医学部専門予備校京都医塾です。
このたびは、東京慈恵会医科大学1次試験合格おめでとうございます。
以下では、東京慈恵会医科大学2次試験について、ご紹介します。
東京慈恵会医科大学の小論文について
制限字数:1200~2400字
制限時間:60~90分
形式 : 課題文型小論文
配点:段階評価方式
東京慈恵医科大学の小論文は課題文型です。課題文を読み、自分で記述のテーマを設定、そこから1200~2400字の記述を行います。
他の大学と比べ、字数が非常に多いのが特徴です。この形式に対応するためには、事前に基礎的な医療用語の知識や医療の現状を頭に入れておくことは必須です。
また余裕があれば新聞記事や日々のニュースから時事ネタの知識を収集し、教養を深めておくことも大切です(受験生にそんな時間はないという声が聞こえてきそうですが、京都医塾の生徒は皆、毎週発行される『社説集』に目を通し、時事問題に日々触れているので、大丈夫ですね)。
難易度が高い分、準備をしっかり行ってから試験に挑むことで、他の受験生と差をつけることが出来るはずです。そのことを念頭に、小論文試験に備えましょう。
東京慈恵会医科大学の面接について
面接時間:分7分×6回
形式 :MMI形式(受験生:1人 面接官:1人)
そもそもMMIとは?
マルチプル・ミニ・インタビューという、複数の課題を用いた面接試験を言います。多くは提示されたシチュエーションに対して、自分がどう対処するかを問われます。
内容と過去の質問例
- 絵画(豪華な装飾が施された室内に大人の女性が座っていて、その膝の上に女の子が乗っている。その2人横には花束を持った男性が立っていて、その両側に花束を欲しがる男女の子供がいる)を見て、絵画の内容や解釈を答える
- 介護施設の入居者の身体にあざがあり、虐待の疑いがある。その時の対処方法がA~Eまで書いてあり、不適切な順番に並べる。また、そのように並べた理由を述べる。
- 家族と旅行に行った際、患者さんの様態が急変した場合どうするか
- プラスチックごみに関する記事を読んで、質問に答える
- 本学志望理由
- 併願校
MMI形式ではありますが、志望理由や併願校など、オーソドックスな質問を聞かれることもあります。一般的によく聞かれる質問に対しての返答は必ず一通り考えてから2次試験に挑みましょう。
おわりに
- 小論文は課題文型かつ、他大学と比べて特殊な出題形式ですが、知識を軸に意見を展開できるよう準備しておけば、対応できるはずです。しっかりと準備しましょう。
- 面接はMMI形式ですから、多様な質問が考えられます。出来れば、学校や塾の先生のような、「面接」を知っている人物と練習を重ねておきたいところです。
医学部専門予備校京都医塾では、90分間の二次試験対策を無償で受けることも可能です。どうぞご活用ください。ご連絡お待ちしております。