私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「東京女子医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“東京女子医科大学医学部”の受験を考えている方
・“東京女子医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
東京女子医科大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
しっかり読めれば選択肢自体は簡単な問題も多いですが、60分の中で全ての文を理解するのはかなり難しいと思われます。ただ、第2問などは経験を積むことで少しでも速く解けるようにはなるでしょう。また、例年ジャパンタイムズなど英字新聞から出題されることが多いので(今年はNew York Timesが出てますね)、英字新聞で新聞記事の英語に慣れておくのもいい訓練になるでしょう。
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数学
近日公開予定
化学
第1問の中にやや難の正誤問題があるものの、全体的には基本~標準レベルの問題が割合としては多い。問題数が合計35問と多いので、解ける問題から確実に解いていくことを意識し、制限時間内に全ての問題に目が通せるように時間配分を考えて取り組みましょう。
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生物
近日公開予定
物理
例年、難易度としては基本~標準的な問題が多いため、典型題の演習を十分に積んでいれば高得点が目指せます。2022年度は、大問1と3で題意を取り違えると失点しやすい問題が出題されたため、例年以上に考察力の有無が点数を分けたものと思われます。
また、例年大問のどこかで、グラフの描図や現象の説明を求める設問が含まれます。加えて、導出過程もよく書かせます。2022年度は、大問1でグラフの描図が、各大問で1つずつ導出過程の記述が求められました。
以上より、2022年度は特に東京女子医科大学らしさが表れた問題でした。こういった出題に対応するためにも、普段からの演習から、単に問われているものを出して終わりとせず、現象全体を丁寧に考察するように心がけましょう。また、解答だけではなく、それに至るまでの手順をきちんと残す習慣もつけるようにしましょう。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。