私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「昭和大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“昭和大学医学部”の受験を考えている方
・“昭和大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
昭和大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
2022年度はやや難化しましたが、大学自体の難易度を考慮すると、昭和大学医学部の英語は決してレベルの高い問題ではありません。ただし、記述式問題が年々増大していることに留意してください。また2教科で140分の試験ですので、時間配分でミスをしないように心掛けてください。
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数学
近日公開予定
化学
理論化学と有機化学(高分子を含む)からの出題がほとんどなので、これらの単元の基礎力に不安があると合格は望めません。まずは基本から標準的な知識と計算力を確実に身につけましょう。その後は発展的な問題にも触れておく必要があります。一般的な問題集や過去問を使って、見た事の無い出題形式の問題にも慣れておきましょう。その際は計算問題にも積極的にチャレンジし、解法だけでなく解答スピードもきちんと身に付けるよう意識しながら取り組んでください。
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生物
以前に比べると易化しています。各問題とも大半が基本的な知識を問うもので、教科書を良く学習していれば答えられます。従って合格に必要な点数は高いと考えられますから、何度も書いたように「取りこぼし(できるはずの問題が勘違いによってできないこと)」が無いように慎重に解かねばなりません。
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物理
例年、難易度は基本~やや難と幅広い大問で構成されており、難しいものでは思考力・計算力ともに標準以上のレベルが要求されます。そのため、他大学に比べて解答時間が1科目あたり70分と長いものの、時間的な余裕はありません。また、高校物理の教科書内容を超えた出題も見られるため、普段の演習を通してその知識に触れておかなければ、初見で対応することは厳しいと思われます。他、グラフの描図や現象の定性的な説明を求められる設問も、毎年のように出題が見られます。そのため、高いレベルで、物理としての総合力が試される大学です。
しかし、2022年度は、4つの大問すべてが典型かつ基本的な出題となりました。2022年度のみならず、その前年度となる2021年度から大幅な易化傾向が続いています。そのため、オーソドックスな問題を高得点で争う勝負に切り替わってきており、今後の動向にも注意が必要です。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。