京都医塾化学科です。
6月になり、梅雨の時期となりました。ジメジメした気分の上がらない時期ではありますが、体調等を崩していないでしょうか。受験生は体調管理もとても大事です。限りある時間を最大限有効活用できるように日々の過ごし方にも注意していきましょう。
さて、今月は、
・部活の引退時期がそろそろ…勉強に充てる時間が増えたらまずしたいこと
・高校3年生がオープンキャンパスに行くことへの是非
・6月の勉強のポイント
をお届けします!
目次
部活の引退時期がそろそろ…勉強に充てる時間が増えたらまずしたいこと
部活の引退により勉強に充てる時間が増えるこの時期です。今まで学校の授業の予復習や宿題を片付けるので精いっぱいだった人も、それ以外の学習に手を付ける時間ができてくる時期でしょう。この時期にやるべきことは、まずは理論化学の序盤、原子の構造論・電気陰性度・化学結合など化学の根幹をなす分野の復習に取り掛かりましょう。蔑ろにされがちなこの分野ですが、この分野がきちんと理解できているか否かで他の分野の理解度がグッと変わってきます。気体・溶液・化学平衡などの難易度が高い分野も気になると思いますが、まずはしっかりと地盤を固める意味で、この分野に取り組んでいってください。
高校3年生がオープンキャンパスに行くことへの是非
高校3年生になってオープンキャンパスの情報も周りから入ってくると思います。とはいえ、勉強時間を削り過ぎては本末転倒。もし、オープンキャンパスに向かうのであれば、以下の2点に気をつけましょう。
手当たり次第に大学を訪れるのはNG
友達からの誘いもあって、この時期にやたらとオープンキャンパスに向かう人がいますが、それはあまり意味のある行為ではありません。自分が入りたい大学で迷っている2校程度に絞りましょう。
実際のキャンパスを見て、勉強のモチベーションにつなげる
自分が入りたいと思っている大学を実際に訪れると、入るための勉強のやる気にもつながると思います。未来のキャンパスライフを想像して、モチベーションアップを図りましょう。
6月の勉強のポイント
①でも書きましたが、この時期は理論化学の基本的な内容を学習していきましょう。上記の内容がしっかりと固まった上でその他の理論化学の単元に取り掛かれば、理解度も高まります。また、この時期に焦って応用的な問題に取り掛かる必要はありません。繰り返しますが基本が大事です。基本をしっかりと固めて、入試過去問などの難易度の高い問題には10月~11月ごろから取り掛かりましょう。その移行がスムーズにできるようにするためにも基本の充実を図ってください。
おわりに
6月の学習ポイントをお届けしましたがいかがだったでしょうか。
この記事を読んでくれた方に、基本の大事さが少しでも伝わっていれば幸いです。現役生は成績が最後にグッと伸びる人が多い、という話を聞いたことがある人もいると思います。この話はそこまでに基本をしっかりと習熟した人が実現できる話なのです。
今はじっと、最後の伸びに必要な力を蓄えていきましょう。
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