ブラックジャックをイメージキャラクターに起用
株式会社手塚プロダクションとのキャラクター広告ライセンス契約締結のお知らせ – 京都医塾 (kyotoijuku.com)
という感じで、ブラックジャックを京都医塾のイメージキャラクターとさせて頂けることになりました。
すごいことですね。25年前に京都医塾の前身となる会社に入った当時は、まさか手塚治虫先生の作品をイメージキャラクターにさせてもらえるとは想像だにしておりませんでした。
個人的には、ブラックジャックは小学校の頃夢中で読んだ漫画です。
確か、きっかけは父親がどこからか数冊のブラックジャックを持って帰ってきて、読ませてくれたことだったと思います。あまりの面白さに夢中になり他の巻も友達から借りたり本屋で立ち読み(死語)したりした記憶があります。
でも、不思議なことに自分で単行本を買ったことはなく、全て借りるか立ち読みで済ませたのです(何でですかね?)。
ですので、実は1巻から最後まで全て読んだかどうか定かではありません。今調べてみると「全25巻」となっていますが、私が小学校の頃は21巻か22巻が最後だったと記憶しています。今回の件をきっかけに「大人買い」で全て読み通してみるのもいいかもしれません。
私が最も記憶に残っているブラックジャックのエピソードは「もらい水」という話です。この漫画で「朝顔につるべ取られてもらひ水」という句を覚えました(「朝顔やつるべ取られてもらひ水」というのが正しいという話もあるようです)。
あと、あまり有名ではありませんが、手塚治虫で言うと「七色いんこ」という作品が結構好きでした。「代役専門の俳優」が主人公で、この作品で有名な戯曲のことを知りました。それから「ミッドナイト」というタクシーの運転手を主人公にした作品も記憶にあります。「無免許の外科医」とか「代役専門の役者」とか「タクシー運転手」とか、とても少年漫画誌の主人公になりそうとは思えない職業ですよね。「手塚治虫」というビッグネームだったから許されたことだったのか、新機軸を打ち出そうとした編集部の意向だったのかは知りませんが、こういったところも手塚治虫の功績と言っていいのかもしれません。
以上、最近出た大友克洋の「童夢」を買おうかどうしようか迷っている吉田でした。