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関西医科大医学部 小論文と面接の二次試験対策 【2025年度】

医学部専門予備校の京都医塾です。
以下では、関西医科大学医学部入試の2次試験について、ご紹介したいと思います。

関西医科大学の小論文について

関西医科大学医学部の入試では、1次試験及び、2次試験での小論文の実施はありません。2次試験は面接のみで判定されるため、しっかりとした対策を行いましょう。

関西医科大学の面接について

まず、基本情報の確認をしましょう。

募集要項を見ると、以下の注意書きがあります。

※面接を2回受験していただく場合があります。

※公正を期すため、面接内容を録音します。 

※第2次試験では、学力の三要素の一つである「主体的に学習に取り組む態度」の他、「医師とし ての資質・適性」を評価するため、面接を実施します。

録音されていても、面接が2回あったとしても気にする必要はありません。

特に3つめの注意点を意識して、言って良いことと良くないことを区別して、面接に臨みましょう。

面接時間:10~15分程度

形式 :個人面接(受験生:1人 面接官:3人)

過去の質問例

  • なぜ関西医科大学を志望したのか

⇒大学の特徴や建学の精神、教育理念、カリキュラムなどしっかりと調べ、それを自身の医師志望理由と具体的に関連付けるようにしましょう。

※関西医科大学の建学の精神は「慈仁心鏡」です。「慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。」とあります。

  • 医師志望理由

最頻出質問の1つです。必ず準備しておきましょう。個人的な事情ではなく、「医師としてどのように社会に貢献するか」という視点を中心に。

  • 成功体験と失敗体験を一つずつ、そこから学んだこと

成功体験→工夫と努力で得られた成果、他者と協力して成し遂げたことなど。

失敗体験→失敗をどのように乗り越えたか。

  • 併願校について

他に併願校がある場合は、正直に「ある」と答えて構いません。

  • 将来の理想の医師像。また、理想の医師に近づくためには、何が必要か。

この質問も医師志望理由に続き、最頻出質問の1つです。将来どのように医療を提供していきたいのかを考えておいてください。以下のように、できるだけ具体的なものが良いでしょう。

「総合診療医として地域の予防医療を推進する」

「整形外科医として高齢者の身体機能の維持・回復に努め、健康寿命の延伸に貢献する」

「遠隔医療の充実に携わり、医療格差の解消を図る」

  • 医学研究についてどう思うか

どこの大学でも聞かれる可能性のある質問です。オーソドックスな質問への解答はあらかじめ準備しておきましょう。また医療を取り巻く現状や基礎的な医療単語の知識はしっかりと身につけておきましょう。余裕があれば時事ネタも知っておきたいところです。

  • 資料や記事を見て意見を述べる

昨年度は「高齢化問題」「科学技術」などについて問われています。文章やグラフをその場で読んで質問を受けるようですが、1人で対策するのは難しいかもしれませんね。

おわりに

面接では、コミュニケーションがしっかりとれるか、ソーシャルスキルが備わっているか をチェックしています。面接において医師としての適性がないと判断された場合、不合格となります。面接対策や練習を通して、対応力を高めていきましょう。