みなさんこんにちは。
突然ですが、みなさんは医学部予備校がどんなところか知っていますか?
どんな環境で勉強をしているの?
どんな先生がいるの?
医学部予備校に入れば本当に成績が伸びるの?
さまざまな疑問があると思います。
そこで、医者芸人のしゅんしゅんクリニックPさんが1泊2日の京都留学体験に参加してくださいました!
本記事は、2日目の様子をお届けしていきます。
ーー前編はこちらーー
しゅんP:おはようございまシュッ!
京都体験留学、一泊二日の2日目の朝を迎えました。
せっかくなので、これから鴨川あたりを散歩したいと思いまシュッ。
しゅんP:いや〜、めっちゃ気持ちいいですね。京都最高。
奥さんが京都出身なので、清水寺や嵐山へ行ったり、京都観光はしたことあるですけど。京都はよしもとの劇場「よしもと祇園花月」があるので、祇園あたりも好きだけど、鴨川のかんじも綺麗でいいですね〜。勉強して、そのあとここに来てリフレッシュするのもいいかも。
しゅんP:せっかくだから、一曲踊るか!!
♪ヘイヘイ、ドクタ〜ヘイドクタ〜
手術したあと焼肉食べ行く
ヘイヘイ、ドクタ〜ヘイドクタ〜♪
分析結果報告面談:現役医師が医学部を再受験するとしたら……
塾長:昨日はお疲れ様でした。早速昨日のテストを採点し、分析をさせていただいたので、その結果発表をさせていただきたいと思います。
今回は「もし、現役医師であるしゅんPさんが医学部を受験するとしたら……」と仮定し、現状の学力や課題点の分析、これからどんな勉強法をすれば受かるのか、をお伝えしていきます。
しゅんP:ドキドキするなぁー。よろしくお願いしッシュ!
塾長:まずはこの分析結果を書いたシートをお渡しします。
塾長:わ、すごい! 本格的に分析結果をまとめてくださっているんですね。
塾長:迅速な結果報告ですので、生徒さんの全てがわかるわけではないですが、この分析は初期のカリキュラム作成に活かし、入学後は定期的にテストを繰り返しながら都度分析・カリキュラムのアップデートを行っていくんです。
全般的なことをお話ししますと、20年のブランクがあるので知識は忘れていらっしゃると思います。でも受験期にはしっかりとした力があった痕跡がありました。
教科別に詳しく見ていきますね。まずは、英語です。英語の吉田先生からは、「中学内容については、前置詞の使い方を忘れているようで1からやり直す必要はありませんが、高校英文法の習得に合わせて見直す必要がある」とコメントをもらっています。多分受験期なら覚えていた知識ですが、日頃使わないので忘れているようです。
しゅんP:英語はもうちょっとできたと思ったんだけどなー。
塾長:落ち込むことはないですよ! 吉田先生からは「長文セクションの解答から、英語に対する非常に優れたセンスを感じる。基礎知識をうまく使えるようになれば、さらにレベルが高い問題にも十分対応できるようになるはず」とコメントをもらっており、これから先伸びていくと考えられます。
しゅんP:うれしい!
塾長:総合的に見ると、これから先、入試レベルのテストで安定して得点を重ねていくには、文法の知識が非常に重要になってきます。現状だとテーマが変わったり、語彙が変わってくると波が出てきそうですが、しゅんPさんは、読み取る力や国語力が優れているので、基礎が備わってくると伸びてきます。
しゅんP:そうか、英語は基礎固めしていけば、受験に間に合いそうなんですね!
塾長:はい、得点が安定し出すまで恐らく夏頃までかかると思いますが、それ以降ググッと伸びできますよ!
では、次は数学です。
しゅんP:数学は正直、受験生の時は得意でした! 今は公式とか忘れていて、ちょっとどうかな……。
塾長:医学部受験に必要な基礎の基礎を見させていただいたのですが、200点満点中70点の評価はDです。中学内容はできているが、高校内容ができていないですね。
しかし、おもしろいことに、この答案からしゅんPさんの才能が見えましたよ!
しゅんP:え、そうなんですか? どこに?
塾長:余白に書かれたメモ書きを読み解いていくとわかります。
本来であれば、簡単な解き方があるにもかかわらず、遠回りをしながらも複雑な計算式で解いて正解しているんです! 根性で解いている上に計算ミスがないという! 本質的な理解があり、別法を考える思考力がある!しゅんPさんの計算力の高さが読み取れます。すごい!
しゅんP:そんなところまで見ているんですね! 遠回りしているので、いいのか、悪いのか……。
塾長:昨日の夜中にとても感心しました。楽しい解答だな、と担当講師と盛り上がりましたよ!しかし、計算の工夫をしないというクセがついています。実際の入試は限られた時間でミスなく解いていく必要があるため、これからは最短最適な解答方法で解を導いていくことがもとめられます。
しゅんP:嬉しいですね。じゃあ僕がもう一度医学部受験するってなったら、どう勉強していったらいいですか?
塾長:数学は時間がかかるので、10月ぐらいまで基礎知識を学びなおす必要がありそうです。
その後は、応用ですね。本来であれば、基礎と同じぐらい時間をかけていきますが、しゅんPさんは計算力、思考力、本質的理解があるので、それ以降は短時間でググっと成績が伸びていく可能性があります。
では、続いて、化学と物理ですね。
しゅんP:化学8点と物理14点は本当に終わってますね(笑)
塾長:でもこれは、ブランクがあって忘れているだけだと思います。特に物理なんかは佐藤先生から「公式など知識はほとんど忘れておられるとは思いますが、定性的な部分『こういう現象の時はどうなるのか』という感覚が正しいものをお持ちなので、抜けている知識を入れていけばどんどん伸びていくので、来年の受験に間に合う」とのコメントがありました。
しゅんP:本当ですか? 嬉しい。
塾長:化学に関しても同じく、知識面ではお忘れのようです。
しゅんP:現役医師で8点ははずいわー!!!
