社会人としての経験を積みながらも、30歳を過ぎてから医師を目指す人は少なくありません。
30歳以上から医学部を目指すことは、医学部再受験の中でも合格のハードルは高くなります。
しかしながらけっして不可能というわけではなく、30歳以上でも医学部合格に成功している人はいるのです。
そこで今回の記事では、30歳から医学部を目指す人に向けて、役立つ情報をまとめてお届けいたしましょう。
目次
30歳から医学部合格できる?
30歳を過ぎてから医学部受験を目指そうと思い立ったとき、気になるのが年齢制限です。
この項では、年齢に関する医学部受験について詳しく解説していきましょう。
何歳からでも医学部受験はできる
医学部受験に年齢制限はありません。
そのため、30歳以上であっても医学部を受験することが可能です。
防衛医科大学では受験資格が18歳以上21歳未満となっており30歳以上であると受験できませんが、その他の医学部では公式に年齢制限の明記はありません。
いくつからでも医学部を受験することが可能といえますが、年齢に対する上限が厳しい大学もあることを理解しておく必要があります。
30歳からの医学部受験はハードルが高い?
そもそも医学部受験は、現役生や浪人生の世代にあたる10代や20代でも難しいと言われています。
ましてや30歳を過ぎると、勉強するための体力や集中力は落ちてしまうのではないかと合格のハードルを高く感じてしまうのも無理はありません。
実際に医学部合格者のうち30代以上の割合は少ないのが現実です。
ただし、30歳以上の受験生であっても覚悟を決めて受験勉強に励み、合格を勝ち取る人はいますので決してあきらめることはないのです。
30歳からでも医学部に入学できる
30代以上の医学部合格者の割合は少ないといっても、医学部入学を果たしている人は一定数います。
国公立大学医学部では2022年度の入試では30代以上の合格者は40名でした。
国公立大学医学部医学科の定員は合計5,505名であると考えると、30代以上で入学した人の割合は約0.7%です。
30代以上の入学者の割合は毎年多少前後しますが、30代や40代でも医学部医学科に合格している人が毎年いるのは事実です。
30歳からでも医学部合格する人の傾向
30歳からの医学部受験は厳しい道のりではありますが、毎年医学部に入学している人がいることは励みになります。
それでは、どのような人であれば医学部に合格することができるのでしょうか。
この項では、30歳からでも医学部に合格する人の傾向について解説していきましょう。
大学にこだわりすぎない人
30歳からでも医学部合格する人には、大学にこだわりすぎない柔軟な姿勢がみられます。
あくまでも医学部に合格することを目標に据えて、少しでも合格の可能性が高い大学を選んで受験しているのです。
学費が高い私立大学は敬遠されがちですが、今は奨学金制度も充実しているため経済的に厳しい人も通えるようになっています。
国公立大学医学部だけではなく、私立大学医学部への道も幅広く視野に入れて受験している人は合格する傾向があります。
受験勉強に打ち込むことができる人
30歳からの医学部受験では、いかに受験勉強に専念できるかがカギを握ります。
再受験生の中には仕事を続けながら受験勉強する人も多いですが、仕事をしながらの受験勉強は非常に厳しいです。
十分な勉強時間の確保が難しくなるため、仕事をやめることも1つの選択肢です。
働きながら受験をすることを決めたならば、仕事以外の時間はすべて受験勉強に注ぐほどの覚悟が必要になるでしょう。
実際に30歳以上の再受験では勉強時間をしっかり確保して、受験勉強に打ち込む人が合格している傾向があります。
合格から逆算して試験対策に取り組む
30歳からの医学部受験では、効率良く勉強することが重要です。
再受験生は受験勉強にかけられる時間が限られているので、合格への道筋を明確にすることが必要になります。
合格最低点などから志望校の分析を行い、自分の学力との差を把握することで自分がどれくらい勉強すればよいかが具体的になります。
ただやみくもに勉強するのではなく、合格から逆算して入試までに効率的に学力を上げられる人が合格できるといえるでしょう。
30歳からの医学部受験に失敗する人の傾向
30歳から医学部に合格する人の傾向について見てきました。
それでは、30歳以上で医学部を目指しながらも失敗してしまう人とはどんな傾向があるのでしょうか。
この項で詳しく解説していきましょう。
何が何でも合格するという覚悟がない人
医学部再受験で合格するには並大抵の努力では成しえません。
漠然とした気持ちで医学部受験をはじめてしまうと、勉強量の多さに圧倒されて途中で挫折してしまうこともあるでしょう。
仕事をしながらの医学部受験は勉強時間の確保ができづらく、1年で合格できないこともめずらしくありません。
数年越しの受験になるとモチベーションも下がりがちで、相当の覚悟がないと合格が難しいです。
独学で受験にのぞむ人
30歳からの再受験生の中には、医学部以外の大学を卒業している大学受験経験者も多くいます。
しかし、医学部以外の学部受験の経験から、独学で受験にのぞむ人は失敗する傾向があります。
独学であれば予備校や塾にかける費用を抑えることが出来ますが、学習効率が落ちてしまいがちです。
独学で合格できないわけではないですが、ただでさえ厳しい30代以上の医学部受験においては予備校を利用することで合格に近づけるでしょう。
受験できる大学の幅が狭い人
30歳からの医学部受験で失敗してしまう人の多くは、受験できる大学の幅がせまい人です。
国公立大学医学部だけしか受験しないという人は、かなりリスクがあります。
