私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「福岡大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“福岡大学医学部”の受験を考えている方
・“福岡大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
福岡大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
時間的にも負担が少なく、「福岡の英語は簡単だ」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、油断してかかると思いのほか点が伸び悩む可能性もあります。特にここ2年くらいは知識系問題が課され、知識不足な人にとっては難しくなっているので、文法、和訳そして長文読解で失点しないことが重要だと思います。また、本当に福岡を目指している人は日常的に発音・アクセント問題の対策をしておくことを強くお勧めします。
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数学
例年通り標準的な問題からの出題であったものの、計算量が多いため、制限時間が90分とはいえ、時間配分には十分注意を払う必要があります。数学を得点源にしたい受験生は第2問、第3問の後半を少しでも得点できれば、他の受験生との差をつけることが可能です。
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化学
難易度・問題形式・出題分野のいずれもここ数年の傾向通りでした。有機化学は3回に2回程度の割合で高分子分野から出題されているので、今年も出題される可能性が高いです。標準レベルの問題はすぐに解けるように対策しておきましょう。
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生物
基礎的な用語を問う問題が多く、まずはそこで確実に得点出来るよう、普段から基礎知識の入念な確認を怠らないようにしましょう。そして、最新年度の問題になるほど、実験考察、計算問題が、わずかですが、増加傾向にあります。そういった問題を目にしても、焦らないよう、普段から取り組んでおきましょう。
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物理
例年通り、概ね典型的な基本問題が並びました。大問3の(ii)(5)以降は類題の経験がなければ解き進めるのが難しいため、物理が苦手であれば、解けなくても仕方ありません。一方で、大問1や2のような基本問題を取りこぼさないことが、合格には不可欠です。
こういった問題は、序盤で躓いてしまうと大量失点につながるため、合格点を取ることが難しくなります。普段から、解法をなぞるだけの勉強に終始せず、どうしてそれが成り立つのかという物理的な意味や理由付けにこだわって勉強することが、最も効果的な対策となります。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。