私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「埼玉医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“埼玉医科大学医学部”の受験を考えている方
・“埼玉医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
埼玉医科大学医学部 2021年度の過去問分析総評
英語
制限時間に対して問題量が多いと感じる受験生が多いと思われます。特に長文読解問題については十分練習を積み、1,000語程度の長文問題を25~30分くらいで解けるようにしておきたいものです。
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数学
全体的に、基本的な公式・解法の知識があれば十分に解いていける問題がそろっています。
一見すると難しい、見たことがないと思えるようなものでも、落ち着いて問題文を読むことで解決することがあります。難しい論点では丁寧に誘導を与えてくれていますので、問題の指示や与えられた条件、空欄の形などに注意を払いながら解き進めましょう。
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化学
選択肢が多く、消去法では対応できない問題があります。また、見慣れないテーマが出題されることもあるが、設問自体の難易度は標準的なものが多いので、教科書レベルの知識をしっかり身に付けておく必要があります。
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生物
ほぼすべての分野から、基礎から標準レベルの出題ではあります。
しかし、計算問題が多く出題されるので、知識問題を短時間で済ませるようにしなければ、時間に追われることになります。
基礎的な内容を十分に理解、記憶し、日頃から時間の制約をかけて解答する訓練をしておきましょう。
物理
マーク式(択一式。ごく一部の数値問題は各桁の数値をマーク)で2科目90分。大問3題です。
難易度は標準レベルで典型題も多いが、やや難しい問題も出題される。2020年度は典型を超えた出題が目立ったため、特に難化した。ただし、2021年度はそれに比べると易化したため、例年通りの難易度に戻った。問題文から読み取る情報量が豊富であり、加えて小問の数も多く、またそれらがつながっているため、大問の中で展開される状況の変化を丁寧に追いかけられなければ、解き進めることができない。さらに、文字計算を主体としてそれなりの計算量が要求されるため、択一式マークの形式ではあるものの、時間制限はかなり厳しい。
京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。