私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「兵庫医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“兵庫医科大学医学部”の受験を考えている方
・“兵庫医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
兵庫医科大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
全体的に見ると、2022年度の問題は比較的読みやすい文章が多いと思われますが、設問は分かりやすいものとそうでないものがはっきり分かれています。これは兵庫医科大学だけの話ではありませんが、「取れるところでしっかり点を取る」ことが一番大切です。多くの受験生が分からない問題に時間と労力を取られるのですが、その結果正解できる問題でミスをしては本末転倒です。兵庫医科大学の英作が書きにくいのは今にはじまったことではありませんので、自分の気持ちや集中力をいかに維持するかも受験生は事前に考えておくべきでしょう。
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数学
近日公開予定
化学
第1問、第3問は標準的な問題が並んでいるのに対し、第2問ではサリドマイドという教科書には登場しない化合物が題材となっており、ここで時間を取られてしまうと全問に目を通せなくなってしまったでしょう。また、各計算問題では計算過程が要求されており、普段から計算過程を書く訓練をしておかなければ制限時間には到底間に合わない問題量になっています。知識系の問題で取りこぼしなく稼いで、計算問題と第2問に粘り強く取り組めたかどうかで点数が大きく変わってきたものと思われます。
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生物
教科書を丁寧に何巡も読み返すことで基礎知識を固め、標準難度の問題集に多く取り組むことで十分に合格点も狙えます。さらに高得点を狙うには、教科書に書いている内容をそのまま覚えるだけでなく、そこから自分の頭で考える癖付けは必要となります。論述問題は必ず出題されますので対策は必須です。
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物理
難易度は基本~やや難まで幅広く、時には高校物理を超えた内容も出題されます。しかも、1科目あたり60分で5題を解かなければならないため、時間的な余裕は全くありません。そのため、そのような問題を見極めて取捨選択し、標準レベルまでの典型題を素早く解き進める必要があります。2022年度もこの通りの出題であったため、各大問の後半は見切りをつけ、大問1の力学に時間をかけ過ぎないことが、合格点を取るために必要であったと思われます。また、全ての設問において導出過程も記すことになるため、解答時間を意識した過去問演習を十分に積んでおきましょう。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。