京都医塾化学科です。
夏の暑い時期がやってきました。クーラーなどを使い過ぎて寒暖差で体調等を崩したりしている方はいないでしょうか?受験の足音が近づいてきたこの時期に体調を崩してしまうと、他の受験生にリードを奪われかねないので、体調管理には十分気をつけましょう。
さて今月は、
・現役生の夏休みの重要性
・学習計画の例
・7月の勉強のポイント・学習アドバイス
・受験前の夏休みにやることが見つからない場合は?
の4項目をお届けします!
これらを一つずつ見ていきましょう。
現役生の夏休みの重要性
現役生にとって夏休みは天王山と称されることもあるくらいに重要な時期です。この時期の学習が最後の最後に合格に届くかどうかを決めると言っても過言ではありません。まずはしっかりと学習計画を立てて、夏休みを有意義に使えるように準備をしていきましょう。
学習計画の例
・無機化学の内容を2周するために教科書or参考書を1日○○ページずつ進め、その単元の問題集も並行して進める。
・模試で解けなかった単元の復習をするために教科書or参考書を1日○○ページずつ進め、その単元の問題集も並行して進めるとともに、無機化学の内容を1周するために教科書or参考書を1日○○ページずつ進める。
・有機化学はまだまだ定着できていないので、まずは1周するために教科書or参考書を1日○○ページずつ進め、その単元の問題集も並行して進めるとともに、理論化学の復習についても教科書or参考書を1日○○ページずつ進める。
などです。みなさんそれぞれに課題と目標があるはずなので、適切な計画を立てて、充実した夏休みを過ごしていきましょう。
7月の勉強のポイント・学習アドバイス
7月は無機化学の基本知識の定着と基本問題の演習を進めていきましょう。無機化学は理論化学に比べ、圧倒的に知識の暗記項目が多く、苦手と感じている受験生も少なくないでしょう。学習の効率化を図るために、無機化学を学習する際には、「時間よりも回数にこだわる」ことを意識しましょう。同じ単元を長い時間かけて学習するのではなく、無機化学全体を何周も繰り返し学習していくことで、知識の定着度合いは高まっていきます。各単元は短い時間でよいので、繰り返しの学習を心掛けていってください。
受験前の夏休みにやることが見つからない場合は?
京都医塾では医学部合格診断、京都留学体験授業を行っています。診断、体験授業を通して、みなさんの苦手や現在の課題をあぶり出し、分析結果として、体験に来てくれた方にお渡ししています。以下は分析の一例です。
・化学の全分野を一度は学習したことは感じ取れましたが、基礎知識と解法のいずれについても体系的に定着を進めることができておらず、問題を解く下地ができていないという印象です。したがって、化学の全範囲を今一度初めからきちんと定着させていき、基本的な知識に穴がない状態を作る必要があります。その上で、問題に対して知識をどのように活用していくのかを学んでいく、という順序で学習を進めれば、成績も伴ってきますので、それを目指して頑張っていきましょう。
・知識や解法を「知っている」だけで「使い方が身に付いている」わけではないのが現状のようです。本日の授業中も解き方は正確に答えられていたのですが、その使い方は拙い部分が目立ちました。そのため、回りくどい立式であったり、計算ミスを誘発したりしており、点数に繋がりにくいことが感じ取れました。今後は、身に付けている知識・解法を十全に扱えるよう問題演習の「量」についても確保していく必要があります。苦手意識のある分野であっても、しっかりと演習を積んでいくことで点数へとつながる学習を意識しましょう。
いかがだったでしょうか。今、やるべきこと、課題がわからないという方は是非、京都留学体験授業にお越しください。
夏休みを有効活用して成績アップを狙おう
高校3年生の夏休みは、成績が伸びる期間・伸びる前の準備期間です。この期間中に自分に合った学習を進めれば、秋以降の成績も伸びやすくなります。
一方で、夏休みの勉強を何をしたら良いか、よくわからない人は、夏休みを無駄にしないためにも、京都医塾にご相談ください。
京都医塾では現役生も随時募集しています。また、遠方の方にはオンライン授業も行っています。
下記リンクからお気軽にお問い合わせください。