医学部が持つ特徴について深掘りして解説していきましょう。

基礎医学を再認識するために「基礎配属実習」が実施

医学部に入学した学生が、医療を本格的に学ぶうえでの土台となるのが基礎医学です。

基礎医学では、人体における色々な機能に関する知識を深め、いまだ解明されていない生命現象にまつわる研究や、疾病との関連性を学んでいきます。

そして、その基礎医学を総合的に学ぶために行われるのが、神戸大学医学部オリジナルの「基礎配属実習」です。

基礎配属実習は、2年次後期から半年の間、学生の自主的な選択で講座に配属させて行われるもので、研究手技の基本や研究生活の雰囲気を味わわせます。

この実習を実施することで、これまでに学んできた基礎医学の振り返りを行い、重要なポイントの再認識を促します。

この取り組みは、現在では多数の医学部で行われていますが、全国で初めて実施したのは、この神戸大学医学部です。

薬科大学との連携授業

患者に適切な医療を提供するために欠かせないのが、医師と看護師、薬剤師の連携プレーです。

それぞれのコミュニケーションが適切に取れていないと、治療が進まないどころか、最悪の場合医療事故にもつながります。

そのため、薬学部を持たない神戸大学医学部では、私立神戸薬科大学との交流を深め、チーム医療の練成に取り組んでいます。

このプログラムの推進により、多職種連携教育が進むほかにも、学生間の交流も活発化するなど、数々のよい影響が生まれています。

神戸大学医学部の入試情報

さて、神戸大学医学部の入試情報についても見ていきましょう。

ここでは、同医学部の入試科目と配点などを中心に解説していきます。

入試科目と配点

最初に、共通テストと二次試験の科目、および配点の解説です

共通テスト

まずは、共通テストの科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

【共通テスト・前期】

教科外国語数学国語理科地歴・公民合計
配点80808080401100

共通テストにおける外国語は、英語のほかにも、ドイツ語やフランス語、中国語、韓国語から選択ができますので、得意な言語を選びましょう。

二次試験

二次試験では、学力試験と面接が課されます。

学力試験の教科と配点は、下記表のとおりです。

教科数学理科外国語合計
配点150150150450

面接試験は、医師または医学研究者になるための適性の有無を確認する目的で実施されます。

こちらの試験は、個別面接で行われ、時間は10分程度です。

前述したように人間性を確認することが目的ですから、面接試験には配点はありません。

ご自身が持つ学習意欲や、将来への熱意を思いっきりぶつけましょう。

なお、よく聞かれる質問としては、志望理由や長所・短所などのほかにも、高齢化と医療に対する見解や地域医療に関するものがあげられます。

時おり、医療関係の書籍にまつわる質問をされることもあるので、日ごろから読書をする習慣を身につけておきましょう。

合格のボーダーラインは?

神戸大学医学部のボーダー得点率は、2020年度が89%、2021年が88%、2022年が82%となっています。

国公立大学医学部の2022年度の試験では、ボーダー得点率が80%を割り込むところが見られる中、神戸大学医学部では82%もの高水準を要求しています。

受験生のみなさんにとっては逆風となりますが、効率的な学習を根気強く続ければ勝機は見えてくるはずです。

一日いちにちを大切にして、学力を確実に高めていきましょう。

神戸大学医学部を目指すなら京都医塾

上でも触れたとおり、神戸大学医学部は、基礎医学の習熟やチーム医療の練成に重きを置いて教育を施している大学です。

そんな神戸大学医学部の方針に惹かれる受験生は多く、例年たくさんの人が入試に挑戦しています。

しかし、合格のボーダーラインが極めて高いことから、学習面で不安を抱えている人も少なくありません。

そのため、予備校へ通いレベルの高い指導を受けたいと思っている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人の頼りになるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部に合格するためのあらゆるサポートが受けられると、今話題になっている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の魅力について紹介していきましょう。

完全1対1個人授業×レベル別集団授業

一般的な授業形態には、大きく分けて個人授業と集団授業があげられます。

多くの人の感覚では、個人授業の方が成績の伸長が早まるという認識なのではないでしょうか。

たしかに個人授業をすることで弱点をすぐに克服できますし、疑問点は即座に講師に質問できます。

しかし、個人授業に頼り過ぎると、自分の学習ペースに慣れてしまい、緊張感や競争心が薄れてしまうというデメリットもはらんでいます。

そのため、京都医塾では、レベル別の集団授業も積極的に取り入れて学習を進めています。

集団授業に受験生を参加させることで、眠っていた闘争心が刺激され、より一層勉強への熱意が高まるというわけです。

生徒一人に13名の講師陣がチームで指導

京都医塾では、生徒一人に対し13名の講師陣がチームを組んで指導にあたります。

この13名の講師陣は、一流大学や大学院で専門知識を磨いてきた受験のエキスパートばかり。

受験という名のトライアスロンを走り抜くための術を、惜しみなく受験生に教えてくれます。

彼らに任せれば、医学部の合格に必要な知識を余すところなく習熟することが可能です。

生活リズムの徹底した環境

生活リズムの改善は、受験戦争を戦い抜くための重要な要素となります。

なぜなら、睡眠や食事内容が乱れ、生活リズムが狂ってしまうと、勉強のパフォーマンスに深刻な影響が出てしまうからです。

そのため京都医塾では、日々の学習と同じくらい、受験生の生活リズムの改善に気を配っています。

規則正しい起床・就寝時間を整える取り組みと、栄養満点の食事でサポートし、受験当日まで心身の健康を維持できるよう、受験生を徹底的に支援しています。

早起きが苦手な人や食事がどうしても偏ってしまうという人は、京都医塾のプログラムにぜひお任せください。

まとめ

先端医療の研究で世界をリードしている、神戸大学医学部。

同医学部では、学生を優秀な医師に育てるべく基礎医学の習熟の徹底や、チーム医療の練成教育を中心に、様々な学びを施しています。

そんな神戸大学医学部には、優れた学習環境に触れるべく毎年たくさんの受験生が入試に挑みます。

しかし、神戸大学医学部は国公立大学の医学部の中でも、高難易度に分類される医学部です。

そのため、一生懸命に学習に励んでいても不安を抱えたり、逃げ出したくなる恐怖感に襲われてしまう人は少なくありません。

受験生の方の中には、優れた予備校に通い、きちんとした指導を受けたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、オリジナルの授業形態、敏腕講師陣、そして勉強だけに専念できる学習環境を用意してあなたをフルサポートします。

神戸大学医学部への合格者も輩出している予備校ですから、安心して入塾してください。

本気で神戸大学医学部に受かりたい人には、京都医塾がうってつけです。

お問い合わせは、メールや電話のほか、チャットでも受け付けておりますので、ぜひ一度ご相談ください。