医学部専門予備校の京都医塾です。
以下では、関西医科大学医学部入試の2次試験について、ご紹介したいと思います。
2次試験(面接)の日程・試験場について
試験日 令和6年2月10日(土) ※集合時間等については、第1次試験合格者発表時に通知。
試験会場 関西医科大学枚方キャンパス 医学部棟
配点 1次選考(400点満点)+面接(段階評価)
合格者発表・補欠者発表 令和6年2月15日(木) 10時
※ 面接試験は2回受験する場合あり。
※ 2次試験では学力の三要素の一つである主体的に学習に取り組む態度と医師としての資質・適性を評価するため、面接を実施。
※公正を期すため、面接内容を録音される。
関西医科大学の小論文について
関西医科大学医学部の入試では、1次試験及び、2次試験での小論文の実施はありません。2次試験は面接のみで判定されるため、しっかりとした対策を行いましょう。
関西医科大学の面接について
面接時間:10~15分程度
形式 :個人面接(受験生:1人 面接官:3人)
上述の通り、学力の三要素の一つである主体的に学習に取り組む態度と医師としての資質・適性を評価されます。これらを念頭に置いた受け答えを意識しましょう。
過去の質問例
・なぜ関西医科大学を志望したのか
⇒大学の特徴や建学の精神、教育理念、カリキュラムなどしっかりと調べ、それを自身の医師志望理由と具体的に関連付けるようにしましょう。
※関西医科大学 建学の精神 …「慈仁心鏡」、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。
・医師志望理由
最頻出質問の1つです。必ず準備しておきましょう。個人的な事情ではなく、「医師としてどのように社会に貢献するか」という視点を中心に。
・成功体験と失敗体験を一つずつ、そこから学んだこと
成功体験→工夫と努力で得られた成果、他者と協力して成し遂げたことなど。
失敗体験→失敗をどのように乗り越えたか。
・併願校について
他に併願校がある場合は、正直に「ある」と答えて構いません。
・将来の理想の医師像。また、理想の医師に近づくためには、何が必要か。
この質問も医師志望理由に続き、最頻出質問の1つです。将来どのように医療を提供していきたいのかを考えておいてください。できるだけ具体的なものが良いでしょう。
例:
「総合診療医として地域の予防医療を推進する」
「整形外科医として高齢者の身体機能の維持・回復に努め、健康寿命の延伸に貢献する」
「遠隔医療の充実に携わり、医療格差の解消を図る」
・研究についてどう思うか
どこの大学でも聞かれる可能性のある質問です。オーソドックスな質問への解答はあらかじめ準備しておきましょう。また医療を取り巻く現状や基礎的な医療単語の知識はしっかりと身につけておきましょう。余裕があれば時事ネタも知っておきたいところです(京都医塾の生徒は皆、毎週発行される『社説集』に目を通し、時事問題に日々触れていますから、心配ありませんね)。
・資料や記事を見て意見を述べる
昨年度は「高齢化問題」「科学技術」などについて問われています。
おわりに
面接では、コミュニケーションがしっかりとれるか、思想に偏りがないかどうか をチェックしている。
面接において医師としての適性がないと判断された場合、不合格となる。
医学部専門予備校京都医塾では、90分間の二次試験対策を無償で受けることも可能です。どうぞご活用ください。ご連絡お待ちしております。