志望校合格を勝ち取る事ができなかった方の中には、来年の春こそ合格することを目指して浪人生として頑張るという方も多いのではないでしょうか。
浪人生の選択肢としては、独学や家庭教師を付け自宅で浪人をするか、予備校に通って合格を目指すかの方法があります。
高校に通っていた時は、勉強の計画や疑問点などを教師の方々に質問できたり、一緒に頑張る仲間がいたりなどでモチベーションを保ちやすいですが、自宅で浪人となるとなかなか精神的にも苦しくなる場面が待ち受けていることでしょう。
もちろん自宅浪人でも合格することは出来ますが、予備校に通うことで効率・モチベーション面において優れた点があるのも事実です。
そこで今回の記事では、浪人生の予備校選びのポイントについて紹介していきます。
目次
浪人生が予備校へ通うメリット
浪人生が予備校へ通うメリットは、主に以下のようなものが挙げられます。
・プロ講師の分かりやすい指導を受けることができる
・最新の受験情報を手に入れることができる
・勉強に重点を置いた生活ぺースが手に入る
・ライバルと切磋琢磨できる
・相談できるアドバイザー(チューター)がいる場合がある
それぞれについて以下で詳しく見ていきましょう。
プロ講師の分かりやすい指導を受けることができる
予備校で受験指導を行っている講師たちは、長年受験で高得点をとるための勉強方法を指導している人たちばかりです。
受験において必要なとこだけを押さえた指導をしてくれるため、受験日までの1年間無駄なく効率的に時間を使うことができます。
長年浪人生を指導してきた経験豊富な講師も多いため、その生徒に合わせた指導をしてくれるのも大きなメリットです。
最新の受験情報を手に入れることができる
予備校では最新の受験情報を手に入れることができます。
受験では受験科目や試験の内容などがその年によって大きく変わることもあり、常にアンテナを張っていなければいけません。
最新情報を集める作業は時間や労力が必要となりますが、予備校に行けば担任やチューターを通じて必要な受験最新情報を手に入れることができます。
情報を集める無駄な時間を過ごさず、1年後の受験当日まで勉強だけに集中できるのも予備校の大きなメリットです。
勉強に重点を置いた生活ペースが手に入る
予備校に通うことで勉強に重点を置いた生活ペースが手に入ります。
高校に通っていれば、授業などがあるため生活リズムなどしっかりと管理できますが、浪人生となると、自分で生活の管理をしなければいけません。
なかなか生活リズムや勉強計画を自分で管理して過ごすのは難しいので、予備校に通って勉強に集中できる生活ペースを手に入れることができれば、1年間合格までにたどり着くまで、勉強に重点を置くことができるでしょう。
ライバルと切磋琢磨できる
受験は団体戦であるという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
勉強をするのは自分なのだから、受験に他人は関係ないと思う方も多いかもしれませんが、実は他の人がいる環境に身を置くことはモチベーションの面でかなり違います。
毎日目の前に切磋琢磨できるライバルがいると、挫折しそうなときでも、刺激を受けて踏みとどまり、モチベーションを維持することができるでしょう。
相談できるアドバイザー(チューター)がいる場合がある
予備校では受験を経験した大学生の人などが、アドバイザーもしくはチューターとして常駐しているということが多いです。
実際に受験を最近経験した人に、勉強法や質問などをすることができるのはかなり大きなメリットといえます。
講師の人ではカバーすることができない勉強やモチベーションの悩みを相談できるため、精神面でもかなり助かるでしょう。
浪人生が予備校へ通うことのデメリット
浪人生が予備校へ通うことのデメリットもいくつかあります。
・高い費用がかかってしまう
・自分のペースで勉強がしづらくなる
高い費用がかかってしまう
予備校のデメリットとしては、授業料・入学金など高い費用がかかってしまうことです。
講座の取り方によっても変わってきますが、高い費用がかかってしまうのは大きな負担となります。
もっとも受験日まで生活リズムをしっかりと管理でき、高い質の授業やサポートを受けることができるので、高い費用をかけてでも予備校に通う価値はあるといえるでしょう。
自分のペースで勉強がしづらくなる
予備校では毎日講義の時間や、課題などが与えられるため、自分のペースで勉強がしづらくなるというのもデメリットです。
