京都医塾化学科です。
気温も大分下がってきて過ごしやすい日が多くなってきましたね。今年もあと数か月となりましたが、ここまで予定通りの学習が続けられているでしょうか。夏休みを有意義に過ごせた人も、予定通りにいかなかった人もいることと思いますが、もし予定が崩れている人もまだまだ巻き返しは可能です。悲観することなく本番に向けて改めて予定を見直してみるのも良いでしょう。
さて今月は
・赤本(過去問)はいつから手を付け始めるべきか
・10月の勉強のポイント・学習アドバイス
をお届けします!
目次
赤本(過去問)はいつから手を付け始めるべきか
どこを受験するのか、また第一志望をどの大学にするのか、そろそろ固まってくる時期かと思います。そんな中で赤本にいつから取り組んだらよいのかわからない、という方も多いかと思います。そうした方のために以下の2点を見ていきましょう。
いつから過去問に取り組めばいいか
まず、いつから過去問に取り組むかですが、現役生であれば私立大学志望と国立大学志望で話が変わってきます。
私立大学志望の場合
私立大学志望であれば、赤本に取り掛かるのは11月から12月にかけて始めるのが良いでしょう。私立医学部であれば、共通テスト終了直後から受験本番となるので、この時期から受験校の赤本に挑戦し、自分の実力と志望校のレベルのギャップを埋めていきましょう。
国立大学志望の場合
国立大学志望の場合は1月に共通テスト、2月に2次試験なので、12月は共通テスト対策がメインとなるでしょう。したがって、早くに手をつけられるのであれば11月に赤本に手を付けても良いかと思いますが、本格的な受験校対策としては共通テスト終了後になると思います。
どこまで学習状況がすすめば、赤本に手を付けても問題ないのか
学習状況としては少なくとも全分野が一通り学習し終わり、基本的な知識がインプットできてから赤本に手を付けるのが理想です。インプットと並行して基本問題のアウトプットの練習も積めていればなお良いでしょう。逆に基本の習熟が不完全な状態であるならば、赤本に手を出す前に基本内容の習熟に時間を使った方が学習の効率は高まります。
10月の勉強のポイント・学習アドバイス
10月は、9月に引き続き応用的な問題の演習+各分野の基本知識の見直しを進めていきましょう。9月から取り掛かれている人は問題の演習にも慣れてきて、対抗できる問題も徐々に増えてきていると思いますが、そんな中で基本の見直しが疎かにならないように気をつけましょう。9月のブログでも書きましたが、問題演習と基本の確認を並行で行うことが肝要です。どちらか一方に偏らないように学習を進めていってください。
まとめ
今月は、「赤本(過去問)はいつから手を付け始めるべきか」と「10月の勉強のポイント・学習アドバイス」をお送りしました。どちらについても言えることですが、基本的な内容の習熟は何時いかなる時でも疎かにしてはいけません。基本のインプットと演習によるアウトプットのバランスを考えて日々の学習に励んでいってください。
京都医塾では、こうした学習のポイントを踏まえて、基本的な内容を一つずつ学習するための授業を展開しています。興味がある人は是非、体験授業に来てみて下さい。