京都医塾英語科です。
このページでは「国際医療福祉大学医学部の英語」についての過去問分析コメントを紹介します。
・“医学部受験に興味がある”という方
・“国際医療福祉大学医学部”の受験を考えている方
・“国際医療福祉大学医学部の英語がどのような問題か知りたい”という方
オススメの記事となりますので、興味のある方はご一読ください。
目次
概要
【形式・制限時間・配点】2024年度
形式: マークシート
制限時間:80分
配点: 200点
出題の傾向と特徴
形式に加え、大問数も固定されてきた2017年度以降の8年分についての傾向をまとめます。
【毎年恒例の出題形式】
- 四択問題
- 並び替え問題
- 長文問題
- 長文問題
- 長文問題
【制限時間に対する問題量】
問題量が非常に多いです。そのため、相当な処理速度で解かなければ、時間ギリギリになったり、最後まで解き切れないと思います。
##2024年度(最新の過去問)の分析
さらに踏み込んで、最新の入試問題を具体的に分析したいと思います。
※以下、過去問をお手元にご覧になるのが理想的ですが、過去問がなくても問題なくお読み頂けます。
【第1問】
≪2024年度の目標値≫
四択問題です。なかなか意地の悪い問題もあり、「慣れ」で文法・語法問題を解いている受験生を振るい落とそうという意図がひしひしと感じられます。語彙レベルも高いですが、しっかり考えれば語彙とは関係なく解ける問題もあり、確実に取れる問題でしっかり点を稼ぐことが重要です。後続の問題量を鑑みて、素早く解くことも意識しなければなりません。
英語を得点源にしたい受験生…10問中7問
他教科を得点源にしたい受験生…10問中5問
【第2問】
並べ替え問題です。色々仕掛けがあり、一筋縄ではいきません。受験生の思考力を問うという点では良問と言えるでしょう。でも、受験生の立場からすると解きにくい、解けたと思っても間違えるやっかいな問題が並んでいます。日本語がついているタイプの問題で、2024年度に限って言えば、日本語はヒントになってくれます。ただ、一般的には日本語に依存しすぎると間違える受験生も多いので、「問題を解くためのヒントの1つ」くらいに位置づけて下さい。
≪2024年度の目標値≫
英語を得点源にしたい受験生…5問中3問
他教科を得点源にしたい受験生…5問中2問
【第3問】
長文問題です。WHOが発展途上国に各地域にある伝統的医療を活用するよう伝えたという内容です。問題はすべて、それぞれのパラグラフに含まれている誤った英文を選ぶ、というものになります。ここで言う英文の誤りとは、もちろん文法と内容(意味)の両方から検討されなければなりません。かなり分かりにくいものと、比較的気づきやすいものが極端に分かれている印象です。どこが間違えなのか見えない問題に時間をかけるのは避けておきましょう。普段から文法と意味の両方に注意を払いながら、長文を読む訓練をしてきた人と、意味だけに頼って長文を読んできた人との差が、顕在化する問題であると言えます。
≪2024年度の目標値≫
英語を得点源にしたい受験生…5問中4問
他教科を得点源にしたい受験生…5問中3問
【第4問】
長文問題です。癌になりやすい生物となりにくい生物がいるのはなぜなのか、がテーマです。本文の内容もちょっと読みにくい可能性があるうえに、受験生には馴染みのない可能性が高い語彙が使われています。さらには問題の選択肢が切りにくく、全体として難易度は高めです。以上より一定の語彙力に加えて、文脈を手掛かりに意味を考える力が試される問題であると言えます。
≪2024年度の目標値≫
英語を得点源にしたい受験生…12問中9問
他教科を得点源にしたい受験生…12問中7問
【第5問】
地球の全凍結と酸素の増加はどちらが先に起こったのかを調べるという内容です。個人的には読みにくかったです。空所補充、下線部の意味、段落を補充する問題、内容一致がありますが、今年度は選択肢で使われている単語が馴染みのないものであったり、「こんなときにこの単語を使うの?」という意外な使い方をするものもあり、難易度は高いと思います。
問4の内容一致問題に関しては、選択肢が8つと多い分、時間を浪費する危険がありますので、注意が必要です。ただし、①から⑧までの選択肢が、本文の順序通りに内容の真偽が確かめられるものになっています。そのことに気がつけば、一つの段落を読み終わるごとに、順番に選択肢の検討することで、効率的に問題に取り組めるのではないでしょうか。また、パラグラフを挿入させる問3においては、まずは指示語や冠詞、そして、ディスコースマーカーに注意を払うことが必要です。今回の問題ですと、Russiaとかconverselyといった単語がヒントになりますが、内容をしっかり理解できないと解きにくいと思われます。
≪2024年度の目標値≫
英語を得点源にしたい受験生…13問中8問
他教科を得点源にしたい受験生…13問中7問
【総評】
以上より、国際医療福祉大学医学部の英語は、難解な問題があるうえ、問題量も非常に多く、時間制限の厳しい試験であると言えるでしょう。ですので、解ける問題から解いたり、長文問題では先に問題を見ることで効率的に問題を解く順序を考えることができるとよいと思います。
まとめ
というわけで、今回は国際医療福祉大学医学部の英語についてまとめてみました。皆さんの参考になれば幸いです!
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