京都医塾化学科です。
残暑が厳しい中ですが、ここまで計画通りに学習が進められているでしょうか。受験本番の足音が近づいてくる中で精神的に焦りを感じる人も少なくないかもしれませんが、こうした時期にこそ、日々継続して学習の手を進めていきましょう。これが実践できる人が合格へと近づいていきますよ。
さて今月は、
・夏休みが終わり、受験に焦りを感じ始めた人へ…
・9月の勉強のポイント・学習アドバイス(9月にすること)
をお届けします!
目次
・夏休みが終わり、受験に焦りを感じ始めた人へ…
焦りの感じ方も人それぞれかと思いますが、以下の3パターンに分けて、焦りを和らげる対処法を書いていこうと思います。
1.受験まで時間がない!
受験本番が近づいてきて、焦る人はこの時期多いと思います。試験本番までに入試問題に対抗できるようになるのかと考えると不安も募るでしょう。
そんな人は、学習の計画を今までよりほんの少し忙しくしてみましょう。これまでの学習よりもほんの少し、時間内にやっていくことを増やすのです。例えば1時間で5ページ進めていた人は1時間で7ページ進めるようにしてみる、などです。
焦りの気持ちは押さえることはなかなか難しいと思います。それを軽減するには、焦りや不安の原因のことを考える時間を減らすことです。手を動かし、頭を勉強に無理やり向けてしまえば焦りも軽減されるでしょう。
2.夏休み明けの模試の成績が悪かった…
模試の成績に凹んでしまい、このままでは合格なんて…と思っている人も少なくないでしょうか。こうした人は、できないことばかりに目が向いてしまっている可能性が高いです。そんなときは①4月の自分と比べてできることは増えていないか確認する②できなかった問題は解き直してみる③ケアレスミスや、緊張による失点がないか確認する、ということをやってみましょう。
いずれにせよ、ここまで学習を続けてきた人であれば、確実に成長できているはずですし、そしてできていない所はこれからの伸びしろです。結果に悲観的になるばかりでなく、しっかりと前を向きましょう。
3.自分が何をしていいか分からない!
これから本番まで何をしていいのか、わからない人もいるでしょうか。そうした人は一度、ここまでの学習で自分が書いたノートを見直してみましょう。①どこの単元まで自分は進められているのか②自分が間違えた問題はどの単元に多いのか、の2点を確認してみて下さい。そのうえで、まだやっていない単元について基本事項の学習を進めたり、間違いの多い単元の基本事項の復習をしていきましょう。
いかがでしょうか。いずれにせよ、受験生と焦りは切り離すことはできません。焦った時に学習の手が止まってしまわないようにしましょう。焦ることは決して悪いことではありません。自分の苦手などを見つけるいい機会でもあります。焦りと向き合い、受験本番まで戦っていきましょう。
9月の勉強のポイント・学習アドバイス(9月にすること)
9月は応用的な問題の演習+各分野の基本知識の見直しを進めていきましょう。これまでに基本の学習が進められていれば、いよいよ応用的な問題にも対抗でき始めます。いきなり完答はできないかもしれませんが、問題の中には必ず基本的な内容を使う場面があるはずです。この時期は初見の問題に対して「どの基本事項が使えるかを読み取る力」を見につけていきましょう。問題を解いた量が多いほどこの力は身についていくので、これからの時期は難易度の高い問題にもチャレンジしてみて下さい。
もちろん、こうした力の錬成は基本の定着が大前提です。解けなかった問題の解説等に乗っている基本事項のうち、覚えきれていなかったものについてはしっかりと復習の時間を取りましょう。問題演習と基本の確認を並行で行うことが肝要です。どちらか一方に偏らないように学習を進めていってください。
京都医塾では、こうした学習のポイントを踏まえて、基本的な内容を一つずつ学習するための授業を展開しています。興味がある人は是非、体験授業に来てみて下さい。