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【2022年度聖マリアンナ医科大学医学部】小論文と面接の二次試験対策

【2022年度聖マリアンナ医科大学医学部】小論文と面接の二次試験対策

 

医学部専門予備校京都医塾です。

以下では、聖マリアンナ医科大学医学部2次試験について、ご紹介したいと思います。

2次試験の日程について

2022年2月5日(土)・6日(日)のうちいずれかの希望制となります。

会場は聖マリアンナ医科大学です。アクセスにはさまざまな路線があり、最寄りの駅からバスで20~35分かかります。事前に調べて、当日は余裕を持ってでるようにしましょう。

当日のスケジュールは、以下の通りです。

 9:00~9:30 適性検査
 10:30~11:30 小論文
 13:00~16:00 面接

適性検査は「YG性格検査」というもので、120問の質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」で答えるものです。性格傾向を把握するために行うものですので、正解があって点数がつくものではありません。したがって特に対策の必要はありません。

聖マリアンナ医科大学の小論文について

 形式:課題文型
 字数:600字~800字(年度による)
 時間:60分
 過去問:「赤本」には掲載されていません。大学が発行している者を取り寄せる必要があります。

過去の出題例

・文章にタイトルを20字以内でつける
・対談の文章を読んで、意見をまとめる
・文章を読んで、医療従事者や患者と人工知能やコンピュータ技術の関わりについて考えを述べる。
・文章を読んで、医師の取るべき態度について筆者の意見をまとめる。また、医師に求められる倫理について考えを述べる。
→課題文は短い文章ですが、複数の設問があり、意見を述べるだけでなく読解・説明の問題がありますので、国語力が問われます。

聖マリアンナ医科大学の面接について

 面接時間:15分
 形式:個人面接(受験生:1人 面接官:3人)

内容と過去の質問例

・医師志望理由

・大学志望理由
→聖マリアンナ医科大学にしかない特色としては「宗教学」という授業が挙げられます。建学の精神にもある「キリスト教的人類愛」を学ぶ学問です。
→聖マリアンナ医科大学は宗教色が強いのでは?と思う人もいるかもしれませんね。大学の方に聞いたところ、「確かに創立の背景からキリスト教の影響を受けいるが、特に宗教的な雰囲気はない」とのことでした。キリスト教の知識が必要なわけでもなく、信教に有利不利はありません。

・自己PR

・医学部の勉強は受験勉強よりも大変だがやっていけるか

・意見が合わない人と仕事をするとき、どうするか

・あなたにとって死とは何か

・「生命の尊厳」を実感する出来事は
→聖マリアンナ医科大学の面接では「いのち」について考えさせる問いがあるようです。事前に「いのち」について考えを整理しておきましょう。

・一年後にどんな医学部生になっていると思うか

・少子化についてどう思うか

・産婦人科の減っている理由は何だと思うか
→医療知識が必要な問いも多いようです。
 
 ところで、聖マリアンナ医科大学は「聖マリ」とか「聖マ」と略されることが多いですが、もちろん面接で使うのはNG。相手の大学のことは「貴学」と言いましょう。

聖マリアンナ医科大学2次試験のポイント

小論文が50点、面接が150点です。1次試験が合計400点ですので、2次試験の配点は全体の1/3とかなり高く、2次での逆転も十分あり得ます。また以下のように面接・小論文重視の姿勢が示されています。
 
「総合得点が同点の場合は、以下の評価により合格者を決定します。
(1)面接および小論文の合計点が高い者
(2)面接の成績が高い者
(3)第1次試験における数学および英語の成績が高い者
(4)英語の資格・検定試験成績の取得状況
(5)上記(1)~(4)までも同点の場合は、入試委員会にて、総合的に判定します。なお、小論文および面接等において、多面的・総合的に判定のうえ、医師としての適性に問題があると判断された場合、成績の如何にかかわらず不合格となることがあります。」
 
聖マリアンナ医科大学は面接・小論文対策がいかに大事かおわかりいただけたでしょうか。
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