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英語学習に役立つサイトの紹介(前編)

英語学習に役立つサイトの紹介(前編)

京都医塾英語科の野口です。今回は、英語学習をするうえで役立つインターネット上のサイトをご紹介いたします。

私が高校生だったころは携帯電話(スマートフォンではなくて)が出回り始めた時期で、私は田舎の高校生ですから、同級生でも携帯電話を所持していた人のほうが圧倒的少数派でした。当時から考えれば、中高生でも一人一台スマートフォンを当たり前のように持っている現在は、隔世の感があります。

※この原稿もグーグルドキュメントでクラウド上にリアルタイムで自動保存しながら書き進んでいますしね。マジ近未来!

自分が受験生だった20年前と今の受験英語の勉強とを比べると、音声面(聴く・話す)からの学習を強調される機会が格段に増えています。

もっとも、当時であっても英語が得意な受験生は、自覚せずとも音声を英語学習に取り入れていたような気もします。自分は定期テスト1週間前には、長文テキスト付属のCDを大音量でひたすらリピート再生して、シャドーイングや音読を実践していました。テスト本番には長文の内容をほぼすべて覚えてしまった状態で望んでいましたので、当然、得点はよく取れました。振り返ってみれば、「シャドーイング」と「音読」の違いも知らぬまま無手勝流で勉強していたんです。とにかく音声面からの学習を継続して取り入れられれば、試験にリスニングやスピーキングそのものは必要ないとしても、学習の相乗効果で英語の得点は非常に上げやすいというのが実感です。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は、英語学習をするうえで役立つインターネット上のサイトのご紹介です。

YouGlish

https://youglish.com/

音声面で画期的なサイトになります。

なぜ、このサイトをを紹介したのかというと以前にこのような場面がありました。

京都医塾物理科の佐藤先生と雑談しているなかで、こんな質問をいただきました。「物理学でGermerという人物がいて、この綴りなら、『ガーマー』じゃなくて『ジャーマー』ではないんですかね?長年疑問に思っていたんですけど」。

京都医塾は講師間でそれぞれの科目専門を超えて気軽に質問できる環境はとても居心地がよいです。そのおかげで、いつも知的な刺激を受けています。こちらの素朴で幼稚な質問にも、どの科目の先生からも即座に的確な答えが素人にも分かりやすく返ってきて、すぐに疑問が解消されます。周りの先生方の、講師としての説明するちからにはいつも圧倒され通しです。

さて、物理科の佐藤先生にそういわれれば、Germanやgermなど、Germ-で始まる、すぐ思いつく語はどれも「ガー」ではなく「ジャー/dʒɜː(r)/」で発音されていますから、私もその場では「『ジャーマー』いけそうっすね」と返し、若干お茶を濁してしまいました。

翌日は休日でしたが、放っておくのも気持ち悪いので調べることにしました。(後編に続く)

投稿者:野口 剛

  • 役職
    英語科主任/英語科講師
  • 講師歴・勤務歴
    9年
  • 出身大学
    京都大学教育学研究科
  • 特技・資格
    なし
  • 趣味
    読書
  • 出身地
    愛媛県
  • お勧めの本
    最高の任務

受験生への一言
ぜひ、京都医塾へお越しください。