京都医塾数学科です。
あ つくなったり、寒くなったり
き る服が難しい季節になりましたね。
朝からだが重くて起き ら れなかったり
不安で夜に め が覚めたり
健康的 な 生活を送りたいのに
受験が近づ い て身も心もボロボロになりそうな
そんな受験生のみなさんのために、今月は…
・夏が終わり、焦りを感じ始めたあなたへ!
・9月の勉強のポイント
について、お届けします。
夏が終わり、焦りを感じ始めたあなたへ!
Q.この時期、何をすればいいですか?
A.基礎を固めましょう。
これまで勉強をしてきた受験生も、これまでに蓄えてきた基礎知識が定着しているか、使うこ
とができるかをもう1度確認しましょう。
Q.模試の成績が上がりません。どうしたらいいですか?
A.基礎を固めましょう。
得点すべき問題で失点していませんか?分かっていたはずの問題で失点していませんか?
これは蓄えてきた基礎知識を忘れてしまっているか、覚えているが使いこなせていないかのど
ちらかです。普段使っている問題集に戻って基礎の確認をし、間違えた問題の解き直しをしま
しょう。
Q.ずっと勉強しているのがしんどいです。何かいい気分転換の方法はありませんか?
A.違う教科の勉強をしましょう。
時間をきちんと決めることができる人であれば、趣味などで気分転換することもいいと思いま
す。しかし、そんな人はなかなかいないでしょう。テレビや漫画、趣味など始めてしまうと、
あとちょっと、あとちょっととズルズル…気づいたら…「うわー!もうこんな時間!」なんてこ
とはよくありますよね。ということで、「勉強の気分転換は勉強」です。単純に違う教科に変
えてもいいですし、あえて得意な教科に変えて、楽しい気持ちで勉強するのもいいと思いま
す。
(某テレビ番組で某勉強芸人さんもおっしゃられてましたね (o^―^o)ニコ)
Q.早く起きたいのに、なかなか起きられません。何かいい方法はありませんか?
A.ごめんなさい。正直気合いだと思います。
最近ではスヌーズなんていう便利(?)な機能がありますが、正直私はあの機能は「甘え」だ
と思っています。あの機能に甘えて、二度寝、三度寝とズルズル…気づいたら…「うわー!もう
こんな時間!」なんてことはよくありますよね。
また、「まだこんな時間か。もうちょっと寝れるし、寝よ。」というときに限って、気づいた
ら…「うわー!もうこんな時間!」なんてこともよくありますよね。「もうちょっとだけ」が
ダメなんですよね。自然に目覚めたときは、そのまま起きて行動を開始すると、結構気持ちよ
くやりたいことができますよ。
ちなみに、私の場合、「寝坊したらヤバい」「遅刻したらヤバい」と思って寝たときは、寝坊
しないですよ。
9月の勉強のポイント(9月にすること)
8月で数学IAIIB、数学IIIのすべての単元の学習が終わりました。もし、予定通り終わっていない受験生は、焦らずに、まずは残っている部分の学習を行いましょう。
ここまで順調に学習が進んでいる受験生は、今月から2周目の学習を始めましょう。
まずは、8月までの学習に使っていた問題集よりも、少し難易度が上がった問題集を用意して下さい。ほとんどの問題集に節末問題や章末問題があると思うので、1周目に使った問題集のその部分の問題を使っても問題ありません。
次に、9月、10月で数学のすべての単元が学習できるように計画を立てましょう。その際、得意な単元は少な目、苦手な単元は多目というように、バランスを考えて計画を立てられるとより良いと思います。また、私立医学部を志望している場合は、集合と要素やデータの分析などのあまり出題されない単元は、新たな問題にはあまり触れずに、1周目の問題をもう一度解くだけにし、他の単元に時間をまわしてもいいと思います。
それでは、実際の2周目の学習内容ですが、目的は2つあります。
1つ目は、1周目の学習内容をきちんと覚えているか、使えるようになっているかの確認です。残念ながら、完璧にできるようになっていることはほとんどないと思います。しかし、何も心配する必要はありません。できない問題を見つけるための2周目です。できない問題が見つかれば、1周目の問題に戻って、その内容を再度確認し、理解しなおせばいいのです。
2つ目は、1周目では扱わなかった少し難しめの内容を新たに習得することです。この内容に関しては、多くのことを習得しようとする必要はありません。各単元で2、3個ずつくらい増やすことができれば十分だと思って取り組みましょう。極端な話、新しい内容を習得している場合ではないと思う受験生は、1周目の内容に特化して学習してもいいと思います。
さいごに
受験が近づいてきましたが、まだまだ時間はあります。体調、生活リズムをしっかり整えながら、今みなさんがすべきことを1つずつこなしていきましょう。気分が乗らないときもあると思いますが、何かしら手を動かしているだけでも全然違いますよ。