医学部の数学の特徴
特に私立大学医学部の中でも偏差値帯が高い大学を除くと、「求値問題が多い≒証明問題が少ない、途中式が採点対象にならない形式が多い」ことが特徴に挙げられます。
また、計算量や問題数が多く、問題量に対して試験時間が短く設定されていることが多いです。
他学部に比べると「数学Ⅲの割合が多い」ことも特徴の一つと言えるでしょう。
したがって、注意すべき点としては「満点を狙うよりは、“解ける問題を確実に合わせる”ことを意識する」ことが重要になります。
もちろん、スピーディに解くことは重要ですが、奇問・難問が混ざっていることが多く、解くべき問題が限られている場合がほとんどであり、解くべき問題を見極めることが必要になります。
京都医塾の数学
前述した医学部の特徴を踏まえた上で、最適なカリキュラムを作成しています。
つまり、“解ける問題を確実に合わせる”ことを最優先に考えたカリキュラムや指導を確立しています。
いくら論理的思考力や論述の力が高くても、求値問題で値を間違えたら、たとえ最後の1行での計算ミスであっても0点になってしまう大学がほとんどです。
合格のために徹底すべきは、「“わかる”ではなく、“できる”ようになること」です。
朝には「朝計算」を解かせて、一週間に一度、個別授業でチェックを行います。
また、大学受験では時として厳密な数学よりも“イメージを掴みやすい理解”が役に立つことがあります。
高偏差値帯の大学・解答に記述が必要な大学を目指す生徒には、記述や証明問題をも網羅した対策を行うカリキュラムをご用意するなど、私たちは常に状況に合わせた柔軟な対応で指導にあたっています。