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奈良県立医科大学医学部医学科二次試験対策

奈良県立医科大学医学部医学科二次試験対策

 

医学部専門予備校京都医塾です。
以下では、奈良県立医科大学医学部医学科2次試験(面接)について、ご紹介したいと思います。

2次試験の日程について

前期:2月25日(金) 個別学力テスト
2月26日(土) 面接

後期:3月12日(土) 個別学力テスト
3月13日(日) 面接

2次試験の配点について

前期:共通テスト900点/個別学力テスト450点・面接【配点なし】
後期:共通テスト900点/個別学力テスト900点・面接【配点なし】

→募集要項に以下の記述があります。
「面接試験の配点はありませんが、面接試験の結果、アドミッションポリシーに照らして適性を欠くと判断された場合は、共通テスト、学科試験の成績にかかわらず不合格とします。」

奈良県立医科大学の小論文について

奈良県立医科大学医学部の入試では小論文は課されません。

奈良県立医科大学の面接について(前期・後期)

面接時間:5分
形式:個人面接(受験生:1人 面接官:2人)
※アンケートあり:自己PRを事前に記入します。 

内容と過去の質問例

・医師志望理由

・大学志望理由

・理想の医師像

・医師になるという強い意志があるか
→ただ「あります。」とだけ答えるのではなく、医師としてどのような医療を実現するか、明確なビジョンも示しましょう。

・希望する診療科
→「まだ決まってない」というよりは具体的な診療科を挙げて話した方が、内容は深まります。その診療科における課題や対策にまで言及しましょう。

・長所、短所
→長所はどのようなことに活かされたか、短所はどのように改善しようとしているかまで述べましょう。

・趣味について
→受験生の人となりを知るための質問です。面接でなくても、初めてクラスになった子との会話のきっかけとして聞いたりしますよね。ですから無理に高尚な趣味をでっちあげる必要はありません。とはいえ、人に理解されにくいものよりは、健康的・文化的なものが望ましいです。

・部活動について

・高校生活で印象に残っていること
→近年は新型コロナウイルス感染症の影響で学校行事が制限され、ネタに困りますよね。しかしその中で何とか工夫してエピソードを語りましょう。出来事の大きさではなく、自分がどう感じたかが大事です。

・医学部の勉強についていけるか
→「はい」と答えるしかない質問ですが、医療に対する意識の高さと学習習慣や学習法が確立されていることをアピールしましょう。

・基礎医学に興味はあるか
→「基礎医学」とは、人体の構造と病気のなりたちについての原理を学ぶ学問。医学の研究や臨床の基礎となる学問です。将来、研究医でなく臨床医として活躍したいと思っている人にとっても基礎医学は重要なものです。

・事前アンケートに関する質問
→アンケートに記載されている内容について、深く聞かれます。たとえば「地域医療」などの用語を使うのであれば、それについて詳しく説明できるようにしておきましょう。

奈良県立医科大学の余談

漫画家の手塚治虫先生は奈良県立医科大学の研究生として、医学博士を取得しました。医療漫画の名作『ブラック・ジャック』のルーツがそこにあるのかもしれません。
ちなみに京都医塾はブラック・ジャックをイメージキャラクターに起用しました。当ブログでも紹介しています。

奈良県立医科大学2次試験のポイント

奈良医科大学の面接は時間が短く、点数化されません。穏やかな雰囲気のもと行われるようなので、あまり心配する必要はないでしょう。しかし油断するなかれ、面接の経験があまりない人は緊張のあまり思わぬ失言が出てしまうかもしれません。自信をもって臨むためには事前にしっかり対策を行うのがベストです。

まとめ

奈良県立医科大学医学部の2次試験において、面接対策がいかに大事かおわかりいただけたでしょうか。
医学部専門予備校京都医塾でも、「前期2次試験対策」(1回90分)を承っています。
どうぞご利用ください。