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「SMARTの法則」について(後編)

「SMARTの法則」について(後編)

京都医塾英語科の武田迪信です。

今日は、勉強に悩む生徒さんのための「SMARTの法則」について、前回の続きを書きたいと思います。

前回の内容の復習です。

 SMARTの法則とは、5つの基準に基づいた目標の立て方であり、この5つの基準にあてはめて目標を考えることにより、明確な目標を立てることができるのです。

 そして、その5つの基準とは

①Specific(具体的かどうか?)

②Measurable(測定可能か?)

③Agreed upon(同意しているか?)

④Realistic (現実的か?)

⑤Time-bound(時間制限があるか?)

前回はこのうちの①②について話しました。今回はその続きです。

‘A’greed upon(同意しているか?)

ここでいうところの同意とは、自分自身の同意です。つまり、自分自身その目標をどれだけ達成したいと思っているのか、是が非でも達成したいという意気込みがあるか、ということです。

自分の達成したい目標に対して、「何故?」と3回問いかけてみましょう。

「100万円貯めたい!」→「何故?」→「ディズニーホテルのVIPルームに泊まりたいから!!」→「何故?」→「ディズニー好きなある女の子に自分の事を好きになってほしいから!!!」→「何故?」→「その子と結婚したいから!!!!」

ぐらいの勢いで理由を並べられたら、それは本当に叶えたい目標なんでしょうw

‘R’ealistic (現実的か?)

とはいえ、目標はある程度、手が届くものでなければいけません。

「生身で宇宙を漂いたい!」なんていうのは目標ではなく妄想ですからね。

‘T’ime-bound(時間制限があるか?)

また、目標を定めるにしても、ある程度期限を決めるべきです。

この期限は出来うる限り短い方が良いです。「1年で10kg痩せよう!」というより「一か月で1kg痩せよう!」、さらに言うならば「一週間で300g痩せよう!」とする方が、達成しやすそうですよね?

皆さん、「今年の抱負として~~やってやる!」と決めたのに、「何もできなかった~」と反省することは多くないですか? これも当然だというのも納得でしょう。

まとめ

「SMARTの法則」の5つの基準を意識することで、目標は明確となり、より達成しやすいものとなります。

勉強に悩む生徒皆さんのための「SMARTの法則」であるなら、

①「その目標は固有名詞で表せますか?」

②「その目標は数字で表せますか?」

③「何故?という問いかけに3回答えられますか?」

④「夢や妄想にはなってないですか?」

⑤「いつまでにやるか決めてますか?また、短いスパンでの目標も立てられてますか?」

ということになります。

お役に立てたでしょうか? 今考えている目標、ブラッシュアップしていきましょう!

投稿者:武田 迪信

  • 役職
    英語科講師/生物科講師
  • 講師歴・勤務歴
    10年
  • 出身大学
    医学部
  • 特技・資格
    計算
  • 趣味
    旅行
  • 出身地
    京都府
  • お勧めの本
    1984

受験生への一言
自分がやりたいことを見つけることが一番です