共通テストが必須となる国公立大学医学部の合格を目指すためには、膨大な勉強量が必要で難易度も高くなります。
30代以上の受験生は受験する大学の幅を広げて、合格できる大学を選ぶことが得策でしょう。
早く医師になることを目指すのであれば、私立大学医学部も視野に入れた受験をおすすめします。
30歳からの医学部受験で専門予備校がおすすめの理由
30歳からの医学部再受験は独学で合格するのはかなり厳しいため、医学部専門予備校に通うことがおすすめです。
この項では、医学部専門予備校がおすすめの理由について解説していきましょう。
効率的に勉強できる
30歳からの医学部受験では、勉強効率を上げることが重要です。
限られた時間で勉強しなくてはならず、せっかく勉強時間をかけるならば確実に学力を上げたいと思う人も多いでしょう。
医学部専門予備校の場合は、志望校に的をしぼって試験対策を立てるので、時間の無駄を省き着実に力をつけていくことができます。
勉強時間の確保が難しい再受験生であっても、医学部専門予備校を利用することで合格に近づく勉強をすすめられるでしょう。
情報が入手できる
情報戦といわれる医学部受験ですが、再受験生も例外ではありません。
医学部合格のハードルが高くなる30歳からの医学部受験では、情報収集をすることなく医学部受験に挑むのはリスクが大きいといえます。
しかし情報収集は自分1人では時間を要するものなので、医学部専門予備校に頼ると良いでしょう。
医学部のみを専門とした予備校なので、全国の医学部の最新情報の中から再受験生にしぼった受験情報をいち早く入手できます。
入試科目の変更や募集人数、再受験生の合格人数など細かな情報もしっかりリサーチしているので、情報収集に時間をかけることなく本来の受験勉強に集中できるでしょう。
最短距離で合格をめざせる
仕事をしてきた30歳代の医学部再受験生の中には、勉強から離れていたブランク期間が長い人も少なくありません。
ブランクが長い受験生はゼロから受験勉強をはじめることになりますが、医学部合格レベルまで学力を上げるのは至難の業です。
医学部予備校では志望校に最短距離で合格できるプランニングをしてくれるので、自分で勉強計画をたてるよりも確実に学力向上が期待できるでしょう。
再受験生をたくさん見てきたベテランの講師から指導を受けられるので、独学で勉強するよりも短期間での合格が目指せます。
30代から医学部合格を目指すなら京都医塾
上述しましたように、ただでさえ難関である医学部受験に30歳から挑むことは非常に厳しい道のりです。
しかし、30代以上の医学部入学者が毎年一定数いることは事実です。
30歳を過ぎてから医師になることを決意して、見事合格することは不可能ではないのです。
ただし、独学での医学部再受験は非常に難易度が高いため、医学部専門予備校が大きな助けとなるでしょう。
医学部専門予備校の中でも、とくにおすすめなのが京都医塾です。
京都医塾は、医学部受験に特化したカリキュラムや優秀な講師陣を強みに、これまでたくさんの受験生の医学部合格を導いてきた医学部専門予備校です。
当塾では何人もの再受験生が医学部合格の夢を叶えています。
ここから先は、そんな京都医塾の魅力についてお伝えしていきましょう。
再受験生のニーズを叶えるオンライン授業
仕事をしている再受験生は予備校に通いたくても、授業時間に教室にたどり着くことが難しいこともあるでしょう。
京都医塾のオンライン予備校では、自分の都合のよい時間帯を選んで授業を受けることができます。
時間の縛りがないので、仕事が休みの日に授業を多く受講するなど調整も可能です。
予備校に通う時間が不要になるため、忙しい再受験生には最適な授業形態といえるでしょう。
最新の情報から合格できる受験戦略をたてる
先ほどもお伝えしたとおり、医学部の受験情報の収集は欠かすことができませんが、思うより時間がかかるものです。
京都医塾では、常に最新の情報を仕入れて、学生に提供しているので、時間に追われる再受験生の強い味方になってくれます。
当塾では、最新の入試情報から合格可能性が高い大学を見極めて、1人ひとりに対して受験戦略をたてています。
たとえゼロからスタートする再受験生であっても、医学部受験のプロの指導によって合格に近づくことでしょう。
再受験生だからこその悩みに完全サポート
30歳からの医学部受験では、仕事や家族にある程度の犠牲を払いながら受験勉強をしている人も多くいます。
不安な気持ちや精神的なプレッシャーに耐えながらの受験勉強は、現役生とくらべものになりません。
京都医塾では、そんな再受験生の不安に寄り添うためにカウンセラーが配置されています。
カウンセリングに定期的に相談をすることで、不安が払しょくされるでしょう。
京都医塾はモチベーション維持が難しい再受験生にも徹底的なサポート体制を整備しているのです。
まとめ
現役生や浪人生であっても医学部受験は難関です。
30歳からの医学部合格を目指すためには相当の覚悟が必要になります。
ブランクがある再受験生は、ゼロから受験勉強をスタートさせるので数年単位で目標を立てる必要があります。
しかしながらも、できるだけ早く医学部に入るために予備校利用を検討している人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、オーダーメイドカリキュラムや医学部受験のプロ講師陣を強みに、高い合格実績をたたき出している予備校です。
私たちは本気で医学部受験を目指している人に惜しまず徹底的にサポートし続けます。
30歳を過ぎてから医学部合格を目指す人には京都医塾こそ最適です。
京都医塾であなたの医学部合格の夢を叶えましょう。
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