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新八医大ってどんな大学群なの?各大学の特徴や進路への影響についても解説!

新八医大ってどんな大学群なの?各大学の特徴や進路への影響についても解説!

日本の国公立大学の医学部には、設立された年代ごとに、旧帝大や私立御三家、旧設公立医科大学など様々な大学群が存在しています。

「新八医大(新制八医科大)」もその大学群の一つとして認知されていますが、いったいどのような大学群なのでしょうか。

そこで今回の記事では、新八医大の概要や、各医学部の特徴について解説していきます。

新八医大とは?

最初に、新八医大の概要から説明していきましょう。

新八医大とは、冒頭でも説明したとおり、旧帝大や私立御三家などと同じく、医学部の大学群の中の一つとして認知されています。

こちらの大学群の設立年は1946年から1948年で、主に戦後の医師不足解消を目的として、全国各地に設置されました。

新八医大の中身については、下記表に一覧としてまとめましたので、参考にしてください。

大学名
東京医科歯科大学
弘前大学
群馬大学
信州大学
鳥取大学
徳島大学
広島大学
鹿児島大学

ヒエラルキーで見る新八医大の位置づけ

医学部には、様々な大学群が存在していることは、先ほども述べたとおりです。

実は、これらの大学群には設立された年度によって、下記表のとおり、ヒエラルキー、つまり序列が設けられています。

大学群名
旧帝大
私立御三家
旧制医科大
新制八医科大
旧設医科大
21世紀新設医科大

これらの大学群のうち、上に表記されている大学群ほど、設立年度が古くヒエラルキーでも上位の大学群とされています。

本記事で紹介している、新八医大は上から5番目ですから、序列でいうと中堅クラスの大学群と言ったところです。

ヒエラルキーはキャリア形成に影響するの?

では、このヒエラルキーが医師としてのキャリアや年収などに、どういった影響を及ぼすのでしょうか。

ここから先は、ヒエラルキーが医師としての将来にどのような影響を及ぼすのかについて、見ていきます。

就職面への影響

現在のところ、ヒエラルキーは就職面への影響はほぼないとされています。

理由は、我が国では全国各地において、医師が慢性的に不足しているからです。

そのため、就職への影響はほぼないと言ってもよいでしょう。

ただし、ブランド性のある人気の病院を希望する場合は、この限りではありません。

多くの人が希望する病院へ勤務する場合は、競争に勝ち抜く必要があるでしょう。

年収への影響

年収への影響も、ほぼ関係ないと考えて差し支えありません。

なぜなら、医師の年収は、勤務地や病院、どこの診療科を選ぶかなどによって変化するからです。

そのため、ヒエラルキーが高いからといって年収も高くなるといったことは、基本的に起こりえないと考えてよいでしょう。

出世への影響

出世への影響はまったくないとは言い切れず、多少は影響してきます。

たとえば、出身校の附属病院などに勤務した際は、その他の医学部の出身者よりも出世に有利に働くこともあります。

新八医大の特徴

次に、新八医大の特徴についても見ていきましょう。

ここでは、新八医大それぞれの特徴について、深掘りして解説していきます。

東京医科歯科大学

東京医科歯科大学は、国公立大学の医学部の中でも唯一の医療系総合大学です。

2020年10月に指定国立大学法人に指定されたほか、2021年には医学部附属病院と歯学部附属病院を結合させた東京医科歯科大学病院を設置するなど、患者に対するトータルケアの流れを加速させています。

偏差値としては、新八医大の中でも一番高い70.0と、国内でも5本の指に入るほどの難関校ですが、良質な学習環境での学びが得られますので、チャレンジしてみる価値は十分にあるでしょう。

