私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「東海大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“東海大学医学部”の受験を考えている方
・“東海大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
東海大学医学部 2021年度の過去問分析総評
英語
全体として難問・奇問はなく、しっかりとした英語力を持っていれば得点できる問題です。ただし、制限時間ギリギリになる可能性が高いので、スピーディーに問題を処理していく意識が重要ですし、和訳・英作を中心に時間をかけすぎないようにしましょう。
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数学
全体的にみて、2日目の方が難易度は高いと考えられます。標準的な解法をそのまま用いて解く問題がほとんどですが、計算量が多いです。正確に、かつ速く解く練習を日頃から重ねておきましょう。また、数列や微分積分などの単元では、一見すると複雑な数式が初めに出てくることがあります。このような場合にも気後れすることなく、問題文をしっかりと読み、誘導に従って1点でも多く得点していくことが大事です。
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化学
全体を通して標準問題・典型問題が多く、応用問題や発展問題は1割~2割程度です。基本的な知識を確実におさえておいて、標準問題で取りこぼすことがないようにしましょう。
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生物
記述式で名称を答える問題や選択問題,計算問題が混在している。問題は基本的な典型問題も出題されるが、初見の考察問題も様々な分野で多数出題されていて、論述量は短い(15~50字程度)。良質な非典型問題を多く解き、見慣れない考察問題に取り組む力を養っておく必要がある。
物理
記述式+マーク式(択一式)で1科目70分。大問4題(記述式2題とマーク式2題)です。
難易度は標準~やや難であるが、典型的な問題もそれなりに多い。しかし、扱っている題材が典型的だとしても、誘導が親切でないことが多く、題意を読解できなければ大きく点数が崩れやすい。文字計算も煩雑であることが多いので、不慣れであれば解きにくさを感じる。そのため、しっかりと過去問演習を積んでおく必要がある。
京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。