私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「自治医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“自治医科大学医学部”の受験を考えている方
・“自治医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。
自治医科大学医学部 2022年度の過去問分析総評
英語
自治医科大学に合格するためには、正しく英文を読めるだけではなく、その論理展開もしっかり追うことができる能力が求められます。もちろんこれは他の大学であっても必要な能力ではあるのですが、自治医科大学には文法や語法の出題が少ないこともあって、より内容に対する理解が必要と言えるでしょう。また、2次では自由英作文も必要となりますので対策が必要です。
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数学
例年通り、教科書章末レベル~入試基本レベルの問題が25問出題されました。時間があれば、多くの受験生が満点に近い点数を取れるでしょう。しかし、実際の試験時間内に、すべての問題を解ききるのは困難なので、解くべき問題を見極め、それらの問題を“素早く正確に”解くことが大事になります。
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化学
理論化学の出題の割合がやや多かったものの、難易度・問題形式・出題分野のいずれもほぼ例年の傾向通りでした。
理科2科目で80分という他の大学には見られない試験時間の短さに加え、ほぼ一問一答形式で25問という特殊な出題形式なので、各問題をいかに手早く正確に解き切れるかが合否を分けます。難易度自体はほとんどが基礎レベルなので、基本的な知識・解法については即答できるようになるまで繰り返し定着を図りましょう。また、計算問題についてはすばやく正確に計算が行えるよう、日々の学習から制限時間を意識した演習を行っていきましょう。特殊な出題形式なため、直前期には過去問演習が非常に有効です。すぐに解けそうにない問題は飛ばして、解きやすい問題から片付けるなど、得点率を最大化するための時間配分の仕方を練習しておきましょう。
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生物
簡単な基礎知識だけを問われる問題もある一方で、読解にも考察にも時間がかかる問題も混ざっています。基本的には他の問題との間に関連性が無いので、時間がかかりそうな問題を飛ばして、解ける問題を確実に解いて解答数を増やしていきましょう。
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物理
例年、難易度としては基本レベルの問題が多く、煩雑な計算もほとんどありません。2022年度も、この通りの出題でした。ただし、合格者はその都道府県で2~3名と限られているため、高い正答率が必要となってきます。また、25題を1科目あたり40分で解答しなければならないので、1問にかけられる時間が非常に少ないです。そのため、素早く題意を読み取って計算する処理能力の高さが求められています。
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京都医塾の入試問題分析と相性評価
京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。
その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。
京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。