私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「関西医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“関西医科大学医学部”の受験を考えている方
・“関西医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
関西医科大学医学部 2021年度の過去問分析総評
英語
全体的にはそれほど難易度が高い問題ではなかったという印象です。ただし、本文が長いので英語が苦手、特に長文が嫌いという人にとってはとっつきにくい問題だったかもしれません。1,000ワード程度の長文には普段から慣れておくようにしさえすれば、設問はそこまで難問奇問ではないので、なんとか6.5割から7割程度の点数は取りたいところです。
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数学
着実に積み上げてきた知識を問う問題と計算処理能力を問う問題の両方が出題されました。第3問までは「解ける問題を探して解き進める」姿勢が重要になります。第4問にどれだけ時間をかけられるかは第3問までの出来次第と言えるでしょう。
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化学
見慣れないテーマがよく出題されるが、設問自体の難易度は標準的なものが多いので、教科書レベルの知識をしっかり身に付けておく必要があります。また、教科書の発展内容や実験内容などもしっかり目を通しておくとよいでしょう。さらに、実験に関する考察問題や計算問題の対策を行う際は、実験の流れをイメージし、説明できるようにしておきましょう。
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生物
教科書レベルに留まらず、発展的な知識まで身につけた上で取り組みたい問題が出題される大学です。容易に得点できる問題ではないため、知識、読解力、計算力、考察力、全てについて万全の対策を立て、力を磨き上げて臨みましょう。
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物理
難易度はやや難~難であり、題材や問題設定は受験生にとっては見慣れないものが多く、大学レベルの内容が噛み砕いて出題されることもあります。そのため、かなり高度な読解力や思考力が必要となり、加えて時間的な余裕もないため、迅速で精度の高い計算力も要求されます。ここ数年で、以前に比べると多少は易化した感はありますが(全ての大問が強烈に難しいわけではなくなりましたが)、それでも依然として高い完成度が必要となることに違いありません。基本を完璧にした上で、発展的な題材についてもそれをしっかりと思考して解くという訓練を十分に積んでから、試験に臨みましょう。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。