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獨協医科大学 面接 小論文の二次試験対策【2023年】

獨協医科大学 面接 小論文の二次試験対策【2023年】

医学部専門予備校の京都医塾です。

この記事では、獨協医科大学2次試験について、ご紹介したいと思います。

獨協医科大学の小論文について

 制限字数:要約200字 自身の意見400字

 制限時間:60分

 形式 : 課題文型小論文(要約を含む)

 獨協医科大学の小論文は、約3000字の文章を読んでから問1で200字以内に要約したのち、本文の内容について600字以内で意見を述べるという形式のものです。2011年から2020年まで600字の記述でしたが、2021年からは600字記述ではなく400字記述になり字数が200字減りました。

 いずれにせよ、要約が大切であることは間違いないでしょう。ここでズレた答案を書いてしまうと、問2もズレた解答を書くことになりかねないので注意が必要です。

獨協医科大学の面接について

 時間:15分程度

 形式 :個人面接(受験生:1人 面接官:3人)

過去の質問例

  • 仮に地元や東京の大学に合格した場合、それでも本校を選ぶか。

⇒大学の魅力・特徴をしっかり調べておかないときちんと答えられません。苦し紛れに「餃子が好きだから、御校にします」なんてのもダメですよ、きっと。

  • 教育格差についてどう思うか
  • 地域医療とはどういうものか

⇒こういった医療を取り巻く課題や社会問題については一通りの知識を持っての臨むべきです。また、受験校がその問題に対してどう取り組んでいるのか、などについても把握しておくと、大学への関心を示すことができるでしょう。

たとえば、「獨協医科 地域医療」などで調べれば、きっと素敵なものが見つかりますよ。

  • 異性にもてるにはどうしたらいいか

⇒こんな面白い質問もあるのですね。しかし、これはネタではなく、おそらくコミュニケーションや人間関係への考えを問うものだと考えられます。

  • 医療以外の気になるニュースはなんですか

⇒普段から、新聞に目を通していないといけませんね。受験生にそんな時間はないという反論が聞こえてきそうですが、京都医塾の生徒は皆、毎週発行される『社説集』に目を通し、時事問題に日々触れているから大丈夫ですね。

  • 併願校はどこですか

⇒医学部は御校しか受験していません!なんていう嘘はつかないようにしてください。その嘘はバレバレです。合否にはかかわりませんから、基本的に素直に答えましょう。

  • 大学に入って何をやりたいですか

⇒よく聞かれる質問の1つです。課外活動や、自身の将来像に関することなど、
しっかり答えを準備していきましょう。

  • SNSの利用についてどう思いますか。

⇒情報社会でどのように振る舞うかということでしょう。ネットで炎上するような学生がいると、大学が悪い意味で有名になってしまいますからね。

  • 本学は国際的に貢献できる医師の養成に取り組んでいるが、あなたが国際性を養うために取り組んでいることはあるか

⇒高校の頃に海外研修等の経験がある受験生は、その旨とそこで得た知見を、そのような経験がない受験生も何か関心が示せる答えを用意しておきましょう。獨協医科大学で提供されている留学プログラムなどについて調べておくとよいでしょう。

 このように、典型的な質問だけでなく、いろいろなことが面接では聞かれているようです。これらの質問への解答を事前に全て用意するのは事実上不可能です。したがって、普段から新聞を読むなどして、いろいろな考え方があることを知っておくことが大切です。

おわりに

・出願時に書いた自己申告カードの控えはありますか。あれは面接で使われます。もし、控えがない人がいれば、早めに思い出しておきましょう。

 京都医塾では90分間の二次試験対策を無償で受けることも可能です。どうぞご活用ください!ご連絡お待ちしております。

投稿者:島田 久遠

  • 役職
    医塾主任/国語科講師
  • 講師歴・勤務歴
    21年
  • 出身大学
    北海道大学文学部
  • 特技・資格
    漢検準1級など、役に立たない検定多数合格
  • 趣味
    万年筆、サイクリング、アウトドア、映画鑑賞、根付作成、断捨離
  • 出身地
    茨城県
  • お勧めの本
    7つの習慣

受験生への一言
『真似ること。』
自分が経験的に身につけてきたことなんてものは、人類の歴史からみたら紙屑みたいものです。もっと先人の知恵から学ぶことが大切です。個性や独創性を求める前に、まず最低限の型を身につけなければ私たちは何もできないと自覚し、常に周囲から貪欲にパクリ続けるもとい学び続けるという姿勢を、1日も早く身につけてください。これができれば「人生是日々勉強」なんて当たり前のことだと気づけるはずです。