京都医塾化学科の尾藤です。
浪人するにあたり、それまでの自身の行動を振り返り、改めるべきだと感じたことが以下の2点でした。
① 夜型から朝方の生活へ
② 優先順位の高いものではなく低いものから勉強する
勉強が得意な人からすると当たり前のことかもしれませんが、私が現役のときは夜型の生活も優先順位の高いものから勉強することも、決して良くないこととは思わずやってしまっていました。これらを変えたことで何が良かったのかについて、話していきたと思います。
生活リズムを整えるカギは就寝時間
まず、朝型の生活についてですが、朝が苦手な私は、基本的に深夜に勉強や課題をやっていました。朝にやっても夜にやっても勉強時間が同じなら、集中できる時間にやる方が良いだろうと思っていましたが、朝型に変えることで学習効率が格段に上がりました。夜に勉強すると、眠たくなるまで頑張ろうという気持ちになってダラダラと続けてしまいます。一方早く起きて朝に勉強すると、「自宅を出るまでに化学の課題を終わらせよう」、「1限目の授業までに数学の予習を終わらせよう」といった感じで、メリハリをつけることができ、学習の密度が濃くなりました。また、朝は集中できないと思い込んでいましたが、毎日異なる時間に寝るから生活リズムが整わなかっただけで、実際は朝型の生活の方が1日中集中力を高く維持できました。
無駄な時間を減らすため、時間の使い方を工夫する
次に、優先順位の低いものから勉強するについてですが、「今日から1日2ページずつ問題集を進めよう」と決めても、しばらく経つと時間がないからできないという日が続き、結局一切やらなくなるという経験は皆さんあると思います。ついつい締め切りのある課題や怖い先生の予習を先にやり、「時間があればやろう」と思っているものは後回しにして、結局やらずに月日が経ってしまいます。そのため、スケジュールを立てるときに、「時間があればやろう」と思っているものから始めるように心掛けました。それにより、一つにかける時間をなるべく短くしようと色々と工夫するようになり、無駄な時間が減って、集中力も高まりました。
まとめ
大したことではありませんが、私自身はこの2つの変化により大きく学習効果が向上しました。意識・行動を変えることで結果は大きく変わります。色々と試行錯誤しながら、自分に合った学習スタイルと築き上げてください。そのヒントになればと思いながら書きましたので、参考にしてもらえればと思います。