私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「愛知医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“愛知医科大学医学部”の受験を考えている方
・“愛知医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
愛知医科大学医学部 2021年度の過去問分析総評
英語
全体として愛知医科大学の英語は「得点が伸びにくい」と言えます。他の大学ではあまり見かけない形式の問題が多く出題されていることは間違いありませんので、過去問を2015年度くらいまでは遡って解き、「愛知医科大学的な問題」に十分慣れておく必要があるでしょう。また、本番で「できた」という感触が得にくい問題でもあるので、仮に「うまくいかなかった」と感じても落ち込みすぎないようにしたいものです。
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数学
2921年度は、第1問、第2問でどれだけ取りこぼさなかったかが勝負を分けたでしょう。第1問、第2問において、考えるべき条件を丁寧に考察し、計算を正確にこなすことができれば、合格に必要な点数には届くはずです。第3問は難解な問題になっていますので、完答するのは非常に難しいでしょう。基本~標準レベルの問題を正確に解ききる力を試された試験でした。
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化学
出題の多くは標準的な問題ですが、全体的に計算量が多いので練習の段階から時間管理をしっかりと意識して、素早く正確に解けるよう訓練しておきましょう。また設問の流れに乗って解く力も必要です。複雑な問題であっても誘導に従えばきちんと解き進められる問題も多いと感じます。問題の意図を読み取り解答していくことにも慣れていきましょう。
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生物
問題文で与えられた情報を整理して、自分の知識と照らし合わせて齟齬の無いように考える、という手順で取り組むことが重要な大学であるといえます。考察の材料となる知識が欠けていると大きく躓くことになりますので、正しい理解に基づいて丁寧に知識確認を繰り返しましょう。
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物理
難易度は基本~やや難まで、幅広く様々なレベルでの出題がなされる。問題文がやや長めであることが多く、またあまり見かけないような設定の問題もしばしば出題されるため、高い読解力や思考力が求められる。さらに、試験時間もやや短いため、迅速に計算を進めなければならない。単に典型題を反復して解法を暗記するだけの勉強で手が届くレベルにはないため、普段の演習から1問1問に向き合いじっくり格闘しながら演習に取り組めているかが、本番の出来を大きく左右する。
京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。