広島大学医学部

広島大学医学部の特徴を説明するうえで、多職種連携教育は外せません。

同医学部では、医学部と薬学部、そして歯学部が合同でチーム医療を学びます。

歯学部を設置している医学部は、まだまだ数が少ないため、この教育方法は広島大学医学部ならではのものと言えます。

また、広島には原爆が投下されたという悲劇的な歴史がありますが、そういった背景からも、同医学部では放射線医療に関する研究も盛んです。

卒業後の進路も豊富で、臨床医や研究医のほかにも、医学教育者や医療行政官など、様々な職種から自らに最適なものを選び取ることができます。

弘前大学医学部

弘前大学医学部は、東方地方の医学部としては、東北大学に次いで二番目に開設された歴史ある学部です。

こちらの医学部では地域医療教育や、変化し続ける社会情勢にも対処できるだけの対応力、そして医師としての研究意欲の醸成を意識して学生を指導しています。

とくに、研究意欲を育むための教育に力を入れており、3年次になると研究室研修を実施、マンツーマンで研究の手ほどきを受けることが可能です。

群馬大学医学部

群馬大学医学部では、2016年から「アウトカム」を取り入れて学生を指導しています。

このアウトカムとは、「医学部卒業までに目指すべき学生像」をあらわす言葉です。

言いかえると、医学と医療が社会の中で人間を相手に行われるということを理解したうえで、「科学的知識・倫理観・医師としての技能」を常に磨き続ける学生像ということになります。

このアウトカムを学生それぞれに、きちんと意識してもらうために、群馬大学医学部では、知識を応用する方法や、チーム医療の中での動き方、自己省察力など様々な観点から学生を指導しています。

信州大学医学部

立派な医療人として社会貢献をしていくためには、「知識・スキル・医師としての態度」のそれぞれが、高い次元で調和しなければなりません。

信州大学医学部では、それらの資質を学生に身につけさせるために、講義や実習を通じて知識やスキル、人格の醸成を図っています。

同医学部では、とりわけ医師としての態度の育成にこだわりを見せており、医学教育研修センターにおける、各部門での研修を実施し、学生の医療人としてのモラルや倫理観などを培っています。

さらに、信州大学医学部では、スポーツや音楽などの課外活動についても積極的に奨励。

これらの活動を通じて、チームで何かをやり遂げることの尊さについても、学ばせています。

鹿児島大学医学部

鹿児島大学医学部は、設立以来これまでに約9,000人の卒業生を輩出し、日本社会の医療の発展に貢献してきました。

そんな鹿児島大学医学部の特徴は、学生一人ひとりに自学自習の態度を定着させるためのカリキュラムにあります。

地域で学び、講座で学び、そして研究で学ぶなど、様々なシチュエーションの中で学びを得ることで、医学に対する探究心を醸成するというわけです。

また、卒業後の進路についても多岐にわたり、大学病院や診療所などで勤務する臨床医のほかにも、保健所や県庁厚生労働省など、色々な場所で自らの力を存分に発揮することができます。

鳥取大学医学部

鳥取大学医学部では、「モデル・コア・カリキュラム(全国で統一されているカリキュラム)」のほかにも、オリジナルの「コミュニケーション・イノベーション教育」を用いて学生を指導しています。

この教育方法は、手話教育や、小グループにわかれて実施するチュートリアル教育、基礎医学の体験教育などを学生に自由に選択させて、医療人としての育成を図る取り組みです。

医療に対する社会的ニーズは高まるばかりですが、医療人として必要な教育をきちんと施すことで、鳥取大学医学部では、学生たちを上記ニーズに応えられる人材へと育てています。