自分のやりたい科目や計画がきちんとある人にとっては、すこし負担になる可能性もあるかもしれません。
しかし、きちんとしたカリキュラムにより計画立てて勉強を進めることができるため、強制的に勉強ができる場所に身をおけるというメリットもあります。
浪人生が予備校を選ぶ際の注意点
予備校選びを失敗して後悔しないように、浪人生が予備校を選ぶ際の注意点を紹介します。
予備校は早めに選び始める
予備校を選ぶ際には、早めに選び始めるということが重要です。
予備校では1年間を通してカリキュラムを組んでいるので、できるだけ4月から勉強を始めることができるようにしましょう。
もっとも国公立の受験は、日程的に3月に終わるので4月まで時間が無いのが現実です。
そのため残念ながら不合格が決まってしまった場合、迅速に予備校選びを始める必要があります。
遅れてしまうとスケジュール的に負担がかかるので、できるだけ早く予備校の見学や説明会に参加して、自分に合うところを見つけましょう。
自分の状況に合わせて適切な予備校を選ぶ
浪人生が予備校選びをする際には、自分の志望している大学・学部などによって、通う予備校を吟味しなければいけません。
・国立大学
・公立大学
・私立大学
・医学部
それぞれ勉強の仕方や対策などが大きく異なってくるので、必ず予備校選びをする前に、自分に最適のところがどこかをしっかりと見極めましょう。
特に医学部を志望している場合、医学部専門予備校に通って特別な対策を行なわなければ、他の受験生に勝つのは難しいです。
医学部専門予備校選びで悩んでいる浪人生は、京都医塾を検討してはいかがでしょうか。
医学部受験を専門としている京都医塾では、様々なサポート体制が整えられており、大事な1年間を最高の環境で送ることができるでしょう。
・生徒1人1人に合わせたオーダーメイドカリキュラム
・生徒1人に対して講師13人のサポート
・専用の個人自習ブース
・いつでも専門講師に質問可能なバックアップ体制
京都医塾では難関の医学部合格を勝ち取るために、充実のサポート体制を整えています。
医学部受験で悩んでいたり、どういった1年を過ごせばよいか分からない人はぜひ一度相談してはいかがでしょうか。
自宅浪人とどちらがよいのか
ここまで浪人生が予備校に通う場合のメリット・デメリットや、注意点について解説してきましたが、結局自宅浪人とどちらがよいのでしょうか。
自宅浪人では、予備校とは異なり高い費用などもかからず、最低限の費用だけで浪人生活を送ることができます。
また講義なども無く自分のペースで勉強を進めることができるため、自分の都合に合わせて毎日をおくることができるでしょう。
しかし自宅浪人でずっと1人で進めていってしまうと、勉強方法があっていない場合や、最新情報を知らないまま勉強をしてしまい、効率が悪くなってしまう場合があります。
モチベーションやスケジュール面などでも、1人でずっと継続していくというのは難しいため、できるだけ環境やカリキュラムが整っている予備校に通うのがおすすめです。
また難関大学や医学部などは、優秀な人たちが専門の対策をして、受験に臨んでくるため、それに打ち勝つにはしっかりとした準備をしなければいけません。
特に超難関である医学部受験ともなると、勉強法が間違っていたり、スケジュール管理の面で遅れをとったりしてしまうと、合格することは難しいです。
医学部は医療分野ごとの問題が出題されるなど、専用の対策をしなければいけないため、質の高い講義、指導を受けることができる医学部専門予備校に通ったほうが安心でしょう。
そのため自分に相当の自信がある、もしくは1年間たった一人で情報を集めて、最適の対策をすることができるという人以外は、できるだけ予備校に通うことをおすすめします。
まとめ
今回は浪人生のための予備校選びのポイントについて詳しく解説してきました。
1年後に合格という最高の結果を勝ち取るためには、予備校に通うことが一番の近道です。
長年の経験と豊富な情報から決められたカリキュラムや、受験指導に長けた予備校講師陣、モチベーション維持や勉強のしやすい環境など、浪人生にとって予備校はメリットしかありません。
もちろん高い費用がかかるというのは事実ですが、その一方で勉強だけに集中できる環境を手に入れることができます。
来年どうしても志望校に合格したい方や、勉強の仕方が分からずに1年間どのように過ごせばよいのか分からず困っている方は、一度予備校に相談してみましょう。
あなたに最適のカリキュラムや、勉強に集中できる環境が待っているため、1年間を通じて志望校合格という目標に全力をつくすことができますよ。