京都医塾英語科です。
皆さん勉強は順調に進んでいますか?「はい、順調です」なんていう人はあまりいないでしょうね。なかなか思うように進まないし、なかなか結果も出ないのが受験勉強です。そんな皆さんにこのブログが少しでもアドバイスになれば幸いです。
今月は、
・部活引退後、どう勉強していくのか
・6月の英語学習ポイント
・英語学習アドバイス
といったテーマでお届けします!
①部活を引退しても勉強時間が増えるわけではない
まず思ってもらいたいのは、「部活が終わったから自動的に勉強時間が増えるわけではない」ということです。「部活が終わったらいっぱい勉強するぞ」と部活が終わる前は思っていても、いざ部活が終わると結局ダラダラする時間が増えるだけ、というのはありがちな話です。極端な場合、「部活やってるときの方が効率よく時間を使えてた」ということもありえます。そういうことがないように、しっかり計画を立てることが重要です。英語で言えば、①語彙②文法③構文④長文読解(場合によっては⑤英作文)を均等に学習することが必要になるはずです。語彙は毎日学習する、文法構文は月・水・金にやる、長文読解は火・木・土、日曜は①から⑤を全てやる、といった計画を立て、しっかり実行することが何より重要です。
②高校3年生がオープンキャンパスに行くことへの是非
オープンキャンパスについては先生によっても意見が分かれるかもしれません。「オープンキャンパス行ってる時間があれば勉強しておきなさい」という先生もいらっしゃるでしょうし、「入試情報を教えてくれるし質問もできるから是非行きなさい」という考え方の人もいるでしょう。私の周りの生徒でいうと、オープンキャンパスに行く人は少数派です。当たり前の話ですがしっかりとした学力があればオープンキャンパスに行かなくても合格できます。
ただ、私自身はオープンキャンパスに行くのは良いことだと思っています。手当たり次第に行って、ただの現実逃避になっては駄目ですが、志望している大学2つくらいは実際に足を運び校舎や学生の雰囲気を見ておくとモチベーションのアップにもつながると思っているからです。その意味ではわざわざオープンキャンパスじゃなく、平日にその大学を見に行くのでも構わないということです。
とはいえ、できれば高校1、2年の間にオープンキャンパスに参加しておき、高校3年になったら寸暇を惜しんで勉強するに越したことはありません。
③6月の勉強のポイント(6月にすること)
ここまで英語の学習を続けてくると、多かれ少なかれ「知識の混乱」が起こってきます。例えば単語で言うと、似たような単語がごっちゃになって間違えることが多くなるということです。「comply、complete、compile、complicatedとかcomで始まる単語多すぎんねん!」という感じでイライラした経験は誰しもお持ちじゃないかと思います。力がついている実感を持ちにくいですし、下手をすると力が落ちている印象を受けてしまいます。こんなときは、冷静に混乱している知識をメモしていき「わたしはこの単語とこの単語が混乱しているんだな」ということを認識することからはじめましょう。これは単語だけじゃなくて文法知識や理系科目の公式などにも当てはまるやり方だと思います。
④6月の学習アドバイス
英語の学習そのものは4月から継続している基礎学習を続けていきましょう。長文については少しずつレベルが高いものに挑戦していくのもよいでしょう。多くの長文問題集は大学の過去問から抜粋されていることが多いと思うので、今解いている問題が偏差値50前後の大学であれば、偏差値60前後の大学入試に挑んでみるということです。長文のレベルを上げると最初は語彙の難しさや長さのせいで途中で挫折しそうになるかもしれませんが、辞書を調べながらでもいいでしょうし、文が長すぎると感じる場合は半分とか3分の1に区切って読んでみてもいいでしょう。あるいは分からないところがあればあまり悩み過ぎずに和訳を参照するのもありです。大事なことはレベルが高い問題に少しずつでも慣れていくことなので、最初からハードルを上げ過ぎないようにして下さい。
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