徳島大学医学部

開校以来、6,000名以上の卒業生を輩出し、地域のみならず、日本社会全体の医療を支えてきた徳島大学医学部。

こちらの医学部の特徴的な取り組みは、なんと言っても10ヶ月にわたるシミュレーター教育です。

このカリキュラムは、4年次からスタートするものですが、専用のスキルラボにおいてシミュレーターを用いた医学教育が受けられます。

多種多様なシミュレーターを用いて、実践訓練ができるとあって、学生からも大好評です。

新八医大医学部を目指すなら京都医塾

戦後すぐに設置され、たくさんの傷ついた人々を救済してきた新八医大。

同大学群は由緒ある伝統校であり、かつ優れた教育カリキュラムや施設を有していることから、受験生からも非常に人気のある医学部ばかりです。

しかし、多くの受験生にとって気がかりとなるのが、医学部合格のために要する高い学力ではないでしょうか。

医学部は他学部とは桁違いの学習量をこなし、かつ高い得点率を叩き出さなければ落第の可能性が高い学部です。

そのため、受験生の方の中には、個人学習から予備校での学習に切り替え、夢に少しでも近づきたいと願う人も多いはずです。

そんな方の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部受験に特化したカリキュラムや、講師陣を多数揃えて、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきました。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

個々人の学習進度に合わせたレベル別集団授業

当然のことですが、受験生の学力には個々人の間で差があります。

歩んできた学習環境や個人の特性が異なるのですから、得意科目や不得意科目などが十人十色になるのは必然と言えるでしょう。

そこで、京都医塾では、生徒の実力に合わせて、レベル別の集団授業を取り入れて指導を行っています。

通常の集団授業と違い、各人の学力に合わせて行われる授業ですから、理解が追いつかずついていけないこともありませんし、最大効率の学習進度を確保できます。

合格までの道のりをプランニング「一泊二日医学部合格診断」

京都医塾では、体験授業などが受けられる「一泊二日医学部合格診断」というプログラムも設けています。

こちらのプログラムでは、現在の勉強方法や学習における悩みなどのヒアリング、当塾オリジナルの学力診断テスト、そしてマンツーマン授業などを通じて受験生、ご本人の実力を分析。

さらに、その分析結果をもとに、合格までのプランニングをしていきます。

このプランニングは、過去数十年間のデータを元にした、当塾ならではのものです。

そして、プログラムの最後には、プランニングにもとづいて最適なカリキュラムを設計し提案させていただきます。

宿泊費や交通費については、当塾がすべて負担しますので、お気軽にお問い合わせください。

卓越した指導力が生み出す高い合格実績

予備校を選ぶ際の大きな基準となるのが、その予備校が持つ合格実績ではないでしょうか。

無論、合格実績だけがすべてというわけではありませんが、少なくとも、その予備校の実力を推し量る基準にはなるはずです。

京都医塾では、卓越した指導力を持つ講師陣やオリジナルのカリキュラムを用いて、毎年数多くの受験生を医学部へ送り届けています。

たとえば、2022年度の入試では一次試験の合格率78%二次試験の合格率では68%という高い実績を打ち立てました。

そして、当塾では、新八医大への合格者も輩出した功績もあります。

新八医大を目指す方には、実績豊富な京都医塾がとくにおすすめです。

まとめ

新八医大とは、冒頭でも説明したとおり、旧帝大や私立御三家などと同じく、大学群の中の一つとして認知されています。

戦後すぐに設置され、病める人や傷ついた人をたくさん救ってきたという歴史もあります。

そんな新八医大は、優れた教育プログラムや施設のもとで授業を受けられるとあって、受験生の間でも大変な人気です。

しかし、多くの受験生にとって障壁となるのが、合格のために必要とされる高い学力ではないでしょうか。

医学部は他学部とは桁違いの学習量をこなし、かつ高い得点率を叩き出さなければ落第の可能性が高い学部です。

そのため、受験生の方の中には、個人学習から予備校での学習に切り替え、夢に少しでも近づきたいと願う人も多いはずです。

そんな方の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部受験に特化したカリキュラムや講師陣を多数揃えて、これまでにも多くの受験生を医学部合格へと導いてきました。

当塾にバックアップを任せていただければ、手厚いサポートであなたのご入学をきっと成就させて見せます。

新八医大に本気で合格したい人には、京都医塾がうってつけです。

資料請求や電話でのご相談は、年中無休で受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。