京都医塾英語科です。
急に暑くなって体調を崩したりしていませんか?こまめに水分補給をし、図書館など公共の場所で勉強する場合はエアコンが寒いときもあるので、上着や大き目のタオルを持参するなど体調管理には十分気を付けて下さいね。
今月は、
①浪人生の夏休みの重要性
夏休みとはいっても、浪人生の場合は多くの人が予備校に通っているでしょうから、夏期講習に通うことになると思います。その場合は、まず予習と復習をしっかり学習サイクルに組み込みましょう。これは夏期講習に限ったことではありませんが、夏期講習でどれほど有名人気講師の授業を受けても、予習・復習をしっかり行っていなければ「分かった気になっただけ」で終わってしまいます。予習で自分が分かっていないところ、できないところを明確にし、復習でポイントを覚え込むという基本的な学習プロセスをどこまで真剣に行い継続できるかが成績上昇の鍵です。
また、1学期(前期)の学習で計画通りに進んでいないところや、解けなかった問題をやり直す時間も必ず取るようにしましょう。夏期講習はいい意味で気持ちを切り替えて勉強に取り組むきっかけになるタイミングですが、だからといって新しい問題にばかり取り組んでも意味がありません。これまでできなかった問題を解けるようになること、今まで理解できていなかったことを理解し使えるようになることこそが重要です。
暑い時期ですから、予備校の自習室や図書館・カフェなどを利用して勉強することも多いと思いますが、よく見かけるのは友人と一緒に勉強している受験生の姿です。分からないところを教え合ったり、友人が頑張っている姿を見て刺激を受けたりとメリットもあることは分かるのですが、「喉乾いたし一緒にコンビニ行こ」といった感じで一緒に休憩し長時間お喋りしてしまうようでは意味がありません。「友達と一緒に勉強する」はずが「友達と一緒にダラダラする」になってしまわないようにして下さい。
➁7月の勉強のポイント・学習アドバイス(7月にすること)
以前のブログから夏期講習までは基礎固めの時期だ、というふうにお伝えしてきました。もちろん夏期講習に入ったからといって基礎が固まったわけではないでしょうが、徐々に志望校を意識した学習を取り入れていくといいでしょう。例えば志望校の問題をまだ解いていない人は、最新年度の問題を解いてみて、現状の力とどのくらい差があるのかを認識する必要があります。既に最新年度の過去問を解いたことがあるという人は、別の年度の問題に取り組んでみるのもいいでしょう。
それと同時に基礎知識の学習(特に語彙系)を継続することも大切です。というか、基礎知識の学習は最後まで継続する必要があります。長時間をかける必要はないかもしれませんが、必ず毎日の学習計画の中に単語・語法・イディオムを学習する時間は組み込んで下さい。
また、多くの予備校では夏期講習が終わるタイミングで模擬試験が実施されると思いますので、そこを目標にして学習計画を立てることも効果的です。例えばですが、前回の模試で語句整序問題の正答率が悪かったなら、語句整序問題を解く練習を集中して行ってもいいでしょう。英作文が苦手なら夏期講習の間毎日一本英作文を書いて、信頼できる先生に添削してもらってもいいでしょう。模試というのは「大会」とか「発表会」に相当するものですから、そこを目指して練習を積み重ねることは実力アップに大きくつながるはずです。
③夏休みに何をしたら良いかわからない場合は?
これも以前のブログで書いたことですが、「何をやっていいか分からない」ということがあれば、学校や塾・予備校の先生などプロに相談することを強くお勧めします。浪人生の皆さんは受験の経験を持っていますから、現役生に比べて自分の現状をより正しくとらえることができるはずですが、その一方「伸び悩み」を感じることも多いものです。そういったときは、迷わず先生に相談し、自分の今の勉強内容について相談してみて下さい。
ちなみに京都医塾では、医学部合格診断を行っていますよ。
夏休みを有効活用して成績アップを狙おう
浪人生の夏休みは、これから成績を伸ばしていくための準備期間です。この期間中に自分に合った学習を進めれば、秋以降の成績も伸びやすくなります。
一方で、夏休みの勉強を何をしたら良いか、よくわからない人は、夏休みを無駄にしないためにも、京都医塾にご相談ください。