塾長:医師でもなかなか実務では使わないですよね。でもこちらも知識を入れ直せば、伸びていくと思われます。
ーーこのように、テストの分析結果・改善方法が細かく伝えられていきました。
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塾長:いずれの科目も、とても伸び代がありますので、来年度の受験は勝負できると思います! ぜひ来週のカリキュラムを組みましょう!!
しゅんP:いやいや昨日でいっぱいいっぱいです! ってか、もう医者だし!
経験者が語る医学部受験 短時間の勉強を何度も
しゅんP:来年度の受験で合格できそうって聞けてほっとしました。
そういえば、塾長も医学部出身って聞きましたが、本当ですか?
塾長:はい。そうなんです。22歳で東京大学の理科I類に入学し、東大の大学院在籍時に信州大学医学部を再受験。そして合格しました。人生遠回りの達人なんです。
しゅんP:じゃあ現役の講師かつ医学部受験をした塾長からして、受験の秘訣とか、勉強の秘訣って何かありますか? 医学部が難しくなっているのはもちろんですが、共通試験も難しくなり、受験の難易度が全体的に上がっていて、どう勉強したらいいか分からないという受験生もいると思います。
塾長:勉強法は一人ひとりふさわしい方法は違うので、こちらで分析をしないと正直ぴったりな勉強法はわかりません。でも何かアドバイスするとしたら、知識を正しく覚えるには、とにかく回数が大切です。
しゅんP:回数ですか?
塾長:はい。人間の生理学的に何回も触れるものは覚えるというものがあります。同じ時間をトータルでかけるなら、何回も触れるようにする。例えば、1週間で1時間勉強するなら、60分を10分6回に分けて触れる回数を多くする、
しゅんP:1日1時間ではなく、10分を6回に分けて6日やるってことですね。
たしかに、僕もはじめから完璧にする必要はないかなと思うんです。1回で完璧に覚えなくても、なんとなく頭に入れていきながら、何回も繰り返す方がいいんじゃないかなって。
塾長:その通りです。なんとなく繰り返しているうちにパーフェクトになっていく。それが残された受験までの間にどれだけできるかです。実際、京都医塾でも、個人勉強では15分刻みのスケジューリングしてやっています。
しゅんP:15分くらいがいいんですね。
塾長:人間ができる集中の持続時間で効率的なんですよ。それ以上に細切れに受験生のみなさんには、ぜひ試してみて欲しいです。
しゅんP:なるほど。では、参考書のことで質問があります。受験勉強をするとなると参考書がたくさん出ていますが、よく複数に手を出さない方がイイって聞きます。それはどう思いますか?
塾長:1つの参考書で完璧にする方がいいですね。そのために、まずは原理や定義を理解して、勉強を組み立ていく。そして、回数を重ねていくと良いでしょう。
京都医塾では、限られた時間で勉強できるよう、オリジナル教材を使っています。
しゅんP:いろんな参考書で学ぶよりも、1つの参考書で回数を繰り返していくと。塾長は学生の頃や受験シーズンは塾に行っていたんですか?
塾長:行っていましたよ。最大6教科を、有名な先生から学んでいましたね。ただ、学習効果が上がったわけではなかったんです。
しゅんP:なぜですか?
塾長:その先生たちがチームじゃなかったからです。一人ひとりの先生から別々の教科を学んでいて、先生たちは教科の学力を伸ばそうと努力してくださっていました。しかし、僕はついていくのに精一杯で、予習しかせず、復習することはなかったんですよね。結果、学んだことが定着していかなかったんです。
しゅんP:そうなんですね。そういった経験があるから京都医塾では、講師がチームを組んでサポートしているんですね。
塾長:まさに、そうです。受験勉強では、それぞれの科目をバランスよく計画的に学んでいくことが大切です。そのために、京都医塾では生徒1人に対して、講師13人がチームを組んでいます。先生同士がコミュニケーションをとりながら連携し、生徒の状況が共有される。そして、私が生徒の学習状況を統括して見ているんです。
しゅんP:なるほど、京都医塾の学習環境、仕組みがとてもよくわかりました。2日間久しぶりにテストを受けてしんどかったけど、有意義でした。元々勉強も好きなので、とても楽しかったです!
塾長:それはよかったです。私もしゅんPさんのテストや授業を通してとても素晴らしい生徒さんでした。現役時代の頑張りの片鱗が見える答案の分析、とても楽しかったです。ありがとうございました。
しゅんP:こちらこそ、ありがとうございました! また、京都に来たら立ち寄りますね。
塾長:ぜひ、お越しください! お待ちしています!
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今回は、しゅんしゅんクリニックPさんに
医学部受験経験者・現役医師の視点で京都留学を体験していただきました。
限られた時間の中でも、京都医塾の学習環境やサポート体制にとても興味を持っていただき、
さまざまな場面で共感してくださいました。
ぜひ、医学部合格を目指すみなさんも、1泊2日の京都留学体験に参加してみてください。
未来への道のりを一緒に描いてみませんか?
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